top of page
RTKは、現場で座標をすばやく取得したいときに非常に有効な測位手法です。ところが、実際の運用では「固定解になりにくい」「一度安定したのに急にずれる」「同じ場所で測っているのに値が落ち着かない」といった悩みに直面しやすく、期待していた作業効率が出ないことがあります。こうした不安定さは、機器そのものの問題だけで起きるわけではありません。上空の見え方、周囲の反射環境、補正データの受信状況、設置方法、設定内容、観測手順など、複数の要因が重なって起きることがほとんどです。つまり、原因を一つに決めつけるのではなく、現場条件と運用手順を順番に切り分けていくことが、安定した測位への近道です。この記事では、RTKの測位が不安定なときに実務担当者が現場で試しやすい7つの対処法を、原因の考え方とあわせて整理して解説します。
目次
• RTKの測位が不安定とはどういう状態か
• 対処法1 観測場所を見直して上空視界を確保する
• 対処法2 アンテナの設置方法と持ち方を整える
• 対処法3 通信環境を確認して補正データの途切れを減らす
• 対処法4 補正情報の設定と接続条件を再確認する
• 対処法5 座標系や高さの設定ミスを切り分ける
•

