top of page

発電量が低い曇りの日の目安と回復の判断基準5つ

タイマーアイコン.jpeg
この記事は平均6分45秒で読めます
万能の測量機LRTKの説明

著者: LRTKチーム

目次


発電量が低い日は異常なのか

太陽光発電を使っていると、「今日は発電量が低いけれど故障なのか」「曇りの日でもここまで下がるのか」と不安になることがあります。


結論から言うと、曇りの日に発電量が低いこと自体は珍しくありません。太陽光発電は太陽の光を受けて電気を作る仕組みなので、日射量が少ない日は発電量も下がります。特に厚い雲に覆われた日、雨が降っている日、朝から夕方まで空が暗い日は、晴天時と比べて大きく発電量が落ちます。


ただし、すべてを「曇りだから仕方ない」と判断するのも危険です。天気が回復しても発電量が戻らない場合、パワーコンディショナの停止、ブレーカーの異常、配線トラブル、太陽光パネルの汚れや破損、影の影響などが関係している可能性があります。


大切なのは、1日だけの発電量で判断しないことです。太陽光発電の発電量は、天候、季節、時間帯、気温、設置条件によって日々変動します。そのため、発電量が低いと感じたときは、「昨日より低いか」だけでなく、「天気の条件に対して妥当か」「晴れた日に回復するか」「同じ季節の過去データと比べてどうか」を見る必要があります。


この記事では、曇りの日の発電量の目安、発電量が低い原因、故障かどうかを見分ける判断基準、実際に確認すべき手順をわかりやすく解説します。


曇りの日の発電量の目安

曇りの日の発電量は、晴れの日と比べて大きく下がります。一般的な目安としては、薄曇りなら晴天時の50〜70%程度、厚い曇りなら20〜40%程度、雨や空が暗い日は10〜30%程度まで落ちることがあります。


もちろん、これはあくまで目安です。実際の発電量は、太陽光パネルの容量、地域、設置角度、屋根の向き、季節、雲の厚さによって変わります。


たとえば、5kWの住宅用太陽光発電を設置している場合、よく晴れた春や秋の日には1日あたり20kWh前後発電することがあります。しかし、終日曇りの日は5〜12kWh程度、雨が続く日は3〜8kWh程度まで下がることもあります。


晴れの日と曇りの日の比較目安

数字だけを見ると「発電量が低い」と感じるかもしれませんが、曇りや雨の日に晴天時の半分以下になることは十分にあります。特に冬場や梅雨時期は、日照時間そのものが短く、太陽の高度も低いため、同じ曇りでも発電量がさらに少なくなりやすいです。


1日単位ではなく数日単位で見る

発電量が低いかどうかを判断するときは、1日だけの数字で決めないことが大切です。太陽光発電は天候の影響を強く受けるため、昨日は20kWh、今日は5kWhという差が出ることもあります。


判断するときは、少なくとも3日から1週間程度の推移を見るのがおすすめです。曇りや雨が続いている間だけ発電量が低く、晴れた日にしっかり回復しているなら、基本的には異常とは考えにくいです。


一方で、晴れているのに発電量が以前の半分程度しかない、天気が回復しても低い状態が続く、モニターにエラー表示がある場合は注意が必要です。


発電量が低いと感じたときに最初に見るべき数字

発電量が低いと感じたときは、まず「発電量の合計」だけを見るのではなく、いくつかの数字を組み合わせて確認しましょう。


確認すべき数字1:当日の発電量

最初に見るのは、その日の発電量です。モニターやアプリに表示される「本日の発電量」を確認します。


ただし、本日の発電量は朝や昼の時点ではまだ途中経過です。午前中に低く見えても、午後から晴れれば回復する場合があります。反対に、朝は晴れていても午後から曇れば、1日の合計は低くなります。


