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エクステリアの人気デザイン9選|モダン・ナチュラル別に紹介

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万能の測量機LRTKの説明

著者: LRTKチーム

目次

エクステリアデザインを考える前に押さえたい基本

モダン系で人気のエクステリアデザイン5選

ナチュラル系で人気のエクステリアデザイン4選

人気デザインを選ぶときに失敗しないための視点

まとめ


エクステリアデザインを考える前に押さえたい基本

エクステリアの計画では、見た目の印象だけで方向性を決めてしまうと、完成後に使いにくさや統一感の不足が目立つことがあります。特に実務担当者の立場では、施主の要望をくみ取りながら、敷地条件、建物との調和、動線、安全性、維持管理まで含めて総合的に判断する必要があります。そのため、人気のデザインを知ることは大切ですが、単に流行を追うのではなく、どのような空間に向いているのか、どの部位と相性が良いのかまで理解しておくことが重要です。


エクステリアの印象は、門まわり、アプローチ、駐車スペース、フェンス、植栽、照明、床材などの組み合わせで決まります。ひとつひとつの要素は単独で存在しているように見えても、実際には全体の連続性の中で評価されます。たとえば、建物が直線的でシャープな外観なのに、外構だけ柔らかな曲線や素朴な素材感を強く出すと、空間の一体感が弱くなります。逆に、建物の意匠と連動した素材や色を使うと、限られた構成でも完成度の高い印象をつくれます。


また、人気のあるデザインには必ず理由があります。見た目が良いだけでなく、日々の生活に馴染みやすく、来客対応や車の出入り、掃除や手入れのしやすさまで含めて評価されているからです。つまり、人気デザインとは単なる流行ではなく、実用性と美観の両立ができている型ともいえます。実務では、この型を理解したうえで、敷地形状や周辺環境に合わせて調整していく考え方が有効です。


さらに、同じモダンでも無機質に寄せるのか、上質感を重視するのかで仕上がりは変わります。同じナチュラルでも、可愛らしく見せるのか、落ち着いた自然感を演出するのかで選ぶ素材や植栽は変わります。人気デザインを扱う際は、言葉のイメージだけで進めず、色、素材、線の出し方、抜け感、植栽の量、夜間の見え方まで具体化することが大切です。


ここからは、実際に人気の高いデザインをモダン系とナチュラル系に分けて紹介します。それぞれの特徴だけでなく、向いている建物や取り入れる際の注意点、計画時に意識したいポイントまで整理していきます。


モダン系で人気のエクステリアデザイン5選

モダン系のエクステリアは、直線的で整理された印象を持ち、建物全体を洗練して見せやすいのが特徴です。特に都市部や新築住宅では採用されやすく、外観の品の良さやすっきりした見え方を重視する場面で人気があります。ただし、単に色を抑えて直線で構成すれば良いわけではなく、素材の質感や余白の取り方が完成度を左右します。


最初に挙げたいのは、直線構成を活かしたシンプルモダンです。これは門柱、フェンス、アプローチ、駐車スペースのラインをなるべく整理し、水平や垂直の線を明確に見せる考え方です。凹凸を増やしすぎず、面の美しさを意識することで、落ち着いた高級感を出しやすくなります。シンプルモダンが人気なのは、建物との相性を取りやすく、流行に左右されにくいからです。色数を絞り、床面や壁面の仕上げを整えるだけでも印象が大きく変わるため、計画の自由度も高いといえます。


このタイプでは、門まわりに情報を詰め込みすぎないことが重要です。装飾的な要素を増やすより、壁の幅や高さ、足元の余白、照明の納まり方を丁寧に整えるほうが効果的です。アプローチも複雑な模様を入れるより、一定のリズムで舗装を切り替えたほうがモダンな印象が際立ちます。見た目をすっきりさせたい一方で、単調に見える恐れもあるため、表面の質感差や陰影で変化をつくるのが実務上のポイントです。


次に人気なのが、グレートーンを基調とした都会的モダンです。白や黒だけで構成すると強すぎる印象になりやすいのに対し、明るさの異なるグレーを中心にまとめると、柔らかさと上質感を両立しやすくなります。外壁とのなじみも良く、門柱や床材、フェンスの色を段階的に揃えることで、自然に統一感が生まれます。特に建物の形状がシャープな場合には、グレートーンのエクステリアが外観全体を引き締めて見せます。


このデザインでは、全体が重く見えないように抜けを意識する必要があります。たとえば、塀を高く閉じすぎると圧迫感が出るため、視線の通し方や空の見え方まで考慮して構成します。舗装面も全面を濃い色にするのではなく、明るめの床面を混ぜるとバランスが取りやすくなります。照明計画との相性も良く、夜間に陰影が出やすいため、昼と夜で違った魅力をつくれる点も評価されています。


