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初心者でもスマホで測量!小型測量器「LRTK」ならセンチ精度で簡単点群化

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この記事は平均3分45秒で読めます
万能の測量機LRTKの説明

著者: LRTKチーム

現場での測量と聞くと、大きな三脚や特殊な機器を思い浮かべる方も多いでしょう。従来の測量作業は専門技術者が高価な専用機器を使って行うもので、「自分には無理」と感じていた人も少なくありません。しかし近年、小型で扱いやすい測量器が登場し、測量の世界が大きく変わり始めています。中でも注目を集めているのが、スマートフォンと組み合わせて使える小型測量器「LRTK」です。初心者でもスマホひとつでセンチメートル単位の精度を実現し、簡単に点群データを取得できるこのツールが、測量のハードルを劇的に下げています。


本記事では、従来の測量の課題と小型測量器のメリットを整理し、スマホで測量を可能にするLRTKの特徴や活用シーンをご紹介します。測量の専門ではない若手技術者や、建設・土木などの現場で「急に測量が必要になった!」という経験をお持ちの方にも役立つ情報をお届けします。


従来の測量は専門家の仕事?大掛かりな機材と高いハードル

従来の測量というと、トランシットやトータルステーション、GNSS測量機など大型の機材を用い、熟練の測量士がチームで行う作業でした。例えば建設現場で基準点を出すだけでも、重い機器を担いで三脚を立て、測量士が高度な設定を行う必要がありました。また測量結果をデータ化するにはパソコン上で専用ソフトを使う手間もかかり、現場でリアルタイムに共有するのも容易ではありません。こうした従来手法では、専門外の人が気軽に扱えるものではなく、「測量=専門家に依頼するもの」というイメージが定着していたのです。


このように大掛かりな機材専門スキルが必要な測量は、時間とコストの面でもハードルが高く、現場のフットワークを重くしていました。小さな測量作業でも外部の専門業者を呼ばざるを得ないケースも多く、現場の若手スタッフが「自分で少し測れれば…」と思っても、従来はなかなか実現できなかったのです。


小型測量器の登場が変える現場測量

技術の進歩により、測量機器は年々小型化・高性能化しています。最近では手のひらに収まる小型測量器が登場し、現場測量の常識を覆しつつあります。小型測量器とは、その名の通りコンパクトな測量デバイスのことで、携帯性に優れながら正確な測位や測定が行える機器を指します。


小型測量器のメリットは何と言っても手軽さ即応性です。従来は準備に時間がかかった測量も、小型機器なら思い立ったときにすぐ測定を開始できます。現場を駆け回る若手技術者でも、ポケットからさっと取り出して使えるため、作業の合間に素早く測量することが可能です。また、一人で持ち運べるサイズと重量なので機動力が高く、狭い場所や高所など大型機材が入りにくい所でも活躍します。


さらに、最新の小型測量器はスマートフォンやタブレットと連携することで、使い勝手が飛躍的に向上しています。スマホの画面で操作できるため直感的で、測定データはその場でデジタル記録されクラウド共有も簡単です。つまり、小型測量器の登場によって「専門家にしかできなかった測量」が「誰でも、いつでも、どこでも可能な作業」へと変わり始めているのです。


スマホでここまでできる!測量を変えるデジタル技術

現代のスマートフォンは高性能なセンサーと処理能力を備えており、測量の世界でもその力を発揮しています。特に、スマホと小型測量器を組み合わせることで実現する新しい測量スタイルは、現場のDX(デジタルトランスフォーメーション)を加速させています。


スマホ自体にもGPSやカメラ、加速度計などが搭載されていますが、一般的なスマホ単体のGPS測位は数メートルの誤差があり、精密な測量には向きません。そこで役立つのが、スマホに接続できるRTK-GNSS対応の小型測量器です。RTK(リアルタイムキネマティック)とは、基地局からの補正情報を用いて衛星測位の誤差を大幅に減らす技術で、これに対応したデバイスをスマホと組み合わせれば、通常数メートルの誤差が数センチ以内にまで縮まります。スマホはそのデバイスから高精度な位置情報を受け取りつつ、専用アプリでデータを表示・保存します。なお、LRTKは複数周波のGNSS信号に対応しているため、インターネット通信が届かない現場でも日本の準天頂衛星「みちびき」が提供するセンチメートル級補強サービス(CLAS)を直接受信し、高精度測位を継続できます。


また、スマホのカメラやLiDARセンサー(搭載機種の場合)を活用すれば、写真測量や簡易スキャンによる3次元点群データの取得も可能です。従来は高額な3Dレーザースキャナーが必要だった点群計測も、スマホと測量アプリの組み合わせで手軽に実現できます。つまり、スマホが測量機器の母艦となり、小型デバイスがその精度と機能を底上げする形で、初心者でも扱える強力な測量ツールとなるのです。


