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発電量が低いのに電気代が高い原因7つ

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万能の測量機LRTKの説明

著者: LRTKチーム

目次


発電量が低いのに電気代が高い状態とは

太陽光発電を設置しているのに、「思ったより発電量が低い」「売電収入が少ない」「それなのに電気代が高い」と感じる家庭は少なくありません。特に、モニターに表示される発電量が以前より少なく見えたり、電気料金の請求額が上がったりすると、設備の故障を疑いたくなるものです。


ただし、発電量が低い原因は必ずしも故障とは限りません。天候や季節、屋根の影、パネルの汚れ、電気の使い方、料金プラン、設備の経年劣化など、複数の要素が重なっているケースが多くあります。


また、「発電量が低い」と「電気代が高い」は、似ているようで別の問題です。発電量が少なければ買電量が増えやすくなりますが、発電量がそこまで悪くなくても、家庭内の電気使用量が増えていれば電気代は高くなります。反対に、電気代が高くても、太陽光発電設備自体は正常に動いていることもあります。


大切なのは、感覚だけで判断せず、発電量・消費電力量・買電量・売電量を分けて確認することです。この記事では、発電量が低いのに電気代が高くなる主な原因を7つに分けて解説し、家庭でできる確認方法と対策まで紹介します。


まず確認したい3つの数字

原因を探す前に、まずは次の3つの数字を確認しましょう。


発電量だけを見ても、電気代が高い理由はわかりません。例えば、発電量が前年同月より少し下がっていても、エアコンや給湯、在宅時間の増加によって消費電力量が大きく増えていれば、電気代は高くなります。


反対に、発電量が大きく落ちているのに消費電力量は変わっていない場合は、太陽光パネルやパワーコンディショナー、配線、ブレーカーなどの設備側に問題がある可能性があります。


確認するときは、できれば1日単位ではなく、1か月単位で比べるのがおすすめです。1日だけ曇りや雨が多かっただけで発電量は大きく変わりますが、1か月単位で見ると傾向がつかみやすくなります。


原因1:天候・季節によって発電量が下がっている

発電量が低いと感じたとき、まず考えたいのが天候と季節の影響です。太陽光発電は太陽の光を受けて発電するため、日照時間が短い時期や曇り・雨の日が多い月は、発電量が自然に下がります。


特に冬は、夏に比べて日照時間が短く、太陽の高度も低くなります。屋根に当たる日射量が減るため、晴れていても発電量が伸びにくいことがあります。また、梅雨や台風シーズン、長雨が続く時期も発電量は落ちやすくなります。


一方で、真夏だから必ず発電量が最大になるとは限りません。太陽光パネルは高温になりすぎると発電効率が下がる性質があります。そのため、日差しが強い夏でも、パネル表面の温度が高くなりすぎると期待ほど発電しない場合があります。


この場合、発電量が低いのは故障ではなく、自然条件による一時的な低下です。判断するには、次のような比較が役立ちます。


前年同月の発電量と比べる

同じ月の晴天日同士で比べる

1日ではなく1か月の合計で見る

近隣地域の天候傾向を確認する

設置時の発電シミュレーションと比べる


例えば、1月や2月に発電量が少なくても、前年同月と大きな差がなければ、季節要因の可能性が高いと考えられます。逆に、晴天が多い月なのに前年同月より明らかに低い場合は、別の原因を疑う必要があります。


電気代が高くなる理由としては、冬場の暖房、夏場の冷房、浴室乾燥機、電気給湯器などの使用増加も関係します。発電量が下がる時期と電気使用量が増える時期が重なると、買電量が増えて電気代が高くなりやすいのです。


原因2:太陽光パネルの汚れや影で発電効率が落ちている

太陽光パネルの表面に汚れが付着していると、光を十分に受けられず、発電量が低くなることがあります。屋根の上は普段見えにくいため、気づかないうちに汚れがたまっているケースもあります。


汚れの原因には、砂ぼこり、黄砂、花粉、鳥のフン、落ち葉、排気ガス、海沿いの塩分などがあります。通常の雨である程度流れることもありますが、鳥のフンやこびりついた汚れは雨だけでは落ちにくい場合があります。