三つ目は、木調要素を取り入れたやわらかモダンです。モダンデザインは冷たく見えやすいという印象を持たれることがありますが、そこに木のような温かみを感じる素材感を部分的に加えると、住まいとしての親しみやすさが生まれます。門柱の一部やフェンス面、玄関まわりのアクセントに柔らかな素材感を入れることで、無機質すぎない外構になります。近年は、シンプルな建物にほどよい温かさを足したいという要望が多く、このタイプの人気が高まっています。


ただし、木調を多用しすぎるとモダンから離れてしまうため、使う範囲は絞ることが大切です。全体の基調はあくまで整った直線と落ち着いた色味に置き、その中で視線が集まる一部に温かみを添える考え方が効果的です。植栽も種類を増やしすぎず、すっきりした樹形のものを選ぶと、モダンとの調和が取りやすくなります。木の雰囲気を活かしながらも整然と見せることが、このデザイン成功の鍵です。


四つ目は、閉じすぎず開きすぎないセミクローズモダンです。エクステリアの計画では、道路からの見え方やプライバシーの確保が大きなテーマになります。完全に開いた構成は軽やかですが生活感が見えやすく、完全に閉じた構成は安心感がある一方で重たく見えることがあります。そこで人気なのが、必要な場所だけ視線をコントロールしつつ、全体としては開放感を残すセミクローズ型です。


このデザインでは、門柱や壁、フェンス、植栽を組み合わせながら、隠す場所と見せる場所を明確に分けます。玄関前は視線をやわらげ、駐車スペースは開放的に見せ、庭や掃き出し窓の前はほどよく遮るといった考え方です。モダンデザインと相性が良いのは、構成が整理されて見えやすいからです。必要な機能を持ちながら外観を重くしすぎず、実用性と意匠性を両立しやすいため、多くの計画で採用しやすい型です。


五つ目は、夜景まで含めて完成させるライティング重視のモダンデザインです。昼間にきれいなだけではなく、夜に帰宅したときにも美しく見える外構は満足度が高く、近年特に注目されています。門柱の足元、植栽の影、アプローチの導線、建物外壁との関係を照明で整えると、昼間とは違う奥行きが生まれます。特にシンプルモダンのように要素を絞ったデザインでは、光の演出が空間全体の質を大きく引き上げます。


実務では、明るさを増やすことよりも、どこに陰影をつくるかを考えることが大切です。全面を均一に照らすと、せっかくの素材感や立体感が消えてしまいます。逆に、植栽や壁面の一部をやわらかく照らすと、静かな高級感が生まれます。防犯性と意匠性を両立できる点も評価されており、機能面の説明もしやすいデザインです。モダン系を提案する際には、昼間の完成イメージだけでなく、夜の表情まで一体で考えると提案の深みが増します。


ナチュラル系で人気のエクステリアデザイン4選

ナチュラル系のエクステリアは、住まいにやさしさや親しみを与えたいときに選ばれやすいデザインです。直線的なシャープさを強調するのではなく、素材の風合い、植栽との調和、柔らかな色使いによって落ち着きのある空間をつくるのが特徴です。実務では、家族の暮らしが感じられる外構にしたい、威圧感のない印象にしたい、街並みに自然に溶け込ませたいといった要望に対応しやすい方向性です。


一つ目は、植栽を主役にしたグリーンナチュラルです。エクステリアの中で自然素材や植物の存在感を高め、時間の経過とともに表情が育っていく楽しさを重視するデザインです。門まわりやアプローチ、庭の境界に適度な植栽を入れることで、硬い印象になりがちな外構がやわらぎます。人気が高い理由は、建物が比較的シンプルでも外まわりに豊かな表情をつくりやすく、季節感も演出できるからです。


ただし、植栽を増やせば自然に美しくなるわけではありません。高さの違い、葉の密度、見え方の重なりを考えずに配置すると雑然とした印象になります。ナチュラルに見せるためには、むしろ整理された配置が必要です。足元の植え込みを増やしすぎず、主役となる樹木と背景になる植栽の役割を分けると、管理しやすく見た目も整います。実務担当者としては、完成直後の姿だけでなく、成長後のボリュームまで想定して計画する視点が欠かせません。


二つ目は、素材感を活かしたアースカラーナチュラルです。土や石、砂、木などを連想させる落ち着いた色味を中心に構成することで、派手さを抑えながらも居心地の良い外構をつくります。ベージュ系、やわらかなグレー、くすみ感のある色味などを組み合わせると、自然体で上品な印象になります。ナチュラルデザインの中でも取り入れやすく、建物のデザインを選びにくい点が人気の理由です。


このタイプでは、色だけでなく表面の質感が重要です。均一でつるりとしたものばかりを揃えると人工的に見えやすいため、少し表情のある素材感を加えると雰囲気が出ます。ただし、粗さを強く出しすぎると古びた印象になることもあるため、あくまで清潔感を保った自然さを意識する必要があります。ナチュラルは曖昧な言葉として使われやすいですが、実際には色彩計画と素材選びの精度が仕上がりを大きく左右します。


