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RTK測量データをクラウドで即時共有!LRTKが現場とオフィスを繋ぐ

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この記事は平均5分30秒で読めます
万能の測量機LRTKの説明

著者: LRTKチーム

目次


RTK測量の基本と精度の仕組み

測位データをクラウドに即時共有できるLRTKのワークフロー

LRTKアプリとクラウド機能の具体的操作(写真測位、点群アップロード、座標ナビ)

現場とオフィス間の情報連携を変える仕組み(施工・出来形・報告)

点群データや写真を時系列に管理するメリットと実例

導入効果(作業短縮、ミス防止、遠隔確認、災害対応など)

LRTKによる簡易測量導入

FAQ


RTK測位技術は、近年の建設・測量業界で注目を集めています。従来のGPS測位では数メートルの誤差が当たり前でしたが、RTKを使えば位置精度を数センチまで高めることができます。本記事では、RTK測量の基本と高精度化の仕組みを解説し、さらに現場で取得したRTK測位データをクラウドで即時共有できるLRTKのワークフローと機能をご紹介します。現場とオフィスの連携を強化し、作業効率を飛躍的に向上させる最新ソリューションの概要を詳しく見ていきましょう。


RTK測量の基本と精度の仕組み

RTK(Real Time Kinematic)とは、衛星測位の誤差をリアルタイムに補正して、センチメートル級の精度を実現する測位技術です。具体的には、既知の正確な座標値を持つ基準局(固定局)と、移動しながら測位を行う移動局(ローバー)の2つのGNSS受信機を使い、両者で同時に受信した衛星信号の差分から誤差を算出します。基準局は自分の正確な位置と受信した衛星データから補正情報を作成し、無線やインターネット経由で移動局に送信します。移動局は自身の観測データにその補正を適用することで、リアルタイムに高精度な位置座標を求めます。こうした相対測位の仕組みにより、従来の単独測位では数メートル生じていた誤差を数センチ以下にまで抑えることが可能です。


RTK測量では、おおよそ数センチ以内の精度が得られます。例えば、条件が良ければ水平位置で約2~3cm、鉛直方向で約3~5cm程度の誤差に収まります。これは通常のGPS単独測位(数mの誤差)に比べて桁違いの高精度です。また、RTK受信機がマルチGNSS(GPS・GLONASS・Galileo・みちびき等)に対応していれば、利用できる衛星数が増えて測位がより安定し、精度も向上します。衛星測位に影響を与える電離層遅延や衛星時計のズレなどの誤差要因も、基準局からの補正データ受信によって打ち消すことができます。


RTKには、自前で基準局を設置して1対1で運用する方式と、国や民間が提供する基準局ネットワークから補正情報をインターネット経由で取得するネットワーク型RTK(VRS方式など)があります。後者であれば現場に基準局を用意せずに補正が受けられるため、手軽にRTK測位を活用できます。LRTKはこのネットワーク型RTKに対応しており、専用端末をスマホに接続して補正サービスにアクセスするだけでセンチ級の位置情報が得られるようになっています。


測位データをクラウドで即時共有できるLRTKのワークフロー

LRTKは、RTK測量で取得した高精度な位置データを、そのままクラウド上に保存・共有できる仕組みを備えています。現場とオフィスをダイレクトに結ぶことで、データ受け渡しのタイムラグを大幅に短縮することが可能です。以下に、LRTKを使った基本的なワークフローの一例を紹介します。


現場で測位・記録: 作業者はスマートフォンやタブレットに取り付けたLRTK端末を使って、現場の測量ポイントや対象物の位置を測定します。点の座標計測だけでなく、写真撮影や点群スキャンなど必要なデータを取得します。

ワンタップでクラウド送信: 測定が完了したら、LRTKの専用アプリからボタン一つでデータをクラウド(LRTKクラウド)へアップロードします。携帯回線やWi-Fi経由で、その場から高精度測位データ(座標値、写真、点群ファイルなど)が即座に送信されます。

オフィスで即時確認: オフィスにいるスタッフは、WebブラウザでLRTKクラウドにアクセスするだけで、現場データをリアルタイムに確認できます。アップロードされた測位点は地図上にプロットされ、撮影写真や取得した点群もクラウド上に表示されます。例えば、クラウド上で2点間の距離を測ったり、設計図と実測データを見比べたりすることも可能です。

フィードバックと活用: 現場とオフィスが常に最新データを共有できているため、オフィス側から現場へのフィードバックも迅速に行えます。測定結果に基づいてすぐ追加の指示を出したり、そのデータを使って図面修正・数量計算を進めたりと、現場⇔オフィス間でシームレスに業務を進めることができます。