また、影の影響も見落とせません。太陽光パネルは、パネル全体に均等に光が当たることで効率よく発電します。一部に影がかかるだけでも、発電量が大きく落ちることがあります。


影の原因として多いのは、次のようなものです。


隣家や建物の影

成長した庭木や街路樹

電柱やアンテナの影

屋根上の煙突や換気設備

ベランダや手すりの影

積雪や落ち葉


設置当初は問題なかったとしても、数年後に木が成長したり、周囲に建物が建ったりして、影の条件が変わることがあります。特に朝夕は太陽の角度が低くなるため、以前より影が伸びて発電に影響する場合があります。


確認するには、晴れた日の午前・正午・午後に屋根の影の状態を見てみましょう。屋根を直接確認するのが難しい場合は、地上から見える範囲で影の位置を確認したり、発電モニターで時間帯別の発電グラフを見たりします。


もし、晴れているのに特定の時間帯だけ発電量が急に落ちている場合は、影の影響が疑われます。パネルの清掃や樹木の剪定で改善できることもありますが、屋根に上がる作業は危険です。無理に自分で清掃せず、専門業者に相談するのが安全です。


原因3:パワーコンディショナーの不調で発電ロスが起きている

太陽光パネルで発電した電気は、そのまま家庭で使えるわけではありません。パネルで作られた直流電気を、家庭で使える交流電気に変換する機器がパワーコンディショナーです。


このパワーコンディショナーに不調があると、パネル自体は発電していても、家庭で使える電気にうまく変換できず、発電量が低く見えたり、売電量が減ったりします。


パワーコンディショナーの不調でよくあるサインは次の通りです。


モニターにエラー表示が出ている

運転ランプが消えている

異音がする

本体が異常に熱い

晴れているのに発電量がほぼゼロ

発電量のグラフが急に途切れる

ブレーカーが頻繁に落ちる


パワーコンディショナーは太陽光発電システムの心臓部ともいえる機器です。屋外設置の場合は雨風や温度変化の影響を受けやすく、長く使うほど部品の劣化も進みます。


発電量が急に低くなった場合、まずはパワーコンディショナーの表示を確認してください。エラーコードが出ている場合は、取扱説明書やメーカーの案内で内容を確認できます。ただし、内部の点検や修理は感電の危険があるため、自分で分解してはいけません。


また、停電や落雷、ブレーカー操作の後に運転が停止したままになっていることもあります。復旧手順は機種によって異なるため、説明書に沿って確認しましょう。再起動しても改善しない場合や、エラーが繰り返し出る場合は、販売店や施工会社、メーカーに点検を依頼する必要があります。


パワーコンディショナーの不調を放置すると、発電しているはずの電気を使えず、買電量が増えて電気代が高くなります。発電量が低いだけでなく、売電量も急に減っている場合は、早めの確認が大切です。


原因4:電気使用量そのものが増えている

発電量が低いと感じていても、実際には電気使用量が増えていることが電気代高騰の主な原因になっている場合があります。


太陽光発電を設置している家庭では、「発電しているから電気代は安いはず」と考えがちです。しかし、家庭内で使う電気が増えれば、太陽光だけではまかないきれず、電力会社から買う電気が増えます。


電気使用量が増える主な理由には、次のようなものがあります。


在宅勤務や在宅学習が増えた

家族の人数が増えた

エアコンの使用時間が長くなった

電気給湯器の使用量が増えた

洗濯乾燥機や浴室乾燥機をよく使う

古い家電の消費電力が大きい

冷蔵庫や冷凍庫を追加した

電気自動車や蓄電池の充電が増えた

断熱性能が低く冷暖房効率が悪い


特にエアコン、給湯、乾燥機、IHクッキングヒーターは電気使用量が大きくなりやすい設備です。これらを使う時間帯が夜間や早朝に多い場合、太陽光で発電した電気を直接使えず、買電量が増えます。


