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発電量が低い時のメーカー保証対象3パターン

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万能の測量機LRTKの説明

著者: LRTKチーム

目次

発電量が低いだけではメーカー保証とは限らない

メーカー保証対象になる3パターン早見表

パターン1:太陽電池モジュールの出力値が保証基準を下回った

パターン2:製造上の不具合でパネルに割れ・漏電・性能低下が起きた

パターン3:パワーコンディショナなど周辺機器に製造上の不具合がある

メーカー保証対象外になりやすい発電量低下の原因

保証申請前に確認すべき7つのチェック項目

メーカーへ相談する時に用意する資料

保証対象か迷った時の判断フロー

よくある質問

まとめ


発電量が低いだけではメーカー保証とは限らない

太陽光発電の発電量が低いと、「パネルが故障したのでは」「メーカー保証で直せるのでは」と不安になる方は多いはずです。特に、前年同月より売電量が減った、晴れているのにモニターの数値が伸びない、設置から10年前後たって急に発電量が落ちた、という状況では早めの確認が必要です。


ただし、発電量が低いという事実だけで、すぐにメーカー保証の対象になるわけではありません。太陽光発電は、日射量、季節、天候、影、積雪、汚れ、出力制御、蓄電池の充放電設定、パワーコンディショナの状態など、さまざまな要因で発電量が変わります。JPEA(太陽光発電協会)も、発電性能の確認には月に一度、前年同月の発電量と比較することが大事だと案内しています。


メーカー保証で重要なのは、「発電量が低いか」ではなく、「保証書に書かれた対象機器・保証期間・保証条件に当てはまる不具合か」です。消費者庁掲載の住宅用太陽光発電システム向け資料でも、一般的には太陽電池パネルの出力保証と、パワーコンディショナなど周辺機器の保証があり、保証書で期間や内容を確認するよう案内されています。


この記事では、発電量が低い時にメーカー保証の対象になりやすい3パターンを、保証外になりやすい原因や申請前のチェック項目とあわせて整理します。


メーカー保証対象になる3パターン早見表

発電量低下でまず確認すべき保証は、「出力保証」「製品保証」「機器保証」の3つです。メーカーや製品によって名称は異なりますが、考え方はおおむねこの3分類で整理できます。


パナソニックの住宅用太陽光発電システムの保証例では、モジュール出力が規定値を下回った場合や、製造に起因する太陽電池の割れ等が発生した場合に修理対応する内容が示されています。また、パワーコンディショナや接続箱などの周辺機器についても、製造上の不具合が発見された場合に修理対応する保証が案内されています。


シャープの保証例でも、太陽電池モジュール、パワーコンディショナ、電力モニタ、ケーブル、架台、開閉器、接続箱などのシステム構成機器が対象として挙げられており、太陽電池モジュールの出力が保証値を下回った場合も保証対象事象として説明されています。


つまり、発電量が低い時に確認すべきポイントは、「パネル自体の出力低下なのか」「パネルの製造上の不具合なのか」「パワコンなど周辺機器の不具合なのか」です。この切り分けができると、メーカー保証の対象かどうかを判断しやすくなります。


パターン1:太陽電池モジュールの出力値が保証基準を下回った

もっともイメージしやすいメーカー保証が、太陽電池モジュールの「出力保証」です。出力保証とは、一定期間内に太陽電池モジュールの出力値がメーカーの定める保証値を下回った場合、保証規定に基づいて修理や交換などの対応を受けられる可能性がある保証です。


注意したいのは、家庭のモニターに表示される日々の発電量が少ないことと、モジュール単体の出力値が保証基準を下回ることは同じではない点です。出力保証で問題になるのは、メーカーが定めた測定条件や判定方法で確認した「モジュールの出力値」です。たとえばパナソニックの保証例では、公称最大出力に対して10年で81%未満、25年で72%未満となった場合など、具体的な基準が示されています。


そのため、発電モニターの数値が低いだけで「出力保証で交換してください」と言っても、すぐに認められるとは限りません。まずは、前年同月比でどれくらい下がっているか、晴天日のピーク出力が明らかに落ちているか、特定の時間帯だけ下がるのか、1日を通して低いのかを記録します。そのうえで、販売店や施工店、メーカーに点検を依頼し、パネル出力の測定や系統ごとの異常確認をしてもらう流れになります。


