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88条申請の期限直前に慌てない確認リスト7つ

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万能の測量機LRTKの説明

著者: LRTKチーム

目次

88条申請の期限直前に慌てやすい理由

確認リスト1 工事開始日と14日前提出の関係を再確認する

確認リスト2 88条申請の対象工事としての判断根拠を確認する

確認リスト3 届出書の基本情報に不一致がないか確認する

確認リスト4 工程表と作業開始日の整合を確認する

確認リスト5 添付図面が最新版で作業範囲を示しているか確認する

確認リスト6 施工方法と安全対策の説明がつながっているか確認する

確認リスト7 協力会社資料と社内確認の完了状況を確認する

期限直前に慌てないための事前管理の考え方

まとめ


88条申請の期限直前に慌てやすい理由

88条申請で実務担当者が最も気にしやすいのは、「何日前までに提出すればよいのか」という期限です。建設工事に関する88条申請では、工事開始の14日前までに届け出る必要があるケースがあります。そのため、「88条申請 何日前」と検索している担当者の多くは、着工日が近づく中で、提出期限や必要資料に不安を感じている状況だと考えられます。


期限直前に慌てる原因は、提出日を知らないことだけではありません。むしろ実務では、提出期限は分かっていても、資料がそろっていない、図面が古い、工程表と日付が合わない、協力会社から資料が届かない、施工方法と安全対策の説明がつながっていない、といった理由で慌てることが多くあります。


88条申請は、届出書だけを作れば終わる手続きではありません。工事概要、工程表、位置図、平面図、立面図、断面図、仮設計画、施工方法、安全対策、管理体制、協力会社資料など、工事内容に応じた資料が関係します。これらの資料が互いに整合していなければ、提出直前に修正が必要になります。


特に注意したいのは、14日前という基準を「準備を始める日」と誤解してしまうことです。14日前は、届出が必要な場合に提出しておくべき期限の基準であり、その日までに資料を整え、社内確認を終え、提出できる状態にしておく必要があります。期限直前に確認を始めると、修正や追加資料の作成に使える時間がほとんど残りません。


また、現場では工程変更が起こります。当初の着工日から前倒しになったり、準備工や仮設工事の開始日が変わったり、協力会社の施工順序が変わったりすることがあります。工程変更が88条申請の提出期限や添付資料に反映されていないと、期限直前に不整合が見つかり、慌てる原因になります。


期限直前に必要なのは、焦って新しい資料を増やすことではなく、申請資料全体の前提と整合を確認することです。工事開始日、対象工事の判断、届出書の基本情報、工程表、図面、施工方法、安全対策、協力会社資料、社内確認の完了状況を順番に見ていくことで、見落としを減らせます。


この記事では、88条申請の期限直前に慌てないための確認リストを7つに分けて解説します。提出前の最終確認として使えるだけでなく、早めの準備段階からチェック項目として活用できる内容に整理します。


確認リスト1 工事開始日と14日前提出の関係を再確認する

88条申請の期限直前に最初に確認すべきことは、工事開始日と提出期限の関係です。建設工事に関する88条申請では、工事開始の14日前までに届け出る必要があるケースがあります。そのため、現在の工事開始予定日から逆算して、提出期限を満たしているかを再確認します。


ここで重要なのは、工事開始日が本当に最新の情報かどうかです。工程表の初期版に記載された日付をそのまま使っていると、実際の現場工程とずれている場合があります。着工日が前倒しになっていないか、準備工や仮設工事が先に始まらないか、対象となる作業の開始日が変更されていないかを確認します。


新人や事務担当者が見落としやすいのは、「工事開始日」という言葉の意味です。契約上の工期開始日、現場乗り込み日、資材搬入日、仮設設置日、本工事開始日、届出対象作業の開始日が異なることがあります。期限直前の確認では、どの日を基準に提出期限を考えているのかを明確にする必要があります。


たとえば、工程表上の本工事開始日はまだ先でも、その前に足場設置、解体準備、掘削、支保工、重機搬入などが始まる場合があります。これらが届出対象となる作業に関係する場合、単純に本工事開始日だけを基準にすると、期限管理を誤る可能性があります。期限直前には、対象作業の開始日も必ず確認します。


また、提出期限が休日や社内休業日に重なっていないかも確認します。暦上は14日前に見えても、実際に提出や社内承認を進められる日が限られる場合があります。土日、祝日、長期休暇、関係者の不在がある場合は、実務上の提出完了日を前倒しで考える必要があります。