発電量が低いと感じたときは、発電設備だけでなく、家全体の電気使用量を確認しましょう。電力会社のアプリや明細では、月別・日別・時間帯別の使用量を確認できることがあります。前年同月と比べて使用量が増えていれば、電気代が高い原因は発電設備ではなく、生活スタイルの変化かもしれません。


例えば、日中に家族が家にいる時間が増えた場合は、照明、エアコン、パソコン、調理家電などの使用が増えます。夜間に暖房を長時間使う場合は、太陽光発電ができない時間帯の買電が増えます。


このような場合は、発電量の回復だけでなく、消費電力量を減らす対策が重要です。エアコンの設定温度を見直す、フィルターを掃除する、古い家電を省エネ型に替える、乾燥機の使用回数を減らすなど、小さな改善でも積み重ねると効果があります。


原因5:昼間に電気を使わず自家消費できていない

太陽光発電で電気代を下げるには、発電した電気を家庭内で上手に使うことが重要です。これを自家消費といいます。


発電量がある程度あっても、昼間に家で電気をあまり使わない家庭では、発電した電気の多くを売電し、夜間に電力会社から電気を買うことになります。売電単価より買電単価のほうが高い場合、売った電気の収入よりも買った電気の支払いが大きくなり、結果として電気代が高く感じることがあります。


つまり、発電量が低いように見えなくても、自家消費のタイミングが合っていないと、電気代削減効果は小さくなります。


自家消費が少ない家庭には、次のような特徴があります。


平日昼間は家に誰もいない

洗濯や乾燥を夜に行う

食洗機を夜に使う

エコキュートの沸き上げが深夜中心

蓄電池がない

電気自動車の充電を夜に行う

日中の発電ピーク時に消費が少ない


対策としては、電気を使う家事をできるだけ昼間に移すことが有効です。例えば、洗濯機、食洗機、ロボット掃除機、充電式家電などを日中に動かすことで、発電した電気をその場で使いやすくなります。


共働き家庭でも、タイマー機能を使えば日中の自家消費を増やせます。洗濯乾燥機や食洗機を太陽光が発電しやすい時間帯に合わせて運転するだけでも、夜間の買電を減らせる可能性があります。


また、蓄電池を導入している場合は、充放電の設定を見直すことも大切です。昼間に余った電気を蓄えて夜に使えれば、買電量を減らせます。ただし、蓄電池の設定が売電優先や深夜充電中心になっていると、自家消費の効果が出にくいことがあります。


電気代が高いと感じる場合は、「どれだけ発電したか」だけでなく、「発電した電気をいつ使っているか」を確認しましょう。


原因6:電気料金プランが生活リズムに合っていない

発電量が低いのに電気代が高い場合、電気料金プランが生活リズムに合っていない可能性もあります。


太陽光発電を設置している家庭では、時間帯別料金プランやオール電化向けプランを利用しているケースがあります。これらのプランは、夜間の電気料金が安い一方で、昼間や夕方の料金が高く設定されている場合があります。


以前は夜間に電気を多く使う生活だったとしても、在宅勤務や家族構成の変化により、昼間や夕方の電気使用量が増えると、料金プランが合わなくなることがあります。


料金プランが合っていないと、次のような状態になりやすいです。


昼間の買電単価が高い

夕方から夜の電気使用量が多い

安い時間帯を活用できていない

基本料金が高い契約になっている

契約容量が実際の使用状況に合っていない

オール電化プランのメリットが減っている


太陽光発電がある家庭では、昼間の発電中は買電が少なくなるため、昼間の料金が高くても問題ないと思われがちです。しかし、曇りや雨の日、冬場、発電量が落ちている日には昼間でも買電が発生します。その単価が高いと、電気代が上がりやすくなります。


また、夕方以降は太陽光発電が弱まり、夜には発電しません。夕食の調理、入浴、暖房、照明、テレビ、乾燥機などが集中すると、買電量が増えます。この時間帯の料金が高いプランでは、電気代への影響が大きくなります。