そのため、当日の発電量だけで判断する場合は、夕方以降に確認するのが基本です。


確認すべき数字2:時間帯別の発電カーブ

次に見るべきなのが、時間帯別の発電カーブです。正常な太陽光発電では、晴れの日なら朝から徐々に発電量が増え、昼前後にピークを迎え、夕方に向かって下がっていきます。


曇りの日はカーブがギザギザになったり、全体的に低くなったりします。雲が流れるたびに発電量が上下するため、きれいな山型にならないこともあります。


一方で、晴れているのに発電カーブが途中で急にゼロになる、昼間なのに発電が止まっている、毎日同じ時間に大きく落ちる場合は、機器停止や影の影響を疑う必要があります。


確認すべき数字3:過去の同じ時期との比較

発電量は季節によって変わります。夏は日照時間が長い一方で、気温が高くなりすぎると変換効率が下がることがあります。冬は気温が低いため効率は良くなりやすいものの、日照時間が短く太陽の角度も低いため、総発電量は下がりやすくなります。


そのため、今月の発電量を先月と比べるだけでは正しく判断できません。できれば前年同月、または同じ季節の過去データと比較しましょう。


たとえば、昨年の4月に月間500kWh発電していたのに、今年の4月が300kWhしかない場合は、天候差だけでなく設備面の確認も必要です。ただし、今年の4月が雨や曇りの多い月だった場合は、発電量が下がっても自然な変動の範囲に入ることがあります。


確認すべき数字4:売電量ではなく発電量

「発電量が低い」と感じている人の中には、実際には売電量を見ているケースがあります。


発電量とは、太陽光発電システムが作った電気の量です。売電量とは、作った電気のうち家庭で使い切れず、電力会社へ送った電気の量です。


日中にエアコン、洗濯機、食洗機、給湯器、蓄電池の充電などで電気を多く使っていると、発電量は十分でも売電量は少なくなります。つまり、売電量が低いからといって、必ずしも発電量が低いとは限りません。


確認するときは、モニターやアプリで「発電量」「消費量」「売電量」を分けて見ましょう。


発電量が低い主な原因7つ

発電量が低い原因は、天候だけではありません。ここでは、よくある原因を7つに分けて解説します。


原因1:曇りや雨で日射量が少ない

最も多い原因は、単純に日射量が少ないことです。太陽光発電は直射日光だけでなく、雲を通した光でも発電できます。しかし、雲が厚くなるほどパネルに届く光は減り、発電量も下がります。


薄曇りであれば意外と発電することもありますが、空全体が暗い日や雨の日は大きく落ちます。特に朝から夕方まで雨が続く日は、晴天時の数分の一になることもあります。


この場合、晴れた日に発電量が戻れば大きな問題はありません。


原因2:季節による日照時間の変化

同じ晴れの日でも、季節によって発電量は変わります。春や秋は気温と日射条件のバランスが良く、発電量が伸びやすい時期です。


夏は日照時間が長いものの、太陽光パネルの温度が高くなることで発電効率が下がる場合があります。冬は日照時間が短く、太陽の高度も低いため、屋根の向きや周囲の建物の影の影響を受けやすくなります。


「最近、発電量が低い」と感じたときは、季節の変化も考慮しましょう。特に秋から冬にかけては、日ごとに発電量が少なく見えやすい時期です。


原因3:パネルに汚れが付いている

太陽光パネルの表面に汚れが付くと、光が届きにくくなり発電量が下がります。主な汚れには、砂ぼこり、花粉、黄砂、鳥のふん、落ち葉、排気ガス由来の汚れなどがあります。


雨で自然に流れる汚れもありますが、鳥のふんやこびりついた汚れは残ることがあります。特に一部のパネルだけが汚れている場合、その部分が発電の足を引っ張ることがあります。


ただし、屋根上のパネルを自分で清掃するのは危険です。転落やパネル破損のリスクがあるため、無理に上らず、必要な場合は専門業者に相談しましょう。


原因4:周囲の影が増えた

太陽光発電は影の影響を受けます。設置当初は問題がなくても、数年後に周囲の環境が変わることで発電量が低くなることがあります。


たとえば、隣家の増築、近隣の建物の新築、庭木の成長、電柱やアンテナの影、冬場の太陽高度低下などが原因になります。


毎日同じ時間帯に発電量が大きく落ちる場合は、影の影響を疑いましょう。特に午前中だけ低い、午後だけ低い、冬だけ極端に低いという場合は、影の位置を確認する価値があります。