工事開始日と提出期限の関係を確認する際は、現場カレンダーや工程表に記載されている日付だけでなく、直近の工程会議や関係者の口頭共有も確認します。工程会議で着工日が変わっているのに、管理表やカレンダーが更新されていないことがあります。期限直前ほど、複数の情報源を照合することが大切です。


もし提出期限に対して余裕が少ない場合は、残っている作業をすぐに整理します。未回収資料、未確認図面、社内承認、協力会社確認、監督署への確認事項などを洗い出し、誰がいつまでに対応するかを決めます。期限に間に合うかどうかを感覚で判断せず、必要作業を具体的に確認することが重要です。


最初の確認で工事開始日と提出期限が整理できれば、その後のチェックも進めやすくなります。逆に、ここが曖昧なままだと、届出書、工程表、図面、安全対策のすべてが不安定になります。期限直前こそ、まず日付の前提を確認することが最優先です。


確認リスト2 88条申請の対象工事としての判断根拠を確認する

次に確認すべきことは、今回の工事が88条申請の対象工事であると判断した根拠です。期限直前になると、資料作成に意識が向き、そもそもなぜ申請が必要なのか、どの作業が対象なのかという基本確認が抜けることがあります。しかし、対象工事としての判断根拠が曖昧なままでは、添付資料の範囲や説明内容も不安定になります。


88条申請の要否は、工事件名だけでは判断できません。同じ改修工事、撤去工事、設備工事、仮設工事でも、作業内容、規模、構造、作業高さ、掘削深さ、仮設設備、使用機械、危険性によって確認すべき内容は変わります。期限直前には、申請対象として見ている作業が何なのかを明確にします。


確認する際は、工事全体ではなく、具体的な作業に分けて見ます。高所作業、足場、支保工、掘削、解体、重機作業、揚重、構造物の改造や撤去など、今回の工事で申請対象に関係する可能性がある作業を確認します。そのうえで、どの作業を理由に88条申請が必要と判断しているのかを整理します。


判断根拠は、社内で共有できる形にしておくことが大切です。担当者だけが「必要だと思う」と把握している状態では、上長や安全担当、協力会社に説明しにくくなります。工事概要、工程表、図面、施工方法のどこを見て対象と判断したのかを簡潔に説明できる状態にしておきます。


過去案件を参考にしている場合は、今回の工事条件と本当に一致しているかを確認します。過去に似た工事で申請したから今回も同じ、という判断は便利ですが、規模や施工方法、仮設計画が違えば必要資料や確認点も変わる可能性があります。期限直前でも、過去資料をそのまま流用していないかを見直します。


社内で判断が難しかった場合、上長や安全担当、必要に応じて所轄労働基準監督署へ確認した記録があるかも確認します。誰が、いつ、どの前提で、どのように判断したのかが記録されていれば、提出前の社内確認でも説明しやすくなります。逆に、確認記録がない場合は、判断根拠をあらためて整理しておく必要があります。


また、工程変更や施工方法変更によって、対象工事の判断に影響が出ていないかも確認します。最初は対象外に近い内容だったものが、途中で仮設や重機作業が追加され、申請対象になる可能性が出ることもあります。逆に、計画変更により当初想定していた作業がなくなる場合もあります。期限直前の確認では、最新の工事内容に基づいて判断しているかを見ます。


対象工事としての判断根拠が整理できていれば、添付資料の範囲も明確になります。どの作業を説明すべきか、どの図面が必要か、どの安全対策を強調すべきかが見えます。期限直前に慌てないためには、対象判定を単なる過去の判断として流さず、提出前にもう一度確認することが重要です。


確認リスト3 届出書の基本情報に不一致がないか確認する

88条申請の期限直前には、届出書の基本情報に不一致がないかを確認します。届出書は申請資料の中心になるため、ここに記載された情報が工程表、図面、工事概要、安全資料とずれていると、申請資料全体の整合性が崩れます。


まず確認したいのは、工事件名、工事場所、施工者、発注者、工期、工事開始日などの基本情報です。これらは複数の資料に記載されるため、少しの違いでも混乱の原因になります。届出書では最新の工事名称を使っているか、図面や工程表の表記と一致しているかを確認します。


