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現場測量データをクラウド共有:
LRTK クラウド活用ガイド

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この記事は平均2分30秒で読めます
2025年3月5日 掲載
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現場の測量データ管理には、これまでいくつかの課題がありました。データが複数のPCやUSBメモリ、紙図面に分散しやすく、最新データの所在がわからなくなったり、最悪の場合は紛失してしまうリスクもあります。また、他のチームメンバーや協力会社とデータを共有する際には、メール添付や手渡しによるやり取りが必要で手間がかかりました。こうした従来のやり方では、 測量データのクラウド共有 や一元管理のニーズが年々高まっています。

これらの課題を解決する方法の一つが、クラウドを活用したデータ管理です。測量データをクラウド上にアップロードしておけば、インターネット経由でリアルタイムに共有でき、バックアップとしても機能します。クラウド上にデータが保存されていれば現場とオフィスで最新情報を同時に確認でき、情報伝達のタイムラグが大幅に縮まります。また、クラウドは権限設定によりアクセスを制限できるため、安全性も高く、重要な測位データをしっかり保護できます。まさにRTK測量データをクラウド管理することで、データ分散や共有の手間といった課題に対するソリューションとなるのです。

ではLRTK クラウドとは何でしょうか。LRTK クラウドは、高精度測位システム「LRTKシリーズ」と連携するクラウドサービスです。LRTK Phoneというスマートフォン装着型のRTK-GNSSデバイスや対応アプリで現場の高精度位置情報(RTK)や3D点群データを取得し、そのデータをインターネット上のクラウドに保存・共有するためのプラットフォームがLRTK クラウドです。

LRTKシリーズで取得した測量データをクラウドにアップロードすることで、現場で収集した情報を即座に社内チームや関係者と共有し、有効活用できます。

本記事では、初心者にもわかりやすく、このLRTK クラウドを使った現場測量データのクラウドへのアップロード手順と活用方法について説明します。加えて、測量技術者に役立つ専門的なポイントや他サービスとの比較も交え、LRTK クラウド導入のメリットをご紹介します。

LRTK クラウドの主な機能と特長

LRTK クラウドは、測量現場で取得した各種データをクラウド上で一元管理し、チーム内でリアルタイム共有できるよう設計されたサービスです。その主な機能と特長を見てみましょう。

  • 測位データや写真のクラウド管理: GNSSによる高精度な位置座標データや、位置情報つきの写真、さらにはスマートフォンで取得した3D点群データまで、あらゆる測量データをクラウド上に保存できます。クラウド上では地図上に測点や写真の位置がプロット表示され​、各ポイントの座標値・標高・メモなどの詳細情報も確認できます。現場で記録した写真も位置とともに一覧・プレビュー可能なので、「どの地点でどの写真を撮ったか」を直感的に把握できます。​

  • オフィスにいる担当者は専用ソフトをインストールする必要もなく、ブラウザでLRTK クラウドのWebページにアクセスするだけで最新の測位情報を確認可能です​。これにより、現場とオフィス間でUSBメモリの受け渡しやメール送信を待つことなくリアルタイム共有が実現します。加えて、LRTK クラウドではユーザーごとにアカウントを発行し、プロジェクト単位でアクセス権限(閲覧のみ、編集可など)を設定できます。必要な人だけが必要なデータにアクセスできるため、情報漏洩を防ぎつつチーム全員で効率よくデータ活用ができます。社外の協力会社や発注者とデータを共有したい場合でも安心です。LRTK クラウドにはURLリンクによるデータ共有機能があり、共有したいデータを選んでワンクリックで専用のURLを発行できます​。発行時にパスワード設定や閲覧可能な期限の設定もできるため、セキュリティを保ったまま外部にデータを渡すことが可能です​。リンクを受け取った相手はLRTK クラウドにログインしなくてもWeb上でデータを閲覧できるので、発注者や協力会社も手軽に現場データを確認できます​。発行されたURLを関係者に共有すれば、相手はログイン不要でクラウド上の測量データを閲覧できる(必要に応じてCSV等でダウンロードも可能)

