top of page
造成法面の小段は、単に法面の途中に設ける平場ではなく、雨水の流れを受け止め、集め、排水先へ導くための重要な管理部分です。小段の排水勾配が乱れると、表面水が滞留したり、法肩や法尻へ集中したりして、洗掘、ぬかるみ、植生不良、維持管理の手戻りにつながるおそれがあります。そこで役立つのが、RTK測位で取得した高さ情報をもとに、横断方向と縦断方向の変化を見える化するRTK断面図です。この記事では、造成法面の小段排水勾配を整えるために、現場担当者が施工前後で確認したい5つの手順を、実務の流れに沿って解説します。
目次
• 造成法面の小段排水でRTK断面図が必要になる理由
• 手順1 設計条件と排水方向を断面図でそろえる
• 手順2 小段幅と法肩法尻の高さ差を確認する
• 手順3 縦断方向の水みちと滞留箇所を読む
• 手順4 施工中の出来形差を早めに補正する
• 手順5 完成後の維持管理に使える記録として残す
• RTK断面図を活用するときの注意点