工事場所については、住所だけでなく、敷地内のどの範囲で作業するのかも資料全体で一致している必要があります。大きな施設、複数工区、分割施工の現場では、住所だけでは作業場所を特定できない場合があります。位置図、平面図、工事概要と照合し、申請対象の範囲が分かるようになっているかを確認します。


工期や工事開始日の記載も重要です。届出書の工期と工程表の日付が違っていると、提出期限の判断にも影響します。工程変更があった場合、工程表だけが更新され、届出書の工期が古いままになっていることがあります。期限直前には、届出書と工程表の日付を必ず照合します。


施工者や関係者の情報も確認します。会社名、所在地、担当者、連絡先、現場責任者などが最新かどうかを見ます。協力会社の変更や現場担当者の変更があった場合、管理体制の資料と届出書の情報がずれていないかも確認します。


届出書の記載内容と添付資料の内容が合っているかも大切です。届出書では高所作業や解体を含むように書かれているのに、添付資料ではその作業が説明されていない場合、資料として不十分です。逆に、添付資料には重機作業が示されているのに、届出書や工事概要では触れられていない場合も、不整合が生じます。


期限直前の確認では、様式の記入漏れや押印、提出先、提出日、添付資料名の記載も確認します。細かな項目に見えても、提出直前に抜けが見つかると慌てる原因になります。特に複数人で資料を作っている場合、最終的に誰が届出書を確認するのかを決めておく必要があります。


ファイル名や版数の管理も重要です。届出書の修正版が複数あると、古い版を提出してしまう可能性があります。最終提出版を明確にし、添付資料とセットで保存しておきます。提出後に控えを確認する時にも、どの版を提出したのかが分かるようにしておくと安心です。


届出書は、単独で完璧に見えても、ほかの資料と整合していなければ提出資料として弱くなります。期限直前には、届出書だけを見るのではなく、工程表、図面、工事概要、安全資料と合わせて確認することが大切です。


確認リスト4 工程表と作業開始日の整合を確認する

88条申請の期限直前には、工程表と作業開始日の整合を必ず確認します。工程表は、工事開始日や対象作業の開始日を示す重要な資料です。建設工事に関する88条申請で工事開始の14日前までに届け出る必要があるケースでは、工程表の日付が提出期限の判断に直結します。


まず、工程表が最新版かどうかを確認します。現場では工程変更が頻繁に起こります。初期工程表をもとに届出書を作成していても、直近の打合せで着工日や作業順序が変わっている場合があります。提出直前には、現場担当者に最新工程であることを確認します。


次に、工事開始日と対象作業開始日を確認します。工程表に記載された全体工期の開始日だけでなく、88条申請の対象となる可能性がある作業がいつ始まるのかを見ます。足場設置、支保工設置、解体、掘削、重機作業、仮設設置などが本工事より先に始まる場合、提出期限の考え方に影響する可能性があります。


工程表と届出書の工期が一致しているかも確認します。届出書では工事開始日がある日付になっているのに、工程表では別の日付になっていると、資料として矛盾します。工事概要や施工方法の資料に記載された日付も合わせて確認します。


作業順序の整合も重要です。工程表では安全設備の設置後に危険作業を行うことになっているか、仮設設置と本作業の順序に矛盾がないかを確認します。たとえば、足場を使う作業なのに、工程表では足場設置前に作業が始まっているように見える場合、修正や説明が必要です。


工程表と施工手順が合っているかも見ます。施工手順書では段階施工と説明されているのに、工程表では全範囲を同時に施工するように見える場合があります。逆に、工程表では分割施工になっているのに、平面図や施工方法では全体を一括で扱っていることもあります。期限直前には、このような資料間のずれを確認します。


工程表には、安全対策が必要な期間も読み取れることが望ましいです。仮囲い、立入禁止区画、養生、支保工、足場、重機作業範囲などが、どの期間に必要なのかを施工計画と合わせて確認します。安全設備の設置時期と撤去時期が早すぎたり遅すぎたりしないかも見ます。


工程変更があった場合は、カレンダーや管理表も更新されているか確認します。工程表だけが最新で、現場カレンダーの88条申請提出期限や社内確認日が古いままになっていると、関係者の認識がずれます。提出直前には、工程表、現場カレンダー、管理表の三つを照合すると安心です。


工程表は、単なる日程表ではなく、88条申請の期限管理と安全計画をつなぐ資料です。期限直前に慌てないためには、工事開始日、対象作業開始日、作業順序、安全対策の時期が整合しているかを丁寧に確認することが重要です。