電気料金プランを見直すときは、単純に「安そうなプラン」を選ぶのではなく、自宅の使用時間帯を確認することが大切です。電力会社の明細やアプリで、時間帯別の使用量を見て、どの時間に電気を多く使っているかを把握しましょう。


そのうえで、昼間中心の家庭なのか、夜間中心の家庭なのか、オール電化なのか、蓄電池があるのかを考えてプランを選ぶ必要があります。料金プランの変更だけで電気代が改善することもあるため、発電設備に異常がなさそうな場合は、必ず確認したいポイントです。


原因7:設備の経年劣化や施工不良がある

太陽光発電設備は長期間使えるものですが、年月が経つと少しずつ劣化します。パネル、パワーコンディショナー、配線、接続箱、架台、ブレーカーなど、システム全体のどこかに不具合が出ると、発電量が低くなることがあります。


経年劣化で起こりやすい問題には、次のようなものがあります。


パネルの発電性能低下

パネル表面の傷や割れ

配線の劣化

接続部のゆるみ

絶縁不良

パワーコンディショナーの変換効率低下

ブレーカーや接続箱の不具合

架台や固定部の劣化


また、施工不良が原因で発電量が低くなるケースもあります。例えば、配線の接続ミス、パネルの向きや角度の問題、影を考慮しない配置、防水処理の不備などです。設置直後から発電量が期待より低い場合は、シミュレーションの前提条件や施工品質を確認する必要があります。


特に注意したいのは、発電量が急に落ちた場合です。経年劣化は少しずつ進むことが多いですが、機器故障や配線トラブルがあると、ある日を境に発電量が大きく低下することがあります。


次のような状態なら、設備側の問題を疑いましょう。


晴天日でも発電量が以前の半分以下

1枚または一部のパネルだけ発電していない

発電グラフが不自然に途切れる

エラー表示が頻繁に出る

売電量が急に減った

ブレーカーが何度も落ちる

焦げたような臭いがする

異音や異常な発熱がある


設備の不具合は、放置すると発電ロスだけでなく、安全面のリスクにつながることがあります。保証期間内であれば無償修理の対象になる可能性もあるため、設置時の契約書、保証書、点検記録を確認しましょう。


自分でできるのは、モニター表示やエラーコード、ブレーカーの状態を確認するところまでです。屋根上の点検、配線確認、機器内部の確認は専門業者に依頼してください。


発電量が低いと感じたときのチェック手順

発電量が低いと感じたら、いきなり業者に連絡する前に、次の手順で確認すると原因を整理しやすくなります。


1. 発電量を前年同月と比べる

まず、今月の発電量を前年同月と比べます。太陽光発電は季節差が大きいため、前月や翌月と比べるより、前年の同じ月と比べるほうが判断しやすいです。


前年同月と比べて少し低い程度なら、天候の違いによる可能性があります。大きく低下している場合は、設備や環境の変化を疑いましょう。


2. 晴天日の時間帯別グラフを見る

晴れた日の発電グラフを確認します。正常に発電している場合、朝から徐々に発電量が増え、昼前後にピークを迎え、夕方に向かって下がる山のような形になりやすいです。


グラフが途中で急に落ちる、昼間なのにゼロに近い、一定時間だけ不自然に低いといった場合は、影や機器停止、パワーコンディショナーの不調が考えられます。


3. エラー表示を確認する

パワーコンディショナーやモニターにエラー表示がないか確認します。エラーコードが出ている場合は、メモや写真で記録しておきましょう。業者に相談するときに伝えると、原因特定が早くなります。