このように、LRTKを導入すれば、現場で得た高精度な測位情報を即座にクラウド経由で共有でき、従来は翌日まで待つこともあった現場⇔本社間の情報伝達がリアルタイムになります。測量データ受け渡しのためにUSBメモリを持ち帰ったりメール送信したりする手間も省け、常に全員が最新データにアクセスできる環境が整うのです。


LRTKアプリとクラウド機能の具体的操作(写真測位、点群アップロード、座標ナビ)

LRTKは単に位置を測るだけでなく、現場作業を支援する様々な機能を備えています。ここではLRTKのアプリおよびクラウドで実現できる具体的な操作例を紹介します。


写真測位(位置付き写真撮影): スマホのカメラを使って現場の写真を撮影すると、その撮影位置(緯度経度や高さ)とカメラの向きなどがcm精度で自動記録されます。クラウド上では写真と地図データがリンクして保存されるため、「どの場所をどの方向に撮った写真か」を後から正確に把握できます。例えば、設備点検で撮影した写真に精密な位置情報を付与しておけば、オフィスにいながら現場の状況を詳細に確認・共有できます。

点群データのアップロード: LRTKでは、取得した3D点群をクラウドにアップロードして一元管理できます。iPhoneのLiDARスキャナやドローン写真測量によって生成した点群データをその場でアップし、クラウド上の3Dビューワーで立体表示できます。ブラウザ上で点群を回転・拡大し、距離や面積、体積を計測したり、設計モデルとの比較(差分チェック)を行ったりすることも可能です。高性能なPCを現場に持ち込まなくても、重い点群データを関係者と即共有できるのは大きなメリットです。

座標ナビ(位置誘導): LRTKアプリには、指定した座標まで利用者をナビゲートする機能もあります。あらかじめ設定した測設箇所や既知点の座標を入力すると、スマホ画面に目的地の方向と距離が表示され、誘導してくれます。AR技術を活用し、カメラ映像に目的地点のマーカーを重ねて表示することで、直感的に位置出し(墨出し)を行うこともできます。これにより、従来は複数人で行っていた杭打ちや位置出し作業も、1人で効率よく正確に実施できるようになります。


これらの機能により、LRTKは「万能測量ツール」として活躍します。点の測量から写真記録、3Dスキャン、ナビゲーション、さらにはARによる直感的な現場作業支援まで、すべて1台のスマホ+LRTKでこなせるため、現場業務の幅広いシーンで活用できます。


現場とオフィス間の情報連携を変える仕組み(施工・出来形・報告)

LRTKがもたらすリアルタイムな情報共有は、現場とオフィス間の連携プロセスを大きく変革します。施工中の測量や出来形管理、日々の報告業務において、以下のような新しいワークフローが実現します。


まず、施工管理の場面では、現場で測量・墨出しを行った結果を即座に本社や設計担当者が確認できます。例えば、ある基準点の設置位置を現場で計測したら、その座標がすぐクラウド上に共有されるため、オフィス側は設計図上の計画位置とのズレを即時にチェックできます。もし誤差や手戻りがあれば、現場作業員がその場にいるうちに指摘・修正でき、後からやり直す無駄を防げます。


次に、出来形(出来型)管理においても効果的です。構造物の完成形を測定して得られた点群データや座標情報が、その日のうちにクラウドへ上がるため、品質管理担当者や設計者は遠隔地からすぐ出来形の検証を行えます。計画断面との差異を3D上で可視化したり、出来形数量を即計算したりと、クラウド上でのチェックが可能です。これにより、検査・検収のプロセスが迅速化し、現場と事務所間の認識齟齬も減らせます。


さらに、報告業務にも大きなメリットがあります。LRTKクラウドには日付ごとに測量した点群や写真、記録データが蓄積されていくため、日報や報告書の作成が効率化します。現場で得たデータを一から整理し直す必要がなく、クラウド上の情報を引用してレポートをまとめるだけです。LRTKにはクラウド上で測定データをもとに自動的に帳票を生成する機能も備わっており、現場技術者の報告負担を軽減します。


このように、LRTKの導入によって現場⇔オフィス間の情報連携は格段にスピーディーかつ正確になります。従来はUSBでデータを持ち帰ったり、電話で状況報告したりしていた手順が不要となり、常に双方が同じ最新情報を共有できる環境が整います。施工から検査、報告までの一連の流れがスムーズに連結され、生産性と品質管理の向上につながります。


点群データや写真を時系列に管理するメリットと実例

LRTKクラウド上では、アップロードされた全ての測位データが時系列で整理・保存されます。日時情報とともに点群や座標、写真が一元管理されることで、過去から現在までの推移を簡単にたどれるようになります。これには様々なメリットがあり、活用例も広がっています。