原因5:パワーコンディショナが停止している

パワーコンディショナは、太陽光パネルで作った電気を家庭で使える電気に変換する重要な機器です。この機器が停止していると、パネルが発電できる状態でも実際の発電量はゼロ、または大きく低下します。


モニターにエラーコードが表示されている、パワーコンディショナのランプがいつもと違う、発電量が突然ゼロになったという場合は、パワーコンディショナの状態を確認しましょう。


一時的な保護機能で停止している場合もありますが、エラーが繰り返される場合は点検が必要です。


原因6:ブレーカーや接続箱の異常

太陽光発電には、専用ブレーカーや接続箱が使われています。何らかの理由でブレーカーが落ちていると、発電した電気が正しく送られません。


停電後、雷の後、点検後、工事後などに発電量が低い、またはゼロになっている場合は、ブレーカーが正しい状態になっているか確認しましょう。


ただし、電気設備を不用意に触るのは危険です。取扱説明書で確認できる範囲を超える作業は避け、異常が疑われる場合は施工会社やメーカーに相談してください。


原因7:機器の経年劣化や故障

太陽光パネルやパワーコンディショナは長く使える設備ですが、年数が経つにつれて少しずつ性能が低下することがあります。特にパワーコンディショナは電子機器なので、10年前後を目安に不具合が出るケースもあります。


発電量が年々少しずつ下がっている程度であれば、経年劣化の範囲かもしれません。しかし、ある日を境に急に半分以下になった、エラーが頻発する、晴天でも発電が安定しない場合は、故障の可能性があります。


曇りの日と故障を見分ける回復の判断基準5つ

発電量が低いときに最も大切なのは、「天気による一時的な低下なのか」「設備の異常なのか」を見分けることです。ここでは、回復の判断基準を5つ紹介します。


判断基準1:晴れた日に発電量が戻るか

最もわかりやすい判断基準は、晴れた日に発電量が戻るかどうかです。


曇りや雨の日に発電量が低くても、翌日以降の晴天日にいつも通りの発電量に戻るなら、天候の影響である可能性が高いです。反対に、晴れているのに発電量が低いままなら、設備や周辺環境に問題があるかもしれません。


目安として、晴天日の昼前後にしっかり発電のピークが出ているかを確認しましょう。ピークが以前より明らかに低い場合は、パネル、パワーコンディショナ、影、汚れなどを確認する必要があります。


判断基準2:発電カーブが自然な形になっているか

発電量の合計だけでなく、発電カーブの形も重要です。


曇りの日は、雲の動きによって発電量が上下するため、カーブが不規則になりやすいです。これは自然な変動です。一方で、晴れの日にもかかわらず発電カーブが急に途切れる、昼間にゼロになる、一定の上限で頭打ちになる場合は注意が必要です。


特に、毎日同じ時刻に発電量が落ちる場合は影の可能性があります。昼間に突然ゼロになってそのまま戻らない場合は、パワーコンディショナやブレーカーの異常も考えられます。


判断基準3:エラー表示が出ていないか

モニターやアプリ、パワーコンディショナ本体にエラー表示が出ていないか確認しましょう。


エラーコードが表示されている場合は、天候だけが原因ではない可能性があります。エラーの内容によっては、一時的な停止、電圧上昇抑制、機器異常、通信異常など、さまざまな原因が考えられます。


ただし、エラーコードの意味はメーカーや機種によって異なります。自己判断で分解したり、配線を触ったりせず、取扱説明書を確認し、必要に応じてメーカーや施工会社に連絡しましょう。


判断基準4:発電量がゼロになっていないか

曇りの日でも、昼間に完全なゼロが長時間続くのは注意が必要です。もちろん、積雪でパネルが完全に覆われている場合や、非常に暗い時間帯であれば発電しないこともあります。


