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LRTK Phoneの使い方【完全ガイド】初心者からプロまで徹底解説

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この記事は平均6分15秒で読めます
万能の測量機LRTKの説明

著者: LRTKチーム

目次

LRTK Phoneとは?

利用準備とセットアップ

初心者編: 基本的な使い方

プロ編: 活用テクニック - 3D点群スキャン機能 - 杭打ち誘導(位置出し)機能 - ARによる設計データ重ね合わせ - 写真記録と座標管理 - クラウド連携とデータ共有

LRTKによる簡易測量

FAQ


LRTK Phoneとは?

LRTK Phone(エルアールティーケーフォン)とは、スマートフォンを高精度な測量機器に変える画期的なデバイスです。手持ちのiPhoneやiPadに取り付ける超小型のRTK-GNSS受信機で、リアルタイムキネマティック(RTK)という補正技術を使い、通常のGPSでは数メートルある測位誤差をセンチメートル級まで一気に縮小します。重量は約125gと軽量でポケットに収まるサイズながら、スマホ一台と組み合わせて位置測定・3D計測・杭打ち(位置出し)・AR表示など幅広い機能をオールインワンで実現する「万能測量機」と言えます。専用のスマホ用ケースにワンタッチで装着でき、必要なときにすぐ取り出して使える手軽さが魅力です。測位データや点群(3Dスキャンデータ)、写真などはスマホから即座にクラウド共有できるため、現場で計測した情報をその場で関係者と共有することも可能です。専門機材や高度なスキルがなくても扱えるよう設計されており、まさに初心者からプロまで誰もがセンチ精度の測量を手軽に行えるソリューションです。


従来、精密な測量や3次元計測には高価なGNSS受信機やレーザースキャナー、複数人の作業が必要でした。しかしLRTK Phoneを使えば、スマホ+小型デバイスだけで同様の作業を一人で完結できます。国土地理院の電子基準点ネットワークや日本の準天頂衛星「みちびき」からの補強信号などを活用し、屋外のどんな現場でもグローバル座標に基づく正確な位置情報が取得できます。現場の測量作業を大幅に効率化し、「いつでもどこでも、誰でも測れる」を実現するのがLRTK Phoneなのです。


利用準備とセットアップ

まずはLRTK Phoneを使用するための準備手順を確認しましょう。初めて使う方でも安心してセットアップできるよう、基本的な流れを整理します。


デバイスの取り付けと準備: LRTK Phone本体を付属のスマートフォン用アタッチメントケースに装着します。ケースをスマホ(iPhone/iPad)にしっかり装着し、デバイスが固定されていることを確認してください。必要に応じて付属のストラップを取り付け、落下防止の対策をしておきます。また、使用前にLRTK Phone本体が充分に充電されているか確認しましょう(充電はUSB Type-Cケーブルで行います)。

電源オンとBluetooth接続: LRTK Phoneデバイスの電源ボタンを押して起動します。LEDランプ等で起動が確認できたら、スマホ側でBluetoothを有効にしてください。次にスマホで専用の「LRTKアプリ」を起動します。アプリ内のガイドに従い、Bluetooth経由でLRTK Phoneデバイスをペアリング(接続)します。一度ペアリングしておけば、次回からは自動的に接続されるようになります。

アプリへのログインと設定: 初回使用時はLRTKアプリでユーザー登録(アカウント作成)とログインが必要です。登録が済んだら、測位に必要な各種設定を確認しましょう。スマホの位置情報サービス(GPS)やカメラ、LiDARセンサー(対応機種の場合)へのアクセス許可を求められたら許可してください。

RTK補正サービスへの接続: 高精度測位を行うにはRTKの補正情報が必要です。LRTKアプリ上でネットワーク型RTKサービス(例: VRS方式のNtripサービス)に接続します。Ntripのアカウント情報や基地局情報を入力し、アプリから補正データを受信できる状態にします。スマホがインターネットに接続できる環境(4G/5G回線やテザリングなど)であることを確認してください。補正サービスに接続すると、LRTK Phoneが受信するGPSやGLONASS、みちびき(QZSS)など複数衛星の測位データにリアルタイム補正が適用されます。