出力保証の対象になりやすいのは、次のようなケースです。


晴天日でも発電量が以前より大きく低下している

影や積雪、汚れなどの外的要因では説明しにくい

パワーコンディショナやモニターに異常がない

点検で特定のモジュールまたはストリングの出力低下が確認された

保証書に記載された出力保証期間内である

メーカー指定の施工・登録・申請条件を満たしている


一方で、夏と冬の発電量を単純に比べて「冬の方が低いから保証対象」と考えるのは危険です。太陽光発電は季節で発電量が変わるため、比較するなら前年同月や同じ季節、似た天候条件で見る必要があります。JPEAは、発電モニターをチェックし、毎日の発電量をグラフにすると発電性能の確認ができると説明しています。


パターン2:製造上の不具合でパネルに割れ・漏電・性能低下が起きた

2つ目は、太陽電池モジュールそのものに製造上の不具合があり、その結果として発電量が低下しているケースです。これは出力保証というより、製品保証やモジュール保証、機器瑕疵保証として扱われることがあります。


たとえば、パネル内部の不具合、太陽電池の割れ、バックシートの異常、端子部や接続部の不具合などが原因で発電性能が落ちている場合です。パナソニックの保証例では、製造に起因する太陽電池の割れ等が発生した場合に無料で修理対応すると説明されています。


シャープの保証例でも、太陽電池モジュールの製造上に起因する機器の不具合として、ガラス割れ、バックシートのキズ、破れ等による漏電が例示されています。


このパターンで重要なのは、「原因が製造上の不具合かどうか」です。たとえば、台風で飛来物が当たって割れた、屋根工事で踏み抜いた、落雪や落枝で破損した、施工時の取り扱いに問題があった、という場合はメーカーの製品保証ではなく、施工店の責任、自然災害補償、火災保険など別の枠で判断されることがあります。


製造上の不具合によるパネル異常が疑われるサインは、次のとおりです。


パネル表面や裏面に不自然な割れ・変色・膨れがある

雨天後に漏電やブレーカー落ちが起きる

ある系統だけ発電量が極端に低い

エラー表示が繰り返し出る

設置後まもなく発電量が明らかに低い

点検で絶縁抵抗や出力測定に異常が出る


ただし、屋根上のパネルを自分で確認しようとして登るのは危険です。太陽光発電システムは停止しているように見えても、日射があれば発電している場合があります。消費者庁掲載資料でも、曇りの時でも数百ボルトの電圧が発生するため、自分で絶縁処置や撤去をせず、販売店や太陽電池メーカーに相談するよう案内されています。


発電量低下とパネル異常が疑われる場合は、モニター数値の記録、エラー画面の写真、発電量が落ちた時期のメモ、屋根周辺の変化の有無を整理したうえで、販売店・施工店・メーカーに相談しましょう。


パターン3:パワーコンディショナなど周辺機器に製造上の不具合がある

3つ目は、太陽電池モジュールではなく、パワーコンディショナ、接続箱、ケーブル、開閉器、電力モニタ、センサー類など、システムを構成する周辺機器に不具合があるケースです。


太陽光発電では、パネルが発電した直流電力を、家庭で使える交流電力に変換するためにパワーコンディショナが必要です。パネルが正常でも、パワーコンディショナが停止している、変換効率が落ちている、接続箱や配線に異常がある、といった状態では発電量が低く見えます。


パナソニックの保証例では、住宅用周辺機器としてパワーコンディショナ、接続箱、標準架台、住宅用創蓄連携システムパワーステーションなどが挙げられており、保証期間内に対象機器の製造上の不具合が発見された場合に修理対応すると説明されています。


シャープの保証例でも、システム構成機器として太陽電池モジュール、パワーコンディショナ、電力モニタ、ケーブル、センサー、ストリングコンバータ、架台、開閉器、接続箱などが対象機器として示されています。