確認リスト5 添付図面が最新版で作業範囲を示しているか確認する

88条申請の期限直前に慌てる原因として多いのが、添付図面の不備です。図面はあるものの古い版だったり、工事範囲が分かりにくかったり、仮設計画が反映されていなかったりすると、提出直前に修正が必要になります。そのため、添付図面が最新版で、作業範囲を適切に示しているかを確認します。


まず、添付する図面の種類を確認します。工事内容によって、位置図、平面図、立面図、断面図、仮設計画図、重機配置図、搬入経路図などが必要になる場合があります。すべての工事で同じ図面が必要なわけではありませんが、今回の工事内容や安全対策を説明するために必要な図面がそろっているかを確認します。


図面が最新版かどうかは、作成日、版数、修正履歴で確認します。設計変更や現場調整があった場合、複数の図面ファイルが並行して存在することがあります。申請担当者が古い図面を添付してしまうと、工事範囲や仮設配置が実際の計画と合わなくなります。提出前には、現場担当や図面担当に最終版であることを確認します。


平面図では、作業範囲が明確に示されているかを見ます。線や範囲表示、注記、凡例などにより、どこが申請対象の作業範囲なのか分かる必要があります。工事範囲が曖昧な図面では、施工方法や安全対策の説明も不明確になります。


位置図では、現場の場所と周辺状況が分かるかを確認します。周辺道路、隣地、出入口、搬入経路、第三者が通行する範囲などが安全対策に関係する場合は、位置図や周辺図で説明できる状態が望ましいです。単に現場所在地を示すだけでなく、工事条件が読み取れる資料になっているかを確認します。


立面図や断面図が必要な場合は、高さ、深さ、作業床、足場、支保工、掘削面、法面、既存構造物との位置関係などが分かるかを見ます。平面図だけでは危険性が伝わりにくい作業では、立体的な説明が必要になります。高さや深さが関係する工事では、寸法や位置関係の記載が特に重要です。


仮設計画図では、足場、仮囲い、作業床、手すり、養生、資材置場、重機配置、立入禁止範囲、搬入経路、安全設備が必要に応じて示されているかを確認します。施工方法や安全対策の資料に書かれている内容が、図面上でも読み取れることが大切です。


図面同士の整合も確認します。位置図で示した工事範囲と平面図の範囲が合っているか、平面図の仮設配置と断面図の表現が合っているか、工程表や施工手順と図面の作業範囲が一致しているかを見ます。図面ごとに違う範囲を示していると、提出前に修正が必要になります。


添付図面は、申請資料全体の理解を支える重要な資料です。期限直前には、図面があるかどうかだけではなく、最新版か、作業範囲が明確か、安全対策が読み取れるか、ほかの資料と整合しているかを確認することが重要です。


確認リスト6 施工方法と安全対策の説明がつながっているか確認する

88条申請の期限直前には、施工方法と安全対策の説明がつながっているかを確認します。88条申請は、工事の安全衛生に関する計画を示す手続きです。そのため、どのような作業を行い、その作業に対してどのような危険防止措置を講じるのかが分かる必要があります。


施工方法の資料では、作業の順序、使用する機械や設備、仮設の設置方法、資材搬入、作業員の動線、作業範囲の区画、撤去や片付けの流れなどを確認します。安全対策の資料では、墜落防止、転落防止、飛来落下防止、倒壊防止、崩壊防止、接触防止、感電防止、第三者災害防止など、工事内容に応じた対策を確認します。


重要なのは、施工方法と安全対策が別々の資料として存在しているだけでなく、内容が対応していることです。たとえば、施工方法に高所作業が含まれているなら、墜落防止措置が具体的に示されている必要があります。重機作業があるなら、立入禁止範囲、誘導員、接触防止、作業半径の管理が説明されている必要があります。


抽象的な表現だけで終わっていないかも確認します。「安全に作業する」「十分注意する」「適切に養生する」といった表現は、姿勢としては必要ですが、申請資料としては具体性が不足することがあります。どこで、何に対して、どの対策を行うのかが分かるようにします。


安全対策が図面とつながっているかも重要です。立入禁止範囲を設定する場合、その範囲が平面図に示されているかを確認します。足場や作業床を使う場合は、図面上で位置や範囲が分かるかを見ます。掘削や支保工がある場合は、断面図や仮設計画図と安全対策の説明が一致しているかを確認します。