測位状態の確認: アプリ画面上で現在の測位モードや精度を確認します。RTKが有効に機能している場合、通常は数秒〜数十秒で解(ソリューション)が「FIX(固定解)」という状態になります。FIX解が得られると、スマホ画面に表示される現在位置の精度が飛躍的に向上し、誤差1〜2cm程度で安定します。測位精度を示すインジケーター(衛星の受信状態や誤差推定値など)が緑色や「固定」表示になっていれば準備完了です。

測量開始前の環境チェック: GNSS測定は空が開けた場所で最大の精度を発揮します。高い建物の近くや樹木の茂った場所では衛星信号が遮られ精度が落ちる可能性があります。測量地点に到着したら周囲の環境を確認し、可能な限り見通しの良い場所で測位するようにしましょう。準備が整ったら、いよいよLRTK Phoneを使った計測を開始できます。


※もし現場に既知の基準点がある場合、測量開始時にその点で測位し誤差を確認・補正することもできます(上級者向けの手順になりますので、初心者の方はひとまずRTKのFIX状態でそのまま計測を進めて問題ありません)。


初心者編: 基本的な使い方

準備ができたら、まずは基本となる単点測位(ポイント測量)の方法から始めましょう。これは地面のある地点の座標(緯度・経度・高さ)を測る手順で、もっともシンプルかつ頻繁に使う機能です。初心者の方でも以下のステップに従えば簡単に高精度測位が行えます。


測りたい点にスマホを移動: 計測したい地点にスマホを持って移動します。地面の特定ポイント(例えば境界杭やある設備の設置位置など)の座標を知りたい場合は、その真上にスマホとLRTKデバイスをできるだけ近づけます。必要であればLRTK Phoneに取り付け可能な細い棒状のアタッチメント(石突き)や一脚ポールを使い、デバイスの底面を直接目標点に当てることで、より正確に位置出しできます。

ワンタッチで測位記録: スマホのLRTKアプリ画面で「測位」「記録」などのボタンをタップします。これだけで、現在の高精度な位置座標がスマホに記録されます。アプリはバックグラウンドで測位データを取得し、緯度・経度・高さを自動的に保存します。同時に日時や測位モード(RTKの固定解か等)、衛星捕捉数などの情報もメタデータとして記録されます。測定結果には自動で通し番号や仮のタイトルが付与されるため、後からどの点だったか分かりやすく管理できます。

測位データの確認: 記録が完了すると、そのポイントの座標値がアプリ上に表示されます。世界測地系の緯度経度だけでなく、日本の平面直角座標系への換算値やジオイド高(平均海面からの標高)などもアプリが自動計算して示してくれます。測った点に名前やメモを付けたい場合は、アプリ内で編集して入力しておきましょう。例えば「基準点A」「建物角①」のようにわかりやすい名称を付けておくと便利です。

複数点の測量: 続けて別の地点も測りたい場合は、同様に移動してボタンを押すだけです。LRTKアプリでは連続測定モードもあり、移動→ボタン押下を繰り返すだけで次々と点を記録できます。各点はリストや地図上にプロットされ、測定順に番号が振られていくので、現場で書き留める手間もありません。

その場で結果を活用: 測った座標データはただ保存されるだけでなく、すぐに活用できます。例えば2点間の距離を計測する機能では、記録した2つの点を選ぶだけで水平距離や高低差をアプリが自動計算して表示します。これにより、メジャーテープで距離を測ったり水準器で高低差を確認する作業が大幅に簡略化されます。必要に応じて、面積や角度の計算などの簡易的な解析もアプリ上で可能です。

クラウド保存と共有(基本編): 測定したデータはスマホ本体に保存されるだけでなく、ボタン一つでクラウドにアップロードできます。測位が終わったらアプリの「クラウドに同期」ボタンを押してみましょう。通信圏内であれば、その場で全データがクラウドの個人アカウントに保存され、安全にバックアップされます。オフィスのPCからウェブブラウザでクラウドにログインすれば、地図上にプロットされた各測点の情報を確認したり、CSVなどの形式でダウンロードすることも可能です。メールやUSBでデータを持ち帰る必要がなく、現場から即座にデータ共有できるのは大きな利点です。


以上が基本的な単点測位の使い方です。まとめると、「ポイントに移動してボタンを押すだけ」で誰でも簡単に高精度の位置座標を取得できるということです。紙の野帳にメモを取る手間もなく、測った瞬間にデジタルデータとして保存・活用できるため、現場の筆記具やメジャーが不要になる感覚を味わえるでしょう。まずはこの基本機能から試してみて、LRTK Phoneの手軽さと精度を実感してみてください。