周辺機器の保証対象になりやすい症状は、次のようなものです。


パワーコンディショナにエラーコードが表示される

晴れているのにパワコンが運転しない

ブレーカーが落ちる

発電モニターに通信エラーが出る

特定のストリングだけ発電していない

異音・異臭・過熱などの異常がある

点検でパワコンや接続箱の製造上の不具合が確認された


ここでも大切なのは、原因の切り分けです。パワーコンディショナが故障していても、それが製造上の不具合なのか、経年劣化なのか、落雷や水害など外的要因なのか、施工不良なのかによって保証の扱いは変わります。


また、メーカー保証には「指定施工店による施工」「保証申請書の提出」「保証書の保管」「対象型番であること」などの条件が付いている場合があります。京セラの保証例では、保証適用時に保証控えが必要であること、所定の施工研修修了者による指定工法での施工が必須であること、長期保証申込書の提出がない場合は保証範囲が変わることが案内されています。


メーカー保証対象外になりやすい発電量低下の原因

発電量が低い時に、メーカー保証の対象外になりやすい原因も知っておく必要があります。保証対象外の原因を先に確認しておくと、不要な点検費用やメーカーとのやり取りの手戻りを減らせます。


日射量・季節・天候による低下

太陽光発電は、晴天が多い時期と曇天・雨天が多い時期で発電量が変わります。梅雨、台風シーズン、冬季、積雪地域では、月間発電量が大きく下がることがあります。これは自然条件による変動であり、パネルや機器の故障とは限りません。


比較する時は、今月と先月ではなく、前年同月と比較するのが基本です。JPEAも、月に一度、前年同月の発電量と比較することを発電性能確認のポイントとして示しています。


影・樹木・近隣建物による低下

設置当初は問題がなくても、数年後に樹木が伸びたり、隣地に建物が建ったり、アンテナや屋根上設備が増えたりすると、影の影響で発電量が落ちることがあります。特定の時間帯だけ発電量が急に下がる場合は、機器故障よりも影の影響を疑うべきです。


影による低下は、メーカーの製品不具合ではないため、通常はメーカー保証の対象になりにくい原因です。ただし、設計時の説明やシミュレーションに問題があった場合は、販売店や施工店との契約内容を確認する必要があります。


汚れ・落ち葉・鳥のフン・積雪

パネル表面の汚れ、落ち葉、鳥のフン、黄砂、火山灰、積雪なども発電量低下の原因になります。これらは外部環境によるものなので、メーカー保証ではなく、清掃や点検、設置環境の改善で対応するのが基本です。


ただし、無理な自己清掃はパネル破損や転落事故につながります。屋根上作業が必要な場合は、販売店や施工店、専門業者に相談しましょう。


出力制御・売電量の減少

発電量そのものではなく、売電量が減っただけの場合もあります。自家消費量が増えた、蓄電池を導入した、電力会社側の出力制御があった、売電単価が変わった、といった場合は、発電設備が故障していなくても売電収入が減ることがあります。


「売電が減った=発電量が低い」と判断する前に、発電量、消費量、売電量、買電量を分けて確認しましょう。消費者庁掲載資料でも、発電性能の低下は表示モニターやHEMSで過去の発電量と比較することで見つかることがあり、売電している場合は電力会社から届く需給電力量のお知らせの変化から見つかることもあると案内されています。


施工不良・他社機器・改造

メーカー保証は、原則としてメーカーの保証規定に基づいて判断されます。指定外の施工、後付け機器、改造、誤使用、他社部材、施工店側の不備などが原因の場合、メーカー保証の対象外になる可能性があります。


京セラの保証例でも、設置工事や京セラ供給品以外の機器・部材に起因した製品不具合や修理費用は保証対象外とされています。


自然災害・飛来物・事故

台風、落雷、雪害、雹、飛来物、火災、水害、地震などで機器が損傷した場合、メーカーの製品保証ではなく、自然災害補償や火災保険の対象として扱われることがあります。自然災害補償が付帯しているメーカー保証や販売店保証もありますが、対象範囲、上限額、免責、対象外災害は制度ごとに異なります。


発電量が低くなった時期が台風や落雷の直後であれば、メーカー保証だけでなく、自然災害補償、火災保険、施工店保証もあわせて確認しましょう。


保証申請前に確認すべき7つのチェック項目

メーカーに連絡する前に、次の7項目を確認しておくと、話がスムーズに進みます。


1. 前年同月と比べてどれくらい低いか

まず、発電量の記録を確認します。1日だけ発電量が低いなら天候の影響かもしれません。1か月単位で前年同月より大きく低い、晴天日でもピーク出力が明らかに低い、という場合は点検を検討します。