4. ブレーカーの状態を見る

太陽光発電用のブレーカーが落ちていないか確認します。ブレーカーが落ちている場合、発電した電気が家庭側に送られていない可能性があります。


ただし、何度もブレーカーが落ちる場合は、無理に入れ直し続けてはいけません。漏電や機器不良の可能性があるため、専門業者に相談してください。


5. パネルに影や汚れがないか確認する

地上から見える範囲で、屋根の影やパネル表面の汚れを確認します。鳥のフン、落ち葉、積雪、樹木の影などが見える場合は、発電量低下の原因になっている可能性があります。


屋根に上がるのは危険なので、自分で無理に確認・清掃しないようにしましょう。


6. 電気使用量を確認する

発電量だけでなく、電力会社の明細やアプリで電気使用量も確認します。前年同月より使用量が増えている場合、電気代が高い原因は発電量低下だけではないかもしれません。


特に、エアコン、給湯、乾燥機、在宅時間の増加は電気使用量に大きく影響します。


7. 保証書と点検履歴を確認する

設備の保証期間、施工会社、メーカー、過去の点検履歴を確認します。保証が残っている場合は、修理や交換の費用負担を抑えられる可能性があります。


点検履歴が長期間ない場合は、予防点検を依頼するのも有効です。


電気代を下げるために今日からできる対策

発電量が低い原因を確認しながら、同時に電気代を下げる対策も進めましょう。発電設備の改善には時間や費用がかかることがありますが、電気の使い方は今日から見直せます。


昼間に使える家電は昼間に動かす

太陽光発電がある家庭では、発電している時間帯に電気を使うほど買電を減らしやすくなります。


洗濯機、食洗機、掃除機、充電式家電、電気自動車の充電など、時間をずらせるものは日中に使うのがおすすめです。タイマー機能を活用すれば、外出中でも自家消費を増やせます。


エアコンの使い方を見直す

エアコンは電気代への影響が大きい家電です。設定温度を極端に低く・高くしすぎない、フィルターを掃除する、サーキュレーターを併用する、カーテンや断熱シートで外気の影響を減らすなどの対策が有効です。


また、短時間で何度もオン・オフするより、状況によっては安定運転のほうが効率的な場合があります。部屋の断熱性や外気温に合わせて使い方を見直しましょう。


古い家電を省エネ型に替える

古い冷蔵庫、エアコン、照明、テレビなどは、現在の省エネ型家電に比べて消費電力が大きいことがあります。特に冷蔵庫は24時間動いているため、買い替えによる効果が出やすい家電です。


すぐにすべてを買い替える必要はありませんが、使用年数が長く、電気使用量が多い家電から優先的に見直すと効果的です。


待機電力を減らす

使っていない家電の待機電力も、積み重なると電気代に影響します。長期間使わない家電はコンセントを抜く、スイッチ付き電源タップを使う、充電器を挿しっぱなしにしないなど、無駄な消費を減らしましょう。


料金プランを比較する

電気代が高い場合、現在の料金プランが生活に合っているか確認しましょう。太陽光発電、蓄電池、オール電化、在宅時間、家族構成によって、適したプランは変わります。


プラン変更を検討するときは、基本料金、時間帯別単価、燃料費調整額、再生可能エネルギー関連の費用、契約容量などを含めて総合的に見ることが大切です。


蓄電池の設定を見直す

蓄電池を導入している家庭では、設定によって電気代削減効果が変わります。昼間に余った電気をためて夜に使う設定になっているか、深夜充電を優先しすぎていないか、非常時用の残量設定が高すぎないか確認しましょう。


ただし、蓄電池の設定は機種や契約内容によって異なるため、不安な場合は販売店やメーカーに相談してください。


業者に相談すべき危険サイン

次のような症状がある場合は、自己判断で放置せず、専門業者に相談してください。


晴れているのに発電量がほぼゼロ

パワーコンディショナーにエラーが出続ける

ブレーカーが何度も落ちる

焦げ臭いにおいがする

機器から異音がする

パワーコンディショナーが異常に熱い

発電量が突然大きく落ちた

屋根上のパネルに割れやズレが見える

台風や地震の後から発電量が低い

雨漏りや漏電の疑いがある


特に、焦げ臭いにおい、異常発熱、ブレーカーの頻繁な作動は、安全面のリスクがあります。自分で分解したり、配線を触ったりせず、早めに点検を依頼しましょう。


業者に相談するときは、次の情報を用意しておくとスムーズです。


複数の原因が絡んでいる場合、発電設備の点検だけでなく、電気の使い方や料金プランまで含めて見直すと改善しやすくなります。


よくある質問

発電量が低い日は故障ですか?