  • 他のソフトウェア(BIM/GIS)との連携: LRTK クラウドで管理するデータは様々な形式でエクスポートでき、他のBIMやGISソフトウェアと連携して活用できます。例えば、測量した座標リストはCSV形式でダウンロードでき、そのままCADソフトやGISソフトにインポートして図面や地図上に点をプロットできます​。3D点群データもPLYやXYZ形式などで書き出せるため、AutodeskのReCapやInfraWorks、BentleyのContextCapture、あるいはArcGISなどで再利用可能です。写真データは位置情報付きの画像として保存されているので、BIMソフト上で配置したり、GISマップ上にピンを立てて管理することも容易です。さらに、LRTK クラウドは将来的にBIM/CIMモデルや設計図面データと現場測量データを重ね合わせて表示する機能拡張も視野に入れており、設計と施工のデータ統合をクラウド上でシームレスに行えるポテンシャルがあります(現在でも測量した点群と設計モデルを突合させて現地状況を把握するといった使い方が可能です)。

  • セキュリティとデータ保護: 建設・測量業界で扱うデータは重要情報も含まれるため、LRTK クラウドではセキュリティにも配慮しています。通信は暗号化され、クラウドサーバーは信頼性の高いデータセンターで運用されており、万全なバックアップ体制が敷かれています。ユーザごとのアクセス権限設定やパスワード付き共有リンク機能により、権限のないユーザーが機密データにアクセスすることを防止できます。不意の端末紛失や災害によるデータ消失の際も、クラウド上にデータが残っているため迅速に復旧できます。オンプレミスでサーバーを運用する場合と比べても、専門のセキュリティ対策が施されたクラウド環境に任せることで安全性と安定稼働を両立しています。

LRTK クラウドの導入・設定方法

次に、LRTK クラウドを実際に導入して使い始めるための基本的な手順を説明します。LRTK クラウドの使い方として、アカウント作成から測量データのアップロード、整理方法まで初心者にもわかりやすく解説します。

アカウント作成と初期設定

  1. アカウント登録: まずはLRTK Cloudの公式サイトにアクセスし、ユーザーアカウントを作成します。必要事項(氏名、会社名、メールアドレス等)を入力し、新規登録を行ってください。登録したメールアドレス宛に確認メールが届くので、記載されたリンクをクリックして認証を完了します。これでクラウドにログインできるようになります。

  2. 組織・プロジェクト設定: チームで利用する場合、初回ログイン後に自分の所属する組織名やプロジェクトを設定します。例えば「〇〇建設 現場Aプロジェクト」といったプロジェクトスペースを作成し、その中でデータを管理すると良いでしょう。プロジェクトにチームメンバーを招待することも可能です。メンバーごとに閲覧専用や編集権限を割り当てられるので、組織に合わせたアクセスコントロールを設定します。

測量データのアップロード手順

LRTK Cloudへ現場測量データをアップロードする方法はいくつかありますが、最もシンプルなのはLRTKアプリからの直接アップロードです。LRTK Phoneデバイスとスマートフォンを使って現場で測位・計測したデータは、アプリ内に保存されます。そのアプリ画面で「クラウドにアップロード」ボタンをタップすると、対応するクラウドアカウントにデータが送信されます​。

ネットワークに接続できる環境であれば、その場で即時にアップロードされ、オフィスのクラウド画面に反映されます。トンネル内などリアルタイムで通信ができない場合でも、後でネット接続した際にまとめてアップロード可能なので安心です。一度クラウドに上がったデータはチーム全員が閲覧できますので、現場にいながら 「測量データをクラウド共有」 することが実現できます。

もし手元に既存の測量データファイルがある場合(例えば他の機器で取得した座標リストや点群データ)、PCからブラウザ経由でアップロードすることもできます。LRTK CloudのWebインターフェースにはファイルアップロード機能があり、ドラッグ&ドロップでデータファイル(CSV, TXT, PLY, 写真JPEGなど)をクラウドに登録できます。アップロード時にデータ種別(座標データなのか写真なのか等)を自動認識し、適切にクラウド上に格納されます。GPSログやトラバース測量の観測データなど、形式が特殊なものも将来的にはアップロード対応が拡充される予定です。現状でも主要なテキスト座標フォーマットやラスター画像、点群データ形式には対応しているため、従来ファイルもスムーズに移行できます。