小型測量器「LRTK」とは?スマホが万能測量機に変身

数ある小型測量機器の中でも、今注目を浴びているのが「LRTK」です。現場の施工管理担当者や作業員の間でも「ポケットに入る測量機」として静かなブームとなっており、1人1台持つことで作業効率が上がると期待されています。LRTKは東京工業大学発のスタートアップ企業・レフィクシアが開発したポケットサイズの測量デバイスで、iPhoneやiPadに装着して使用します。重量は約165g、厚さわずか13mmほどという薄型軽量設計で、スマホに取り付けても嵩張らず持ち運びも楽々。まさにポケットに入る測量機がキャッチフレーズです。


LRTKは専用のスマホケース一体型デバイスで、ワンタッチで着脱可能な超小型RTK-GNSS受信機が組み込まれています。これをスマートフォンに装着するだけで、通常のスマホがセンチメートル級の測位精度を持つ「万能測量機」に早変わりします。内蔵バッテリーで動作するため、煩雑な配線も必要なく、現場ですぐに使い始めることができます。


では、LRTKを使うと具体的に何ができるのでしょうか。主な特徴と機能を見てみましょう。


高精度な位置測定がワンタッチで可能

LRTKを使えば、地図上の位置座標を高精度に測定できます。例えば測りたい点にデバイスをかざし、スマホのアプリでボタンをタップするだけで、その地点の緯度・経度・高さを瞬時に記録可能です。RTK-GNSSの補正により誤差は数センチ以下に抑えられ、専門的な手法に匹敵する精度を初心者でも得られます。測位中の衛星受信状態や精度指標もアプリ上で確認できるため、確実に高精度測位ができているか一目で分かります。さらにLRTKアプリには測位データの平均化機能も搭載されています。複数回の測定結果を自動で平均してより精度の高い値を算出する機能で、静止して数十秒測るだけでミリメートルオーダーの安定した座標を取得することも可能です。高精度を要する基準点測量などでも、LRTKなら手軽に対応できます。


点群計測や墨出し、ARにも対応

LRTKはただ座標を測るだけではありません。スマホのカメラやセンサーと連携し、多彩な測量・計測機能を提供します。その一つが点群計測です。LRTKの高精度な位置情報とスマホの撮影機能を組み合わせれば、現場の状況を3D点群データとして記録できます。たとえば施工後の地形や構造物をスマホで歩き回りながらスキャンすれば、位置精度が担保された詳細な点群を取得できます。取得した点群データから距離や面積、体積を計算したり、設計データと重ねて出来形(施工成果)の確認を行うことも容易です。


また、逆に設計図やBIMモデル上の座標データをもとに、現場で位置を示す墨出し(マーキング)もLRTK一台で可能です。測りたいポイントの座標をアプリに入力すれば、スマホ画面がナビゲーションのようにユーザーを指定位置まで誘導します。これにより、従来は測量士に任せていた杭打ちや位置出し作業も自分たちで行えるようになります。


さらに、LRTKはAR(拡張現実)機能にも対応しています。スマホの画面を通じて、現場の映像に設計データを重ね合わせて表示したり、仮想的な建造物をその場に投影するといったことが可能です。センチ精度の位置情報があることで、AR表示されるオブジェクトの位置ズレがなくなり、より現実に合致したシミュレーションを行えます。例えば「完成予想図を現地に重ねて見る」「埋設物の位置をARで表示する」といった使い方が考えられ、現場の直感的な理解とコミュニケーションに役立ちます。


クラウド連携でデータ管理もスムーズ

LRTKで取得した測位データや点群データは、その場でスマホからクラウド上に保存・共有できます。LRTKアプリからワンボタンで自社のクラウドサービスにアップロードでき、オフィスにいるスタッフともリアルタイムでデータ共有が可能です。現場で測った座標が自動的にWeb地図上にプロットされ、測点名や時刻、メモなどの情報も含めて一覧できます。これにより、現場と事務所間でUSBメモリや紙の野帳をやり取りするといった手間が省け、情報共有のスピードが飛躍的に向上します。


例えば、現場で収集した点群データを即座にクラウドへアップすれば、事務所の技術者がそのデータを使って体積計算や図面作成をすぐに始められます。これまでは現場でデータを採取しても事務所に持ち帰るまで確認できませんでしたが、LRTKなら現場とオフィスがリアルタイムに連携し、全体の業務効率を高めることができます。