1日だけ発電量が低い場合は、天候や雲、雨、雪、影の影響であることが多いです。故障かどうかを判断するには、晴天日の発電量、前年同月との比較、エラー表示の有無を確認しましょう。


晴れている日が続いているのに発電量が極端に低い場合や、発電量が急にゼロに近くなった場合は、設備の不具合を疑う必要があります。


太陽光パネルは掃除したほうがいいですか?

軽い汚れであれば雨で流れることもありますが、鳥のフン、落ち葉、こびりついた汚れ、黄砂などは発電量低下の原因になることがあります。汚れが目立つ場合は清掃を検討しましょう。


ただし、屋根に上がって自分で掃除するのは転落や感電の危険があります。無理をせず、太陽光パネル清掃に対応した専門業者へ相談するのが安全です。


発電量が低いのに売電量も少ないのはなぜですか?

売電量は、発電量から家庭内で使った電気を差し引いた余りです。そのため、発電量が低い場合は売電量も少なくなります。また、発電量が十分でも昼間の自家消費が多いと、売電量は少なくなります。


売電量だけを見るのではなく、発電量、消費電力量、買電量をセットで確認することが大切です。


電気代が高い原因は太陽光発電の故障ですか?

必ずしも故障とは限りません。電気代が高くなる原因には、発電量の低下だけでなく、電気使用量の増加、料金プランの不一致、自家消費不足、季節要因などがあります。


まずは電気料金明細で使用量と買電量を確認し、発電モニターで発電量の変化を見ましょう。発電量が前年同月より大きく下がっている場合は、設備点検を検討してください。


蓄電池を入れれば電気代は下がりますか?

蓄電池は、昼間に余った電気を夜に使えるため、買電量を減らす効果が期待できます。ただし、導入費用がかかるため、すべての家庭で必ず得になるとは限りません。


電気使用量、売電単価、買電単価、太陽光の発電量、停電対策の必要性などを総合的に見て判断することが大切です。すでに蓄電池がある場合は、まず設定を見直して自家消費を増やせるか確認しましょう。


発電量の目安はどれくらいですか?

発電量は、設置容量、地域、屋根の向き、角度、影、天候、季節、設備状態によって変わります。そのため、すべての家庭に共通する目安だけで判断するのは危険です。


設置時の発電シミュレーション、前年同月の実績、晴天日のグラフを基準にすると、自宅に合った判断がしやすくなります。


点検は何年ごとに必要ですか?

太陽光発電設備は屋外で長期間使用するため、定期的な点検が望ましいです。点検の頻度は設備や契約内容によって異なりますが、発電量の低下、エラー表示、台風や地震の後などは早めに確認したほうが安心です。


設置会社やメーカーの推奨する点検周期、保証条件も確認しておきましょう。


まとめ

発電量が低いのに電気代が高い原因は、ひとつとは限りません。主な原因は次の7つです。


天候・季節によって発電量が下がっている

太陽光パネルの汚れや影で発電効率が落ちている

パワーコンディショナーの不調で発電ロスが起きている

電気使用量そのものが増えている

昼間に電気を使わず自家消費できていない

電気料金プランが生活リズムに合っていない

設備の経年劣化や施工不良がある


まずは、発電量・消費電力量・買電量・売電量を分けて確認しましょう。発電量だけを見て判断すると、実際の原因を見誤ることがあります。


晴天日でも発電量が極端に低い、エラー表示が出る、ブレーカーが何度も落ちる、売電量が急に減ったといった症状がある場合は、設備側の不具合が考えられます。一方で、発電量に大きな異常がなくても、電気使用量の増加や料金プランの不一致によって電気代が高くなることもあります。


太陽光発電の効果を高めるには、発電した電気を昼間に使うこと、家電の使い方を見直すこと、料金プランを生活リズムに合わせることが重要です。設備の点検と日々の使い方の両方を見直せば、発電量が低いと感じる不安を減らし、電気代の改善につなげやすくなります。


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