しかし、日中で外がある程度明るいにもかかわらず発電量がゼロのままなら、パワーコンディショナ停止、ブレーカー遮断、通信不具合などを確認しましょう。


ここで注意したいのは、モニターの表示がゼロでも実際には通信が止まっているだけのケースがあることです。発電そのものが止まっているのか、モニターに反映されていないだけなのかを切り分ける必要があります。


判断基準5:数日連続で低い状態が続いていないか

1日だけ発電量が低い場合は、天候の影響であることが多いです。しかし、晴れ間があるにもかかわらず数日連続で低い状態が続く場合は、設備や環境の確認が必要です。


目安として、晴れの日を含めて3日以上明らかに低い、または1週間以上違和感が続く場合は、過去データと比較してみましょう。


前年同月や直近の晴天日と比べて半分程度まで落ちている場合、単なる天候不良ではない可能性があります。早めに確認することで、売電ロスや自家消費の不足を抑えられます。


発電量が低い状態が続くときの確認手順

発電量が低いときは、焦って業者に連絡する前に、確認できる範囲を順番にチェックしましょう。原因を整理しておくと、問い合わせもスムーズになります。


手順1:天気と発電量を照らし合わせる

まずは、発電量が低かった日の天気を確認します。曇り、雨、雪、濃霧、黄砂、台風前後など、日射量が少ない条件だったかを見ましょう。


曇りや雨の日だけ低く、晴れた日に戻るなら、基本的には天候の影響と考えられます。天候に関係なく低い場合は、次の確認に進みます。


手順2:発電量と売電量を分けて確認する

次に、見ている数字が発電量なのか売電量なのかを確認します。


日中の電気使用量が増えると、売電量は少なくなります。たとえば、在宅時間が増えた、エアコンを日中に使うようになった、電気自動車や蓄電池を充電している、オール電化の使い方が変わった場合は、売電量が下がっても発電量は正常なことがあります。


モニターで「発電」「消費」「売電」「買電」をそれぞれ確認しましょう。


手順3:モニターやアプリのエラーを確認する

モニターやアプリにエラー、警告、通信停止などの表示がないか確認します。通信エラーの場合、発電自体はしていても画面に正しく表示されないことがあります。


エラー表示がある場合は、表示内容をメモしておきましょう。スマートフォンで画面を撮影しておくと、問い合わせ時に説明しやすくなります。


手順4:パワーコンディショナのランプを確認する

安全に確認できる場所にパワーコンディショナがある場合は、ランプの状態を見ます。通常運転中なのか、停止中なのか、エラー表示が出ているのかを確認します。


本体に表示されているコードやランプの点滅パターンは、原因特定の手がかりになります。ただし、本体カバーを開けたり、配線に触れたりする必要はありません。見える範囲の確認にとどめましょう。


手順5:ブレーカーが落ちていないか確認する

分電盤の太陽光発電用ブレーカーが落ちていないか確認します。停電、雷、点検、工事の後にブレーカーが切れていることがあります。


ブレーカーを確認する際は、取扱説明書に従い、無理な操作はしないでください。何度入れてもすぐ落ちる場合は、異常がある可能性があるため、専門業者に相談しましょう。


手順6:影や汚れを外から確認する

地上から見える範囲で、パネルに影がかかっていないか、落ち葉や汚れが目立たないかを確認します。


冬になると太陽の角度が低くなるため、夏には影にならなかった場所が影になることがあります。また、庭木が成長してパネルに影を落としている場合もあります。


屋根に上って確認するのは危険です。双眼鏡やスマートフォンのズームで見える範囲にとどめ、必要であれば専門業者に点検を依頼しましょう。


発電量を下げないための日常チェック

発電量の低下を早めに見つけるには、日常的なチェックが役立ちます。難しい作業は必要ありません。モニターやアプリを見る習慣をつけるだけでも、異常に気づきやすくなります。


