LRTK アプリの独自コンテンツ

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2023年4月4日 掲載
LRTK 端末を利用するために必要なLRTK アプリ。
基本利用は無料ですが、有料プランで従来の測位を一変させるような様々な機能が利用できます。
無料機能から、有料機能まで、LRTK アプリでできる全てをご説明します。
※有料機能は月額3万円(税抜)で全ての機能がご利用可能です。
※有料機能はLRTK PhoneとiPhoneの同時使用でのみご利用可能です。
目次
無料機能
① 単点測位
② ロギング (連続測位)
有料機能
③ 屋内測位
④ 測位写真
⑤ 被写体測位
【無料機能】
① 単点測位
ある単一の点を測位する機能です。
LRTK アプリでは、三脚や赤白ポールの長さをオフセットとして引くことができます。
データは、LRTK アプリ、もしくは同期したLRTK クラウド上から確認できます。
例:LRTK クラウド

緯度経度高さなど、測位の際のあらゆる情報を確認できます。
座標情報は、csvもしくはpdfでのダウンロードが可能です。
② ロギング (連続測位)
10Hz (1秒間に10点)で、測位し続ける機能です。
移動しながらロギングし続けることで、移動の軌跡を取ることも可能です。
軌跡は横 (地面に平行な視点)から見ることで縦断図になります。
例:LRTK クラウド

測位した全ての点の情報を確認できます。
地図上では移動の軌跡も確認できます。
座標情報は、csvでのダウンロードが可能です。
【有料機能】
③ 屋内測位
屋内でcm精度の測位をする機能です。
単点測位とロギングのどちらも可能です。
誤差は移動距離に対して約1%で蓄積します。
例えば、屋内で100mの移動をすると、100m先では1mの誤差が出ます。
例:LRTK アプリ



測位前に方位補正をする必要があります。
LRTK アプリ上に表示されるメッセージを実行してください。
※過度な揺れのある環境、光の少ない環境、カメラが手でおおわれる場合は精度が低下します。
④ 測位写真
撮影した写真の座標情報をRTK精度に置き換える機能です。
座標はiPhoneのカメラの位置になります。
フォトグラメトリによる精度のいい点群データの作成、現場での点検作業にお使いいただけます。
例:LRTK クラウド

緯度経度高さなど、測位の際のあらゆる情報と、撮影した写真を確認できます。
座標情報は、csvもしくはpdfでのダウンロードが可能です。
写真はjpegでのダウンロードが可能です。
⑤ 被写体測位
撮影した写真の被写体の座標を取得する機能です。
屋内測位時のみ利用可能です。
形状上測位しにくい地点での測位や、現場での点検作業にお使いいただけます。
例:LRTK アプリ


画面の十字線の中央の座標が取得できます。
緯度経度高さなど、測位の際のあらゆる情報と、撮影した写真を確認できます。
座標情報は、csvもしくはpdfでのダウンロードが可能です。
写真はjpegでのダウンロードが可能です。
※LIDARの搭載されたiPhoneのみでご利用可能です。
※有料機能は月額3万円(税抜)で全ての機能がご利用可能です。
※有料機能はLRTK PhoneとiPhoneの同時使用でのみご利用可能です。