データの整理・管理方法(フォルダ構成、タグ付け、検索機能)

クラウドにアップロードしたデータは、効率よく整理・管理することで真価を発揮します。LRTK クラウドでは、プロジェクトごとにフォルダ構成を作ってデータを分類できます。

例えばプロジェクト内に「測量成果」「出来形検査」「点検写真」などフォルダを用意し、それぞれに関連ファイルを入れておけば後から目的のデータを探しやすくなります。また、タグ付け機能も活用しましょう。各データに「地形測量」「UAV写真」「橋梁点検」など自由なタグを付与でき、タグをキーにしたフィルタリングや検索が可能です。タグは複数付けることもできるため、データに含まれる属性を柔軟に表現できます。

データ量が増えてきても検索機能によって目的の情報をすぐに見つけられます。測点名や日付、メモのキーワードで検索すれば該当データが一覧表示されますし、地図上でエリアを指定してその範囲内の測量ポイントだけを表示するといった絞り込みもできます。例えば「2023年10月 出来形測定」といった組み合わせで検索すれば、2023年10月に取得した出来形測定データだけが抽出されます。写真データであれば撮影者や被写体名で検索することも可能です。

データ整理のポイントとして、定期的なメンテナンスも心がけましょう。不要になった古いバージョンの点群ファイルや重複した写真があればアーカイブしたり削除することで、クラウドストレージを効率的に使えます。LRTK Cloudは容量管理の面でも柔軟なプランが用意されているため、プロジェクト規模に応じて最適なプランを選択できます。定期的なバックアップはクラウド側で自動実施されていますが、必要に応じて重要データをローカルにエクスポートしておくことも一つの安心材料です。

現場での活用事例

ここでは、実際の現場業務におけるLRTK Cloudの活用シーンをいくつか紹介します。建設施工からインフラ保守まで、幅広い分野でクラウドによるデータ共有が有効に機能します。

建設現場での測位データ共有(施工管理・出来形管理)

土木建設現場では、施工中の構造物が設計通りに作られているか確認する「出来形管理」や、進捗を把握する施工管理で測量データが頻繁に用いられます。従来、現場監督が測量班からUSBメモリでもらった座標データを事務所PCで開き、設計図と照合するといった手順が必要でした。LRTK クラウドを導入すれば、このプロセスが劇的に効率化します。現場の作業員がLRTK Phoneで取得した出来形測定の座標値をその場でクラウドにアップロードすると、事務所のPC画面で即座にその測点が地図上に表示されます​。

例えば、基礎の天端高さを複数点測定してクラウドに送信すれば、オフィス側では各点の標高をリアルタイムにチェックできます。もし基準高さからの誤差が大きい点があればすぐに現場に連絡し、是正措置を指示できます。これにより手戻りを最小限に抑え、品質確保に寄与します。

また、施工中の写真記録にもLRTK クラウドは便利です。スマホで撮影した施工箇所の写真は自動的に位置情報と紐付いてクラウドに保存されるため、日付や場所ごとに施工状況の記録を共有できます。例えば鉄筋配置や配管埋設の状況を写真で記録し、現場からアップロードすれば、本社の品質管理担当者も即座に確認できます。写真にはメモ欄にチェック事項や担当者コメントを書き込めるので、「〇月△日検査済み」「要手直し箇所」等の情報共有もスムーズです。従来は紙のチェックリストや電話連絡で行っていたコミュニケーションが、クラウド上で見える化されることでチーム全員の情報認識が揃い、施工管理の精度と効率が向上します。

インフラ管理(道路・橋梁点検での活用)

道路や橋梁などインフラの維持管理業務では、定期点検や補修計画のために現地の詳細な状況把握が欠かせません。LRTK Cloudは、インフラ点検の分野でも威力を発揮します。点検員は橋梁のひび割れや道路の変状箇所をLRTK Phoneで撮影し、各写真にcm精度の位置座標を添えてクラウドにアップロードできます。クラウド上では地図に写真アイコンがプロットされるため、「どの橋脚のどの位置にどんな損傷があるか」を遠隔地からでも正確に把握できます。写真とともにひび割れ幅や損傷評価をメモに残しておけば、技術者はクラウド上で一覧を見ながら補修の優先度付けや必要資材の検討ができます。