また、クラウド上にデータが蓄積されることで、過去の測量履歴を簡単に検索・閲覧できるのも利点です。後から「あの時の測量結果を再確認したい」という場合でも、クラウドにログインすれば位置情報や点群データがすぐ取り出せます。紙の記録と違い紛失の心配もなく、データ管理面でも安心です。


LRTKが現場にもたらすメリットと活用シーン

以上のように、LRTKは一台で多彩な機能を発揮し、初心者にも扱える測量ツールとして現場に新たな価値をもたらします。また、国土交通省が推進するi-Constructionなど建設現場のDX(デジタルトランスフォーメーション)とも合致し、こうした誰でも使える高精度測量ツールの価値はますます高まっています。では具体的に、どのような場面でLRTKが役立つのでしょうか。考えられるメリットと活用シーンを整理してみましょう。


一人でもすぐに測量できる: 従来は測量チームを編成したりスケジュールを調整したりと準備が必要でしたが、LRTKがあれば思い立ったその場で一人で測量作業を開始できます。急な測定が必要になっても、機器をポケットから取り出し数分で準備完了です。

専門知識がなくても安心: 難しい測量計算や座標変換はすべてアプリが自動で行ってくれます。平面直角座標系への変換やジオイド高の計算などもアプリ任せでOKです。測量の専門知識がない若手技術者でも、画面の指示に従って操作するだけで正確なデータが得られるため安心です。 LRTKアプリの操作画面もシンプルで分かりやすく、スマホに慣れた方なら直感的に使いこなせるでしょう。

コスト削減と効率化: 小規模な測量の度に外部業者へ依頼していたケースでは、LRTK導入により大幅なコスト削減が期待できます。LRTK自体の価格も従来の高精度測量機器に比べて格段に抑えられており、複数台を導入して現場のスタッフ全員が携行するような使い方も現実的です。一度購入すれば繰り返し使えるため、何度も人件費を支払う必要がありません。また、移動や待機時間を減らせるので、トータルで業務効率が向上します。

安全性の向上: 軽量コンパクトなLRTKは高所作業や足場の悪い場所での測量にも適しています。重い機材を担いで危険な場所を移動するリスクを減らせるほか、短時間で測量を終えられる分だけ作業員の負担も軽減します。

建設・土木以外の応用: LRTKは建設・土木の現場だけでなく、農業や環境調査など測量専門外のさまざまな分野でも活用できます。例えば、農業では圃場の地形測定や土地面積の把握、環境調査では現地の地形や植生分布の記録など、正確な位置情報が求められる場面で威力を発揮します。専門家を待たずに自分たちでデータ収集できることが、多くの分野で意思決定のスピードアップにつながるでしょう。

災害対応にも有効: 災害現場の状況把握や被害範囲の測定にもLRTKは力を発揮します。専門の測量班を呼ばなくても、その場で被災状況を点群データとして記録・共有できるため、初動対応や復旧計画の検討を迅速化できます。


まとめ:初心者でもLRTKで簡単・高精度な測量を実現

小型測量器の進化により、「測量は専門家だけのもの」という時代は終わりつつあります。特にスマホで使えるLRTKの登場は、現場の測量スタイルを大きく変革しました。コンパクトなデバイスとスマートフォンさえあれば、初心者でもセンチメートル精度の測量や点群データ取得が可能となり、これまで諦めていた作業が自分たちの手でできるようになります。


LRTKは若手技術者や非測量専門の方々にとって心強い相棒となるでしょう。使いやすいアプリと小型デバイスによって、高度な測量技術が身近なツールへと落とし込まれています。現場の生産性向上や働き方改革が叫ばれる中、1人1台の測量ツールとしてLRTKを持てば、日々の業務効率は飛躍的に向上するはずです。


測量に不慣れな初心者でも、もう尻込みする必要はありません。スマホで始める新しい測量の形を、ぜひLRTKで体験してみてください。きっとその手軽さと精度に驚き、現場での仕事の進め方が変わることでしょう。今後は「測りたい」と思ったときに、スマホとLRTKでスグに測れる——そんな時代が目前に来ています。あなたの現場にも、この新しい測量体験を取り入れてみませんか?


詳しい製品情報や導入事例は[LRTK公式サイト](https://www.lrtk.lefixea.com)にも掲載しています。興味が湧いた方はぜひチェックしてみてください。


LRTKで現場の測量精度・作業効率を飛躍的に向上

LRTKシリーズは、建設・土木・測量分野における高精度なGNSS測位を実現し、作業時間短縮や生産性の大幅な向上を可能にします。国土交通省が推進するi-Constructionにも対応しており、建設業界のデジタル化促進に最適なソリューションです。

LRTKの詳細については、下記のリンクよりご覧ください。

 

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