2. 晴天日の発電カーブが不自然か

太陽光発電の発電量は、晴天日であれば朝から増え、昼頃にピークを迎え、夕方に下がる山型のカーブになりやすいです。途中で急に落ちる、昼だけ極端に低い、一定値以上に上がらない、といった場合は、影、出力制御、パワコン制限、機器異常などを切り分ける必要があります。


3. パワーコンディショナにエラー表示がないか

パワーコンディショナの表示部やモニターにエラーコードが出ている場合は、写真を撮っておきましょう。エラーコードは原因特定の重要な手がかりになります。


4. ブレーカーが落ちていないか

分電盤や太陽光発電用ブレーカーが落ちていると、発電していても正常に連系できない場合があります。ただし、ブレーカーが繰り返し落ちる場合は漏電や機器異常の可能性があるため、自己判断で何度も復旧させず、専門業者へ相談しましょう。


5. 影や周辺環境が変わっていないか

新しい建物、伸びた樹木、屋根上設備、アンテナ、近隣の足場など、影の原因が増えていないか確認します。特定の時間帯だけ発電量が落ちる場合は、影の影響が有力です。


6. 保証書と申込状況を確認する

保証書が手元にあるか、保証期間内か、保証の申し込みが完了しているかを確認します。消費者庁掲載資料では、保証書がない場合に保証を受けられないことがあると注意されています。


7. 点検業者の勧誘に即答しない

発電量低下が不安な時に、「点検が義務化された」「今すぐ交換しないと危険」と言われると焦って契約しがちです。JPEAは、知らない業者から点検を勧められたら即答を避け、不明な場合は販売店・施工店またはメーカーに確認するよう注意喚起しています。


メーカーへ相談する時に用意する資料

メーカー保証の相談では、「発電量が低いです」と伝えるだけでは判断が難しい場合があります。次の資料を用意しておくと、販売店・施工店・メーカーが原因を切り分けやすくなります。


特に重要なのは、保証書、型番、設置時期、発電量データ、エラー表示です。メーカー保証は対象製品や申込条件に左右されるため、型番が分からないままでは判断が進みにくくなります。


また、点検を依頼した結果「機器に不具合なし」と判定された場合、点検費用が有償になることがあります。シャープの保証例でも、非故障時の判定は有償とされています。


保証対象か迷った時の判断フロー

発電量が低いと感じたら、次の順番で確認すると、保証対象かどうかを整理しやすくなります。


ステップ1:一時的な低下か継続的な低下かを見る

まず、1日だけの低下なのか、数週間から数か月続く低下なのかを確認します。雨や曇りが続いた月は、発電量が下がっても異常とは限りません。前年同月、同じ季節、晴天日の発電カーブで比較しましょう。


ステップ2:影・汚れ・積雪・周辺環境を確認する

外的要因で説明できる場合は、メーカー保証ではなく環境改善やメンテナンスで対応する可能性が高くなります。たとえば、午前中だけ低いなら東側の影、午後だけ低いなら西側の影、雨のあとに不具合が出るなら漏電や接続部異常を疑います。


ステップ3:パワコンとブレーカーを確認する

パワコンが停止している、エラーコードが出ている、ブレーカーが落ちている場合は、周辺機器の不具合が疑われます。保証期間内で、製造上の不具合と判断されれば、機器保証やシステム保証の対象になる可能性があります。


ステップ4:保証書の範囲を見る

次に、保証書で「出力保証」「機器保証」「自然災害補償」「施工保証」のどれに該当しそうかを見ます。メーカー保証だけでなく、販売店保証、施工保証、火災保険が関係する場合もあります。


ステップ5:販売店・施工店・メーカーに相談する

保証対象かどうかは、最終的に保証規定と点検結果で判断されます。消費者庁掲載資料では、安全性や発電性能の低下がみられた場合、販売店や太陽電池メーカーに連絡し、専門業者による点検やメンテナンスを推奨しています。


よくある質問

発電量が前年より20%低い場合、メーカー保証の対象ですか?