さらに、LRTK クラウド上で3D点群データの共有も可能なため、インフラ維持管理に役立つ立体情報も共有できます。例えば道路法面の崩落状況をスマホスキャン機能で点群計測し、そのデータをクラウドにアップします。オフィスの技術者はクラウド上で点群を閲覧し、体積計算機能を使って崩落土量を即座に算出したり、点群データをダウンロードして詳細な3次元解析を行ったりできます​。

従来はレーザースキャナで取得した点群をUSB経由で渡して解析ソフトに読み込む必要がありましたが、その場で得た3Dデータを即共有できることで初動対応がスピーディーになります。道路線形や橋梁の変位計測でも、連続測位機能で取得した多数の座標点をクラウド上の地図にプロットし、平面図や縦断図として確認できます​。これにより、変位の有無をビジュアルに把握しやすく、点検結果の報告資料作成も効率化できます。

チームでのデータレビュー・修正対応

LRTK クラウド上に集約されたデータは、チーム全員でレビューしフィードバックを共有する場としても活用できます。例えば測量チームが取得した地形測量データを設計チームがクラウド上で確認し、計画ルートとのずれや追加測量が必要な箇所をコメントで伝える、といったことが可能です(現在はコメント機能はメモ欄の共有で代用しますが、将来的なアップデートで直接コメント機能が追加される予定です)。各測点データに対して備考欄に検討結果や注意点を追記すれば、それも含めてクラウド上で一元管理できます。現場担当者はオフィス側のレビュー結果をすぐに把握し、再測や修正対応に移れるため、無駄な待ち時間がありません。

複数人で同時並行的に現地調査を行う場合でも、LRTK クラウドが真価を発揮します。例えば大規模な造成地の測量で担当エリアを分担しているケースでは、各担当者がそれぞれ取得した点群データをクラウドにアップロードしておけば、その日のうちに全エリアの点群を統合して俯瞰できます。各人が持ち帰ったデータを後日手作業でマージする必要がなく、その日の現場が終わった時点で全体成果がクラウドに揃っている状態になります。これを使い、チームで当日内にデータ品質チェックや抜け漏れ確認を行い、必要があれば翌日の追加測量計画を立てることもできます。結果としてプロジェクト全体のスケジュール短縮と品質向上につながります。

また、クラウド上でデータを共有していると、社内教育やナレッジ共有にも役立ちます。若手技術者が先輩の測量データや点検メモを見ることで、現場の勘所を学ぶことができます。従来は個人のノウハウになりがちだった情報が蓄積・共有されるため、組織として知見を蓄えやすくなるでしょう。

LRTK クラウドのメリットと他のクラウドとの違い

クラウドサービス自体は他にも多く存在しますが、LRTK Cloudは測量・建設業務に特化している点で一般的なクラウドストレージや他の業界向けクラウドサービスとは一線を画します。ここでは、代表的なサービスと比較しながらLRTK Cloudの優位性を見てみましょう。

一般的なクラウドストレージ(Google DriveやDropbox等)との比較

Google DriveやDropboxといった一般向けクラウドストレージはファイル共有には便利ですが、測量データの管理という観点ではいくつか物足りない点があります。第一に、地図や3Dビュー機能の有無です。一般的なクラウドはアップロードしたファイルを一覧表示するだけで、座標データを地図上に展開したり点群を3D表示したりといった専門機能は備えていません。そのため共有されたCSV座標ファイルを受け取っても、受け手側でGISソフト等を開かないと内容を理解できません。LRTK クラウドであればクラウド上で直接地図上に可視化できるため、データ内容の即時把握が可能です​。