一つは、工事進捗の記録・比較です。例えば、土木工事現場で毎週1回ずつ地形を3Dスキャンして点群データを蓄積していけば、クラウド上で各週の地形モデルを重ね合わせて比較できます。これにより、掘削や盛土の量を時系列で把握して工程管理に活用したり、出来高を客観的なデータで示したりすることが容易になります。従来は断面的な測量や写真でしか追えなかった変化を、3次元データで定量的に追跡できるのは大きな強みです。


また、災害対応やインフラ点検の場面でも、時系列管理が力を発揮します。例えば、土砂災害が発生した現場をLRTKで調査し、その後の復旧工事の進捗を定期的に点群データや写真で記録すれば、被災状況の変化や復旧効果を時系列で検証できます。関係者はクラウド上で時系列データを共有しながら、遠隔地から意思決定を行うことが可能になります。


写真についても同様に、経年変化の記録に役立ちます。インフラ設備や構造物の定期点検で撮影した写真に正確な撮影位置を付けてクラウドに保存しておけば、数ヶ月・数年後に同じ場所で撮った写真と容易に見比べることができます。ひび割れの拡大状況や地盤沈下の進行度合いなども、位置を揃えた写真を時系列で並べることで一目瞭然です。


このように、LRTKを用いて取得したデータを時系列に管理・共有することで、過去から現在への変化を確実に追跡し、分析に活かすことができます。プロジェクトの履歴をデータで振り返れるため、報告書作成や事後検証、将来の計画策定にも説得力のある資料として役立つでしょう。


導入効果(作業短縮、ミス防止、遠隔確認、災害対応など)

最後に、LRTKを現場に導入することで得られる主な効果を整理します。


作業時間の短縮: 測量作業からデータ共有、図面反映までの一連の流れがスピードアップします。1人でRTK測量が完結し、その場でオフィスとデータ共有できるため、人員削減や現地・本社間の移動時間短縮にもつながります。従来数日かかっていた測量→図面化→数量算出といった工程も、大幅に効率化されます。

ヒューマンエラーの防止: 手書きメモの転記ミスや、測点の取り違えなどのヒューマンエラーを減らせます。測位データが自動でクラウドに保存されるため、現場での書き漏らし・報告漏れが起きにくくなります。また、リアルタイムで複数人がデータを確認できるので、ダブルチェックによる誤りの早期発見も可能です。

遠隔での状況確認: 離れた場所にいる管理者や技術者が、現地に赴くことなく状況を把握できます。リアルタイムに共有された測量データや写真をもとに、オフィスから現場の作業を見守ったり指示を出したりできるため、移動コストの削減や迅速な意思決定に寄与します。特に経験豊富な技術者が遠隔支援できることで、現場作業の品質向上にもつながります。

災害時の迅速な対応: 緊急災害の発生時にも、LRTKが威力を発揮します。被災現場に担当者が1名行き、LRTKで現況を測量・撮影すれば、そのデータを即座に災害対策本部などと共有できます。危険な現場に大勢が立ち入る必要がなくなり、安全性を確保しつつ迅速に状況を把握できます。クラウド上で関係機関とデータを共有しながら協議できるため、対応策の検討や意思決定もスピーディーになります。


これらの効果により、LRTKの導入は単に測量の精度を上げるだけでなく、業務全体の効率化と信頼性向上に直結します。現場のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進の一環として、大きな成果をもたらすでしょう。


LRTKによる簡易測量導入

高精度のRTK測量を導入したいが、「コストや運用のハードルが高そうだ…」と考えていた方にも、LRTKは最適なソリューションです。スマートフォンとコンパクトなGNSS受信機だけでセンチ精度の測量環境が構築できるため、これまで専門の測量機器が必要だった作業も格段に手軽になります。


LRTKは「1人1台の現場ツール」というコンセプトで開発されており、測量士だけでなく施工管理者や技術者など誰もが使える簡易測量システムを目指しています。専用アプリの操作はシンプルで、測位やデータ共有がワンタップで完結します。難しい設定や煩雑な手順は不要で、初めてRTKを扱う現場スタッフでも直感的に使いこなせる設計です。


また、LRTKはネットワーク型RTKに対応しているため、従来必要だった専用基地局の設置も必要ありません。必要な機材をコンパクトにまとめ、現場ですぐ測ってすぐ共有できる体験は、まさに次世代の「簡易測量」と言えるでしょう。


既に一部の自治体や建設会社ではLRTKの導入が進んでおり、道路工事の出来形管理や災害現場の緊急測量などで成果を上げています。こうした実績からも、LRTKの有用性と信頼性は実証されつつあります。