月1回は発電量を記録する

毎日細かく記録する必要はありませんが、月に1回程度は月間発電量を確認しておきましょう。できれば、前年同月と比較できるようにメモを残しておくと便利です。


たとえば、以下のような項目を記録しておくと判断しやすくなります。


記録があると、「何となく低い」ではなく、「前年同月より20%低い」「晴天日なのにピークが低い」と具体的に判断できます。


晴天日のピークを覚えておく

自宅の太陽光発電が晴れの日にどれくらい発電するのかを把握しておくと、異常に気づきやすくなります。


たとえば、春の晴天日の昼ごろに4kW前後出るシステムなら、同じような条件で2kWしか出ていない場合は違和感があります。逆に、曇りの日に1kW程度しか出ていなくても、天候を考えれば自然かもしれません。


システム容量に対して最大出力が常に同じになるわけではありませんが、自宅なりの通常パターンを知っておくことが大切です。


台風や大雪の後は確認する

台風、大雪、強風、落雷の後は、太陽光発電設備に影響が出ていないか確認しましょう。


パネルの破損、架台のずれ、飛来物による傷、配線の異常、ブレーカーの遮断などが起きる可能性があります。目視できる範囲で異常がないか確認し、発電量が急に低下していないかチェックしましょう。


特に大雪の後は、パネルに雪が積もって発電量がゼロに近くなることがあります。雪が自然に落ちて晴れた日に回復すれば問題ないことが多いですが、雪解け後も発電量が戻らない場合は確認が必要です。


パワーコンディショナの音や表示に注意する

パワーコンディショナからいつもと違う音がする、表示が消えている、エラーが繰り返される場合は、早めに確認しましょう。


パワーコンディショナは太陽光発電の心臓部ともいえる機器です。ここに不具合があると、パネルが正常でも発電した電気を使えません。


特に設置から10年前後経過している場合は、故障や交換の可能性も考えておくとよいでしょう。


問い合わせ前に準備しておく情報

発電量が低い状態が続き、施工会社やメーカーに相談する場合は、事前に情報を整理しておくと対応がスムーズです。


準備する情報1:低下に気づいた日

いつから発電量が低いと感じたのかを伝えましょう。「今週から」「昨日から」よりも、「4月10日ごろから」「雨が続いた後の晴天日から」のように具体的に伝えると原因を絞りやすくなります。


準備する情報2:発電量のデータ

当日だけでなく、数日分の発電量を用意しましょう。晴れの日、曇りの日、雨の日のデータがあると、天候による変動か設備異常かを判断しやすくなります。


モニターやアプリの画面を撮影しておくのも有効です。発電カーブが見える画面があれば、より詳しく状況を伝えられます。


準備する情報3:エラーコードや表示内容

エラーコードが出ている場合は、必ずメモしておきましょう。メーカーや機種によって意味が異なるため、正確なコードが重要です。


「赤いランプが点滅している」「停止と表示されている」「通信エラーと出ている」など、見たままの状態を伝えるだけでも役立ちます。


準備する情報4:設置年数と機器情報

太陽光発電を設置した年、パワーコンディショナの型番、パネルメーカー、システム容量などがわかると、点検や保証確認がしやすくなります。


保証書、契約書、取扱説明書、施工会社の連絡先などを手元に用意しておきましょう。


準備する情報5:周囲の変化

近隣に建物が建った、庭木が伸びた、屋根工事をした、アンテナを設置したなど、周囲の変化があれば伝えましょう。


発電量の低下は機器故障だけでなく、影や設置環境の変化でも起こります。自分では小さな変化に見えても、発電量には大きく影響することがあります。


よくある質問

曇りの日に発電量が低いのは普通ですか?

普通です。曇りの日はパネルに届く光が少なくなるため、発電量は晴天時より低くなります。薄曇りなら比較的発電することもありますが、厚い雲や雨の日は晴天時の半分以下になることもあります。


重要なのは、晴れた日に発電量が戻るかどうかです。晴天時に通常の発電量へ戻るなら、天候の影響と考えやすいです。


曇りの日でも発電はしますか?