プロ編: 活用テクニック

基本操作に慣れたら、さらにLRTK Phoneを使いこなすための応用機能にも挑戦してみましょう。ここからはプロの測量士や現場管理者も驚くような高度な活用方法を紹介します。いずれもLRTK Phoneとスマホだけで実現できる機能で、現場のDX(デジタルトランスフォーメーション)を強力に後押しします。


3D点群スキャン機能

LRTK Phoneを使えば、iPhone/iPadのLiDARスキャナーやカメラと組み合わせて周囲を3Dスキャンし、高精度な点群データを取得できます。スマホ単体のLiDARスキャンでは取得した点群に絶対座標(地図上の座標)が付与されず、データが歪んだり位置合わせが大変という課題がありました。しかし、LRTKによって各点にリアルタイムで正確な緯度・経度・高さが付加されるため、スキャンするだけで点群がそのまま地図座標に一致します。やり方は簡単で、LRTKアプリの「スキャンモード」を開始し、対象物や地形の周囲をゆっくり歩き回るだけです。動画を撮影するような感覚でスマホを動かし、LiDARのレーザーが行き渡るようにします。広い範囲を計測する場合は格子状に歩いてカバーし、途中でアプリから「トラッキングロスト(追跡逸脱)」の警告が出たら少し戻って取りこぼしを補完するのがコツです。数分間スキャンを続けたら完了ボタンを押し、できれば開始地点にもう一度戻って重ね撮り(ループクロージャ)するとデータの精度が向上します。


このように取得された点群データは、その場でスマホ上で3D表示して確認できます。抜け漏れがないかチェックしたり、不要な点を削除する簡単な編集も可能です。さらに優れているのは、取得直後から体積計算などに活用できる点です。例えばスキャンした土砂の盛土量をすぐに計算したり、地形の断面を切って勾配を測るといった解析が現場で即座に行えます。従来は点群データをパソコンに取り込み専用ソフトで処理していた作業も、LRTKなら不要です。もちろん詳細な解析をしたい場合はクラウドにアップした点群データを後でデスクで確認することもできます。手のひらのスマホで精密な3D測量が完結する——LRTK Phoneの点群スキャン機能は、現場計測の新常識になりつつあります。


杭打ち誘導(位置出し)機能

測量作業で欠かせない杭打ち(測設)も、LRTK Phoneがあれば一人で正確にこなせます。アプリ上の地図またはAR画面で目標の座標を指定すると、スマホ画面に目的地の方向と距離がリアルタイムに表示されるナビゲーションモードが利用できます。矢印マークや距離メーターを見ながら指示通りに進んでいくと、目標地点に近づいた際に画面上に仮想的な杭(マーカー)が現れます。このマーカーが目の前の地面と重なった位置が、まさに目的の座標地点です。あとはその地点に杭やピンを打ち込むだけで、正確な位置出しが完了します。


この杭打ち誘導機能により、専門知識がなくても1人で杭設置作業が可能になります。従来は測量の経験者がトランシットやGNSS受信機を使い、補助者とコミュニケーションを取りながら杭を打っていました。LRTK Phoneならスマホ画面を見て自分で移動するだけなので、コミュニケーションミスもなく確実です。一度設定したポイントはアプリ内に保存されているので、後日まったく同じ場所に再現測位することも容易です。定点観測や経年変化のチェックで、以前と同じ位置に立ち戻りたい場合にも役立ちます。現場における杭打ち・基準点出しの手間を大幅に削減できるのが、LRTK Phoneの位置誘導機能です。


ARによる設計データ重ね合わせ

LRTKアプリには、AR(拡張現実)機能を活用した先進的なツールも搭載されています。これは、取得した点群データや現在の測位座標上に、あらかじめ用意した設計図面や3Dモデルを重ねて表示できる機能です。LRTKによって絶対座標が高精度に合致しているため、現地でスマホをかざすだけで、仮想モデルと現実空間がピタリと重なった状態のAR表示が可能になります。


例えば、施工中の構造物に対して設計段階のBIM/CIMモデルをその場でAR表示すれば、出来形(施工後の形状)の過不足や他構造物との干渉状況を即座に確認できます。図面や写真だけでは掴みにくいズレも、現実の映像に仮想モデルを透過合成して見ることで一目瞭然です。また、地中に埋設された配管やケーブルの位置を確認したい場合、埋設前に取得したスキャン点群や記録データをAR表示することで、覆土後でもスマホ越しに地下の構造を視認するといった使い方もできます。これまで施工管理者の経験に頼っていた勘やカンに加え、データに基づいた視覚的なチェックができるため、合意形成や意思決定がスムーズになるメリットがあります。