精度と効率を両立する新しい測量スタイルを検討中であれば、まずはLRTKによる簡易測量から始めてみてはいかがでしょうか。現場とオフィスをリアルタイムにつなぐこの仕組みが、これからの業務改善の強力な一手となるでしょう。


FAQ

Q: RTK測量には専用の基準局が必要ですか? A: 必ずしも自前の基準局を用意する必要はありません。LRTKはネットワーク型RTK(VRSなど)の補正情報サービスに対応しており、国土地理院や民間の基準局ネットワークから配信される補正データを利用することで、高精度測位が可能です。また、日本の準天頂衛星システム「みちびき」から提供されているセンチメータ級補強サービス(CLAS)にも対応しているため、現場に基地局がなくてもセンチ級の測位精度を得られます。


Q: 現場でインターネットが無い場所でも使えますか? A: はい、使用できます。LRTK端末はインターネット圏外の環境でも、みちびき(QZSS)のCLAS信号を受信することで高精度測位が可能です。現場で通信ができない場合でも、測位データは端末内に保存されるため、後で通信圏内に戻った際にクラウドへまとめてアップロードできます。リアルタイム共有はできなくとも、測量自体は問題なく行えます。


Q: LRTKの利用に必要な機材や準備は何ですか? A: 必要なのはLRTKのGNSS受信機本体と対応するスマートフォン/タブレット(現状はiPhoneまたはiPad)だけです。まずiOSデバイスに専用のLRTKアプリをインストールし、LRTK受信機を取り付けます。高精度測位を行うには補正情報が必要になるため、国土地理院の電子基準点データや民間のVRS配信サービスとインターネット接続して利用します(サービス利用には契約が必要な場合があります)。LRTKクラウドの利用に関しては、所定のアカウント登録を行えば、特別なサーバー構築やソフトウェア導入なしにWebブラウザからデータ管理・共有が可能です。


Q: 本当にセンチメートル級の精度が出せるのですか? A: はい、適切な条件下で運用すれば数センチ以内の高精度を実現できます。晴天で視界が開けた環境で複数衛星の電波を受信し、補正情報が適用された場合、水平位置でおおよそ2~3cm、鉛直方向で3~5cm程度の誤差に収まるのが一般的な精度目です。LRTK受信機はマルチGNSS対応で多数の衛星を捉えるため、衛星の配置や環境による影響を受けにくく、安定して高精度を保てます。さらに、LRTKアプリには測位結果を平均化する機能もあり、条件によっては1cm未満の誤差を達成したケースも報告されています。


Q: クラウドで共有されたデータはどのように確認できますか? A: オフィス側ではパソコンのWebブラウザからLRTKクラウドにログインし、現場からアップロードされたデータを確認します。地図上に測点や写真の位置がプロットされ、各ポイントの座標値・高度・取得日時・備考メモなどを一覧表示できます。点群データであればクラウド上で3Dモデルとして表示され、視点を動かしながら距離・面積・体積の計測や断面図の作成が可能です。さらに、クラウド上で設計図やCADデータを重ねて表示し、現況点群との比較検討を行う機能も備わっています。これらはすべてWeb上で完結するため、専用ソフトをインストールする必要はありません。インターネット環境さえあれば、関係者はどこからでも最新データを共有・閲覧できるようになります。


Q: 機器の操作は難しくないでしょうか?初心者でも使えますか? A: LRTKは初めての方でも扱いやすいよう配慮されています。測位の開始・停止やデータの保存はアプリ上のボタン操作で直感的に行え、位置情報や時刻の記録も自動化されています。専門知識がなくても、画面の案内に沿って進めるだけで高精度測位とクラウド共有ができるため、測量の専門家でない方でもすぐに活用できるでしょう。万一操作に不安があっても、マニュアルやサポート体制が整っているので安心です。


Q: どの端末でも利用できますか? A: 現時点ではLRTKはiOSデバイス(iPhone・iPad)のみに対応しており、Android端末では利用できません。 iPhoneやiPadにLRTK受信機を接続して使用します。 特に最新のiPhone 12以降のProシリーズ(LiDARセンサー搭載モデル)であれば、 LRTKの点群スキャン機能や被写体の座標測定機能(カメラで離れた対象物の座標を測る機能)も利用可能です。


LRTKで現場の測量精度・作業効率を飛躍的に向上

LRTKシリーズは、建設・土木・測量分野における高精度なGNSS測位を実現し、作業時間短縮や生産性の大幅な向上を可能にします。国土交通省が推進するi-Constructionにも対応しており、建設業界のデジタル化促進に最適なソリューションです。

LRTKの詳細については、下記のリンクよりご覧ください。

 

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