発電します。太陽光発電は直射日光だけでなく、雲を通した光でも発電できます。ただし、発電量は大きく下がります。


空が明るい薄曇りの日はある程度発電しますが、空が暗い厚い曇りや雨の日は発電量が少なくなります。


発電量が低いのに売電量だけを見るのは危険ですか?

危険というより、判断を間違えやすくなります。売電量は、発電した電気から家庭で使った分を差し引いたものです。日中の消費電力が増えると、発電量が正常でも売電量は減ります。


発電量が低いかどうかを判断するときは、売電量ではなく発電量そのものを確認しましょう。


晴れているのに発電量が低い場合は故障ですか?

故障の可能性はありますが、必ず故障とは限りません。影、汚れ、気温、電圧上昇抑制、モニターの通信不具合などでも発電量は低く見えることがあります。


ただし、晴天日でも以前より明らかに低い状態が続く場合や、エラー表示がある場合は点検を検討しましょう。


発電量がゼロの日があるのは異常ですか?

夜間は当然ゼロです。また、雪でパネルが完全に覆われている場合や、非常に暗い天候ではほとんど発電しないこともあります。


しかし、昼間で外が明るいのに長時間ゼロが続く場合は、パワーコンディショナの停止、ブレーカーの遮断、通信不具合などを確認する必要があります。


パネルの掃除をすれば発電量は戻りますか?

汚れが原因であれば、清掃によって改善する可能性があります。ただし、すべての発電量低下が汚れによるものではありません。


また、屋根に上って自分で掃除するのは危険です。転落やパネル破損のリスクがあるため、汚れが気になる場合は専門業者に相談するのが安全です。


発電量が低いとき、すぐ業者に連絡すべきですか?

エラー表示がある、発電量がゼロのまま、晴天でも数日間回復しない、ブレーカーが何度も落ちる場合は早めに相談しましょう。


一方で、曇りや雨の日だけ低く、晴れた日に戻る場合は、まず数日間の推移を確認してからでもよいでしょう。


まとめ

発電量が低いと感じても、曇りや雨の日であれば必ずしも異常とは限りません。太陽光発電は日射量の影響を強く受けるため、薄曇り、厚い曇り、雨、雪、季節の変化によって発電量は大きく変動します。


目安として、薄曇りなら晴天時の50〜70%程度、厚い曇りなら20〜40%程度、雨の日は10〜30%程度まで下がることがあります。5kWの住宅用太陽光発電でも、晴れの日に20kWh前後発電していたものが、曇りや雨の日に数kWhまで落ちることはあります。


ただし、晴れた日に回復しない場合は注意が必要です。発電量が低い状態が続くときは、次の5つを確認しましょう。


晴れた日に発電量が戻るか

発電カーブが自然な形になっているか

モニターやパワーコンディショナにエラーが出ていないか

日中に発電量がゼロのままになっていないか

数日連続で低い状態が続いていないか


この5つを確認すれば、曇りによる一時的な低下なのか、設備の異常なのかを見分けやすくなります。


発電量が低いと感じたときは、まず天気、発電量、売電量、発電カーブ、エラー表示を順番に確認しましょう。焦って判断するのではなく、晴天日の回復状況と過去データを比べることが大切です。


もし晴れているのに発電量が戻らない、エラーが出ている、発電量がゼロのまま、以前より明らかに低い状態が続く場合は、施工会社やメーカーへ相談しましょう。早めに原因を確認することで、発電ロスを抑え、太陽光発電を安心して使い続けることができます。


LRTKで現場の測量精度・作業効率を飛躍的に向上

LRTKシリーズは、建設・土木・測量分野における高精度なGNSS測位を実現し、作業時間短縮や生産性の大幅な向上を可能にします。国土交通省が推進するi-Constructionにも対応しており、建設業界のデジタル化促進に最適なソリューションです。

LRTKの詳細については、下記のリンクよりご覧ください。

 

製品に関するご質問やお見積り、導入検討に関するご相談は、

こちらのお問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。ぜひLRTKで、貴社の現場を次のステージへと進化させましょう。

bottom of page