工程表との整合も見ます。安全設備が必要な作業の前に設置される計画になっているか、撤去時期が早すぎないかを確認します。施工手順では安全設備を設置してから作業することになっているのに、工程表では作業が先に始まっている場合は不整合です。


管理体制とのつながりも確認します。安全対策を誰が実施し、誰が確認し、誰が作業指揮を行うのかが明確になっているかを見ます。担当者名や協力会社名が古いままになっていないかも確認します。安全対策は書いてあるが、実行する体制が示されていない場合、現場での実効性が弱くなります。


協力会社の施工手順や安全資料を添付する場合は、元請側の全体計画と合っているかを確認します。協力会社の資料だけを見ると成立していても、現場全体の工程、搬入経路、他工種との取り合い、共通仮設と合わない場合があります。期限直前には、協力会社資料を全体計画に組み込めているかを確認します。


施工方法と安全対策の説明がつながっていれば、申請資料全体の説得力が高まります。逆に、ここが弱いと、図面や工程表がそろっていても計画として分かりにくくなります。期限直前の確認では、作業内容ごとに危険と対策が対応しているかを丁寧に見直すことが大切です。


確認リスト7 協力会社資料と社内確認の完了状況を確認する

88条申請の期限直前に最後に確認すべきことは、協力会社資料と社内確認の完了状況です。申請資料の多くは、申請担当者だけで完結するものではありません。専門工事を担当する協力会社や、図面担当、安全担当、現場代理人、上長の確認が必要になることがあります。


協力会社資料では、施工手順、仮設計画、安全対策、使用機械、作業範囲、工程、管理体制などが必要になる場合があります。足場、解体、掘削、重機、設備設置などの専門工事では、協力会社が持っている情報が申請資料の重要な根拠になります。期限直前には、必要な協力会社資料がすべて回収されているかを確認します。


回収済みであっても、最新版かどうかを確認します。協力会社から初回提出された資料をそのまま使っていると、工程変更や施工方法変更が反映されていない場合があります。作成日、版数、修正履歴を確認し、最終版であることを確認します。


協力会社資料と元請側資料の整合も重要です。協力会社の施工手順に記載された作業範囲や作業開始日が、工程表や平面図と合っているかを確認します。重機配置、搬入経路、立入禁止範囲、安全対策が元請側の図面や施工計画と矛盾していないかも見ます。


社内確認では、誰が確認済みかを明確にします。申請担当者が作成した資料を、現場代理人、安全担当、図面担当、管理者が確認したかを確認します。確認が必要な人にまだ回っていない場合、提出直前に修正が発生する可能性があります。確認者と確認日を記録しておくと、提出前の抜け漏れを防げます。


社内確認で出た修正事項が完了しているかも重要です。確認依頼を出しただけで安心していると、修正が未反映のまま提出直前を迎えることがあります。修正指摘、対応者、対応期限、再確認の有無を整理し、未完了の項目がないか確認します。


提出する資料一式が固定されているかも見ます。届出書、工程表、図面、安全資料、協力会社資料がそれぞれ別々のフォルダやメールに残っていると、古い資料が混ざる可能性があります。提出前には、最終提出版を一つの場所にまとめ、ファイル名や版数を整理します。


また、提出後の控えや共有先も確認します。提出した資料を誰が保管するのか、現場担当や安全担当にどのように共有するのかを決めておくと、着工前の確認がスムーズになります。88条申請は提出して終わりではなく、現場で計画どおりに準備されているかを確認するためにも、資料共有が必要です。


協力会社資料と社内確認の完了状況は、期限直前の最後の詰めに当たります。ここで未回収や未確認が見つかると、提出準備が大きく遅れます。早い段階から管理しておくことが理想ですが、期限直前にも必ず最終確認することで、慌てるリスクを減らせます。


期限直前に慌てないための事前管理の考え方

88条申請の期限直前に慌てないためには、最終確認リストを使うだけでなく、普段からの事前管理が重要です。提出期限の直前に不備を見つけるよりも、早い段階で不備が起きにくい仕組みを作る方が、工程遅延を防ぎやすくなります。


まず、工事開始日が決まった時点で88条申請の要否確認を行います。見積段階や受注時、施工計画の初期段階で対象工事の可能性を確認しておけば、後から慌てるリスクを減らせます。対象かどうか迷う場合は、上長や安全担当に早めに相談します。