前年より20%低いだけでは、ただちにメーカー保証対象とは判断できません。天候、日射量、影、積雪、出力制御、自家消費量の変化などで月間発電量は変わります。まずは前年同月だけでなく、晴天日の発電カーブ、パワコンのエラー、周辺環境の変化を確認しましょう。そのうえで、点検によりモジュール出力が保証基準を下回る、または機器の製造上の不具合が確認されれば、保証対象になる可能性があります。


出力保証が25年あるなら、25年間は発電量低下をすべて直してもらえますか?

いいえ。出力保証は、家庭全体の発電量や売電収入を25年間保証するものではありません。メーカーが定める基準に対して、モジュールの出力値が保証値を下回った場合に適用される保証です。日射不足、影、汚れ、積雪、出力制御、施工不良、自然災害などによる低下は、出力保証の対象外になることがあります。


パワーコンディショナの故障でもメーカー保証は使えますか?

保証期間内で、対象機器に製造上の不具合があると判断されれば、機器保証やシステム保証の対象になる可能性があります。ただし、保証期間、対象型番、施工条件、保証申込の有無によって扱いは変わります。パナソニックの保証例では、対象のパワーコンディショナに製造上の不具合が発見された場合の修理対応が示されています。


保証書が見つからない場合はどうすればよいですか?

まず、設置時の契約書、引渡書類、販売店名、施工店名、メーカー名、型番、設置日が分かる資料を探しましょう。そのうえで、販売店・施工店・メーカーに問い合わせます。ただし、保証書がない場合は保証を受けられないことがあるため、見つかった書類はまとめて保管しておくことが重要です。


販売店が倒産している場合でもメーカー保証は使えますか?

メーカー保証の条件を満たしていれば、メーカー窓口に相談できる可能性があります。ただし、保証申込が未完了、保証書がない、対象機器や施工条件が確認できない場合は、対応が難しくなることがあります。メーカー、施工店、販売店のいずれかに連絡できる情報を整理し、保証書や型番、設置日を確認しましょう。京セラの保証例では、販売店・施工店が存在しない場合は京セラに連絡するよう案内されています。


点検費用は無料ですか?

必ず無料とは限りません。保証対象の故障と判定されれば修理や交換が保証範囲に入ることがありますが、点検の結果、機器に不具合がなかった場合や、保証対象外の原因だった場合は、点検費用や調査費用が有償になることがあります。保証書やメーカーの保証規定、販売店の説明を事前に確認しましょう。


自分でパネルを洗えば発電量は戻りますか?

汚れが原因なら改善する可能性はありますが、屋根上での作業は転落や感電の危険があります。また、誤った清掃でパネルを傷つけると保証に影響する可能性もあります。地上から確認できる範囲にとどめ、屋根上作業が必要な場合は専門業者に相談してください。


発電量が低い時、最初にメーカーへ直接連絡すべきですか?

設置した販売店や施工店が分かる場合は、まずそこへ相談するのが一般的です。施工内容、保証申込、型番、設置環境を把握しているため、原因の切り分けが早いことがあります。販売店や施工店と連絡が取れない場合、保証書や型番を用意してメーカー窓口へ相談しましょう。


まとめ

発電量が低い時にメーカー保証の対象になりやすいのは、次の3パターンです。


一方で、日射量、季節、天候、影、汚れ、積雪、出力制御、自然災害、施工不良、他社機器、改造などが原因の場合は、メーカー保証の対象外になることがあります。


大切なのは、「発電量が低い」という感覚だけで判断せず、前年同月比、晴天日の発電カーブ、エラー表示、保証書、型番、設置時期を整理してから相談することです。保証書があるか、保証期間内か、保証申込が完了しているか、指定施工条件を満たしているかを確認すれば、メーカー保証で対応できる可能性を早く見極められます。


発電量の低下が続く場合や、ブレーカー落ち、異音、異臭、エラー表示、雨天後の不具合がある場合は、自己判断で分解・復旧・屋根上確認をせず、販売店・施工店・メーカーへ相談してください。太陽光発電は長く使う設備だからこそ、発電量の記録と保証書の管理、定期的な点検が将来の損失を防ぐ近道です。


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