第二に、データ形式への対応です。測量業務では国土交通省のSIMA形式やCAD互換のDXF、点群のLAS/PLYなど独自性の高い形式が使われます。一般ストレージではそれらを単なるバイナリファイルとしてしか扱えませんが、LRTK クラウドでは内容を解釈してメタデータ(座標系や単位系など)も含めて管理できます。例えばLRTK クラウド上でSIMAファイルをアップロードすれば、座標リストとして中身を展開して確認できる、といった具合です。さらにLRTK クラウドはリアルタイム共有やリンク共有の仕組みが組み込まれており、パスワード付きURL発行など現場で使いやすい共有手段が最初から用意されています​。

一方、Google Driveなどでもリンク共有はできますが、閲覧専用リンクを発行する程度で、パスワード設定や有効期限設定といった細かな調整は限定的です。セキュリティを保ったまま外部共有したい場合、LRTK クラウドの方が柔軟です。

さらに、一般クラウドはあらゆる業種向けに汎用的に作られているため、現場での使い勝手に配慮した機能は期待できません。例えばフォルダに測量現場の名前を付けて分類していても、地図上で見るとどの地点か結局は自分で整理しないと分からない、といったことがあります。LRTK クラウドなら測量現場の位置(緯度経度)でデータを管理でき、地図上で俯瞰して整理できます。またスマートフォンから直接アップロードする運用も前提としているため、モバイルでの画面操作や通信が不安定な環境でのアップロードリトライ機能など、現場環境を考慮した設計になっています。総じて、一般クラウドストレージと比べてLRTK クラウドは「測量データを 管理 し、現場業務に 活用 する」ための専用ツールと言えます。

導入のメリットとLRTKクラウド資料請求案内

以上のように、LRTK クラウドを活用することで現場測量データの管理・共有を飛躍的に効率化できることがお分かりいただけたでしょう。最後に、LRTK クラウド導入によって得られる主なメリットを整理します。

  • リアルタイムな情報共有による意思決定の迅速化: 現場で取得したデータを即時にクラウド経由で共有することで、オフィス側での判断や指示出しがスピーディーになります。測量結果の確認や問題発見がその日のうちに行えるため、手戻りや遅延を最小化できます。

  • データ紛失リスクの低減とバックアップ: クラウド上に常にデータが保存されるため、端末の紛失や故障によるデータ消失リスクが低減します。万一現場の機材が壊れても、クラウドにアップしておけば大事な測量成果は守られています。自動バックアップにより安心感が違います。

  • チーム全員での情報共有による生産性向上: 測量データや写真・点群をチーム全員が閲覧できることで、部署間・職種間の連携がスムーズになります。「誰が最新データを持っているか」を探す無駄がなくなり、社内外の関係者全員が共通の情報基盤のもとで動けます。これにより業務フロー自体が最適化され、生産性が向上します。

  • 専門ソフト不要で現場データを活用: ブラウザさえあれば地図や点群ビューアを通じてデータを活用できるため、専門ソフトウェアのライセンスや高性能PCが現場サイドに無くても対応できます。例えば地方の現場事務所でも、インターネット環境とノートPCがあれば本社と同じクオリティでデータ確認が可能になります。

  • LRTKシリーズとのシームレスなワークフロー: 特にLRTK PhoneやLRTKアプリをご利用中の方には、LRTK Cloudとの連携で真価が発揮されます。測位→記録→共有→解析という一連の流れがワンストップで完結し、これまで別々だった作業をまとめて処理できます。例えば、LRTKアプリで座標測定・メモ記録した内容がクラウドで自動レポート出力され、すぐにPDFで共有…といった効率的な流れを実現できます。

 

現場のデジタルトランスフォーメーション(DX)やi-Construction推進においても、LRTK クラウドは有力なツールとなります。クラウドを介した情報共有基盤を整えることで、遠隔臨場やリモート協議、データ駆動型の施工管理といった次世代の業務スタイルを支えることができます。

LRTKで現場の測量精度・作業効率を飛躍的に向上

LRTKシリーズは、建設・土木・測量分野における高精度なGNSS測位を実現し、作業時間短縮や生産性の大幅な向上を可能にします。国土交通省が推進するi-Constructionにも対応しており、建設業界のデジタル化促進に最適なソリューションです。

LRTKの詳細については、下記のリンクよりご覧ください。

 

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