次に、工事開始日から逆算した準備スケジュールを作ります。工事開始の14日前までに届け出る必要があるケースでは、14日前を提出期限として設定し、その前に要否確認、資料回収、図面確定、安全対策確認、社内承認、修正期限を入れます。提出期限だけをカレンダーに登録するのではなく、中間期限を見える化することが大切です。


資料管理では、最新版を明確にするルールが必要です。図面、工程表、施工手順、安全資料は更新されることがあります。古い版が混ざらないよう、ファイル名、作成日、版数、保存場所を整理し、申請に使う最終版を明確にします。複数人で作業する場合ほど、この管理が重要です。


協力会社への依頼は早めに行います。必要な資料名、記載してほしい内容、提出期限、修正対応期限を具体的に伝えることで、回収遅れを防ぎます。「必要な資料をください」という曖昧な依頼では、申請に使えない資料が届く可能性があります。


社内確認の仕組みも整えておきます。誰が何を確認するのか、いつまでに確認するのか、修正は誰が対応するのかを決めます。確認者が多い場合は、最終判断者を明確にします。期限直前に意見がばらつくと、修正方針がまとまらず遅延につながります。


工程変更時の再確認もルール化します。着工日、対象作業開始日、作業範囲、施工方法、仮設計画、協力会社体制が変わった場合は、88条申請への影響を確認します。工程表だけを更新して申請資料が古いままにならないよう、変更情報を申請担当者にも共有します。


また、過去案件の記録を蓄積することも有効です。どの工事で88条申請が必要だったのか、どの資料に時間がかかったのか、どのような修正が発生したのかを残しておけば、次回の準備に活かせます。ただし、過去資料をそのまま流用するのではなく、今回の工事条件に合っているかを確認することが必要です。


期限直前に慌てないための本質は、提出期限だけを管理するのではなく、準備工程全体を管理することです。88条申請は、着工前の安全計画と工程管理に関わる業務です。早めの対象判定、資料準備、図面管理、安全対策確認、協力会社連携、社内確認を一連の流れとして運用することで、期限直前の混乱を減らせます。


まとめ

88条申請の期限直前に慌てないためには、確認すべき項目を順番に整理しておくことが重要です。建設工事に関する88条申請では、工事開始の14日前までに届け出る必要があるケースがありますが、14日前は準備開始日ではなく、提出できる状態になっているべき期限として考える必要があります。


提出前には、まず工事開始日と14日前提出の関係を再確認します。次に、88条申請の対象工事としての判断根拠を確認し、届出書の基本情報に不一致がないかを見ます。さらに、工程表と作業開始日の整合、添付図面の最新版確認、施工方法と安全対策のつながり、協力会社資料と社内確認の完了状況を順番に確認します。


期限直前に慌てる原因の多くは、資料がないことだけではありません。資料同士が合っていない、工程変更が反映されていない、図面が古い、安全対策が具体的でない、協力会社資料が未確認、社内修正が未完了といった細かな不整合が積み重なることで起こります。そのため、最終確認では、資料がそろっているかだけでなく、申請資料全体が一つの計画として整合しているかを見ることが大切です。


また、期限直前の混乱を防ぐには、事前管理が欠かせません。工事開始日が決まった段階で要否確認を行い、提出期限から逆算して資料回収、図面確定、安全対策確認、社内承認、修正期限を設定します。工程変更があった場合は、88条申請への影響を必ず確認します。


88条申請は、単なる書類提出ではなく、着工前に安全計画を整えるための重要な準備です。提出期限を守ることに加えて、現場で実行できる施工方法、安全対策、管理体制が資料上で整理されていることが求められます。


期限直前の確認をスムーズにするには、現場情報を日頃から正確に記録しておくことも有効です。工事範囲、仮設位置、搬入経路、危険箇所、周辺状況が整理されていれば、図面確認や安全対策資料の作成が進めやすくなります。


LRTKは、iPhoneに装着して使えるGNSS高精度測位デバイスとして、現場の位置情報を高精度に取得し、写真、測点、作業範囲の記録と結びつけやすくします。88条申請そのものを作成する道具ではありませんが、期限直前に確認が必要になりやすい工事範囲、仮設位置、搬入経路、危険箇所、周辺状況を整理する基礎情報づくりに役立ちます。88条申請の提出前確認を効率化し、期限直前の手戻りや慌てを減らしたい場合は、LRTKのような高精度な現場記録の仕組みを取り入れることで、申請準備と着工前確認をより確実に進めやすくなります。


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