写真記録と座標管理

現場での写真撮影も、LRTK Phoneを使えばただの記録写真に留まりません。スマホで写真を撮る際にLRTKアプリを使用すると、撮影した写真ファイルに高精度な撮影位置の座標とカメラの向きが自動付与されます。つまり「いつ・どこで・どの方向を撮影した写真か」がデータとして正確に残るのです。これらの写真はクラウド上の地図や点群データと連携して表示でき、例えば点群モデル上に写真の撮影地点アイコンが配置され、クリックすればその写真をプレビューする、といったことが可能です。


この機能により、出来形管理や施工記録の精度が飛躍的に高まります。たとえば定点観測として毎週同じ場所から撮影した写真を時系列で比較したり、点群データと見比べて進捗を追うことができます。橋梁のひび割れやトンネルの変状など、気になる箇所を写真で詳細に残しつつ、その位置を後から点群と照合することも容易です。撮った写真が単体で埋もれてしまうのではなく、測量データの一部として地図上に整理されることで、報告書の作成や情報共有が格段に効率化します。


クラウド連携とデータ共有

LRTK Phoneで取得したあらゆるデータ(点の座標、点群モデル、写真、音声メモなど)は、現場からリアルタイムでクラウド連携されます。前述のとおり、測定終了と同時にスマホからクラウドへ自動アップロードされるため、オフィスに戻ってからUSBでコピー…といった手間は一切ありません。クラウド上では、地図ビューや3Dビューアを通じてデータを確認・分析できます。専用ソフトをインストールする必要はなく、ウェブブラウザだけで点群データを回転・拡大したり、断面を切って体積差を計算したりといった高度な処理も可能です。


データ共有もワンクリックで行えます。クラウド上のプロジェクトから「共有用URL」を発行すれば、発注者やチームの他メンバーにリンクを送るだけで、誰でもログイン不要でデータを閲覧できます(必要に応じてパスワードや有効期限も設定可能)。共有された相手はブラウザ上で点群モデルを自由に視点移動し、寸法を測ったり出来形をチェックしたりできます。もちろん自社で詳細に解析したい場合には、CSV形式の座標リストや一般的な点群データ形式でダウンロードすることもできます。こうしたリアルタイムな情報共有により、現場と本社・協力会社間のギャップが無くなり、タイムリーかつ的確なコミュニケーションが可能になります。


クラウド連携はデータ活用の幅も広げます。例えばLRTKクラウドに設計データをアップロードすれば、現場で取得した点群との自動位置合わせ表示ができ、出来形と設計の差分を数値で算出することもできます。現場で測ったデータを即座に施工管理や品質検査に役立て、フィードバックを日々の作業に反映できるのです。LRTK Phoneはハードウェアとしての機能だけでなく、クラウドプラットフォームと連動した現場DXソリューションとして、プロのユーザーにも強力な武器となるでしょう。


LRTKによる簡易測量

ここまで見てきたように、LRTK Phoneは高度な測量・計測機能を備えながらも非常に簡単に使えるよう工夫されています。これは言い換えれば、LRTKによる「簡易測量」の時代が到来したということです。誰もがスマホを手に現場を測り、即座にデータを共有して意思決定に活かす——従来は専門家の専任業務だった測量作業が、LRTK Phoneの登場によって日常の現場作業の一部になりつつあります。


例えば若手の現場監督でも、LRTK Phoneの基本操作を覚えてしまえば、ちょっとした出来形確認や数量チェックを自分で行えるようになります。ベテラン測量士でなくても「測ってその場で分かる」を実践できるため、現場のスピード感が格段に上がります。一人一台ずつLRTK Phoneを持てば、思い立ったときにすぐ測定できるので、計画変更や出来形検証も敏速です。余計な待ち時間や人員手配を減らし、効率化と品質向上の両立を可能にします。


また、LRTKによる簡易測量はコスト面のメリットも大きいです。初期投資が抑えられるうえ、サブスクリプションプランにより最新機能のアップデートやサポートも受けられるため、常に最適な状態でシステムを運用できます。重い三脚や専用機器を持ち運ぶ必要がなく、どんな現場にもフットワーク軽く対応できる点も見逃せません。測量という専門領域を「簡易」にすることで、現場のDXはさらに加速していくでしょう。


初心者からプロまで、LRTK Phoneはそれぞれの用途・レベルに応じた価値を提供します。初めて手にする人にはシンプルで扱いやすく、熟練者にとっては効率と精度を飛躍的に高める頼もしい相棒となるはずです。ぜひLRTK Phoneを現場に取り入れて、従来の常識を覆す手軽な測量体験をしてみてください。これからはLRTKによる簡易測量で、現場作業の未来を切り拓いていきましょう。


FAQ

Q. LRTK Phoneはどんなスマートフォンで利用できますか? A. 現在、LRTK PhoneはAppleのiPhoneおよびiPad(iOS端末)に対応しています。専用の取付ケースはiPhone用のサイズが用意されており、iPadでご利用の際は別途固定用のホルダー等を使用します。※Android端末には現時点では対応していません。


Q. 携帯の電波が届かない山間部などでも測位できますか? A. はい、可能です。LRTK Phoneは通常スマホ回線を通じたネットワーク型RTKで高精度測位を行いますが、オプションの圏外対応キット(CLAS対応アンテナモデル)を使用することで、携帯通信圏外でも測位できます。日本の準天頂衛星「みちびき」から配信されているセンチメータ級補強サービス(CLAS)信号を直接受信し、リアルタイム補正に利用できるため、山間部や地下インフラ構造物の上など通信が不安定な環境でもセンチ級測位が可能です。ただし上空の視界が開けていること(衛星からの電波を受信できること)が条件となります。


Q. 測位の精度はどれくらい出ますか? A. 環境条件が良好でRTKが固定解(FIX)を維持できている場合、水平位置で約±1〜2cm、鉛直方向で±2〜3cm程度の精度が得られます。これは従来の単独測位(スマホGPSのみ)の誤差数メートルに比べて格段に高精度です。なお、衛星信号の受信状況によって精度は変動します。周囲に高層建物がある都市部や樹木の多い場所では一時的に精度が落ちることがありますが、空が開けた環境に移動するか時間をおけば再び高精度測位に戻ります。また、LRTKアプリには測位データを複数回平均して精度を高める機能もあり、重要な基準点計測時などにはこの機能を使うことでミリメートルオーダーの安定した測位結果を得ることも可能です。


Q. バッテリーの持ちはどのくらいですか? A. LRTK Phone本体は内蔵バッテリー駆動で、満充電から約6時間程度の連続利用が可能です(使用状況や気温によって変動します)。長時間の測量作業を行う場合は、モバイルバッテリー等で適宜充電しながら使用することもできます。充電は付属のUSB Type-Cケーブルを使用し、一般的な5V1A出力のUSB電源アダプタから行えます。また、防滴仕様(IPX3相当)ではありますが、雨天時はデバイスが過度に濡れないよう配慮し、濡れたまま充電しないようご注意ください。適切な手入れと充電管理を行えば、現場でも安心してお使いいただけます。


Q. 専門知識がなくても本当に使いこなせますか? A. はい、LRTK Phoneは初心者でも直感的に扱えるよう設計されています。基本操作はスマホのアプリ上で指示に従ってボタンを押すだけですので、難しい測量の知識がなくても高精度なデータを取得できます。本記事の「初心者編」で紹介したような単点測位は特にシンプルで、スマホ操作に慣れている方であれば迷わず利用できるでしょう。高度な点群スキャンやAR機能も、アプリが手順をガイドしてくれるため安心です。ただし、取得したデータをどのように活用するか(例えば図面と照合して出来形を判断する等)は従来の測量経験が役立つ場面もあります。最初は基本機能から始めて、徐々に応用機能に挑戦すると良いでしょう。LRTK Phoneは使いながら学べる設計になっており、使えば使うほど現場での頼もしさを実感できるツールです。ぜひ臆せず活用してみてください。


LRTKで現場の測量精度・作業効率を飛躍的に向上

LRTKシリーズは、建設・土木・測量分野における高精度なGNSS測位を実現し、作業時間短縮や生産性の大幅な向上を可能にします。国土交通省が推進するi-Constructionにも対応しており、建設業界のデジタル化促進に最適なソリューションです。

LRTKの詳細については、下記のリンクよりご覧ください。

 

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