三つ目は、やさしい動線をつくる曲線アプローチ型ナチュラルです。モダン系が直線の美しさを重視するのに対し、ナチュラル系では少し柔らかな動きのある構成が好まれることがあります。玄関までの導線をゆるやかに見せたり、植栽の輪郭に自然な揺らぎを持たせたりすることで、空間に温もりが生まれます。特に、家の前面にある程度の余白がある場合には、直線一本では出しにくいゆとり感を表現しやすくなります。


ただし、曲線は扱い方を誤ると幼い印象やまとまりのない印象につながるため注意が必要です。必要以上に曲げるのではなく、視線や歩行の流れをやさしく導く程度に抑えることが大切です。舗装の切り替えや植栽帯の形を調整しながら、自然なリズムをつくると効果的です。ナチュラルだからといって曖昧に構成するのではなく、使いやすさと見た目のやわらかさを両立させることが求められます。


四つ目は、暮らしの気配を上品に見せるカフェ風ナチュラルです。これは派手な装飾を使うのではなく、温かみのある素材感、やさしい色味、適度な緑、親しみやすい玄関まわりの構成によって、居心地の良い印象をつくるデザインです。来客を迎えやすい雰囲気があり、住宅地の街並みにもなじみやすいため、幅広い層に支持されています。ナチュラル系の中でも生活との距離が近く、実際の暮らしをイメージしやすいのが特徴です。


このデザインでは、飾りすぎないことが重要です。小物的な要素を増やしすぎると雑貨感が強くなり、エクステリア全体の品位が下がることがあります。あくまで空間そのものの心地よさで魅せることを意識し、玄関前の余白や足元の植栽、座れるような小さなスペース感などを丁寧に整えると、長く愛される外構になります。日常の使い勝手とやさしい見た目を両立したい場合に、非常に取り入れやすい人気デザインです。


人気デザインを選ぶときに失敗しないための視点

人気デザインを知っても、そのまま当てはめるだけでは計画はうまくいきません。エクステリアは敷地条件や建物形状、前面道路との関係、隣地からの視線、住む人のライフスタイルによって最適解が大きく変わるからです。ここでは、実際の提案や判断で失敗しにくくするための視点を整理します。


まず大切なのは、建物とのテイストを合わせることです。エクステリア単体で魅力的でも、建物と方向性がずれると全体の印象は整いません。たとえば、建物が箱型で直線が強いなら、モダン系との相性が良くなりやすいですし、やわらかな外観や温かみのある外壁なら、ナチュラル系がなじみやすくなります。ただし、完全に同じである必要はなく、主従関係を意識することが重要です。建物を主役にし、エクステリアがそれを引き立てるように計画すると、まとまりが出やすくなります。


次に、道路からの第一印象をどうつくるかを明確にする必要があります。外構は住む人だけでなく、近隣や来客が最初に接する場所です。重厚感を出したいのか、開放感を出したいのか、親しみやすさを出したいのかによって、壁の高さ、植栽の量、アプローチの見せ方は変わります。人気デザインを選ぶ際には、この第一印象の方向性を先に決めておくと、素材や色の選定がぶれにくくなります。


また、生活動線を無視しないことも重要です。見た目を優先しすぎて、駐車しにくい、荷物を運びにくい、雨の日に歩きにくいといった問題が起きると、満足度は大きく下がります。実務では、玄関への導線だけでなく、車から玄関への移動、ゴミ出しの動き、子どもの出入り、自転車の扱いなど、日常の動きを具体的に想定することが大切です。美しいデザインは、使いにくさを我慢して成立するものではなく、使いやすさの上に成り立つものです。


さらに、維持管理のしやすさも見落とせません。ナチュラル系では特に植栽管理の負担、モダン系では床面の汚れの見え方や壁面のメンテナンスなど、デザインによって注意点が異なります。完成時だけを見て決めるのではなく、数年後も無理なく維持できるかという視点が必要です。エクステリアは毎日目に入る場所だからこそ、管理の負担が大きすぎると魅力が薄れてしまいます。


最後に、流行を取り入れつつも長く飽きにくい軸を持つことが重要です。人気デザインには時代性がありますが、基礎となる考え方は普遍的です。たとえば、整った線、自然な素材感、ほどよい緑、心地よい照明、使いやすい導線といった要素は、流行が変わっても評価されやすいポイントです。一時的な見た目だけで決めるのではなく、数年後にも古く見えにくい構成を意識すると、結果として満足度の高い計画になりやすいです。


まとめ

エクステリアの人気デザインは、単に見た目が華やかなものではなく、建物との調和、動線の使いやすさ、視線のコントロール、維持管理のしやすさまで含めて評価されているものです。モダン系では、直線を活かしたシンプルな構成、落ち着いた色味、やわらかな素材感、開放感と目隠しの両立、夜間の演出が重要な要素になります。一方でナチュラル系では、植栽との調和、自然な色味、素材の風合い、やさしい動線、暮らしに馴染む雰囲気づくりが魅力になります。


実務担当者が計画を進める際には、人気の型をそのまま真似るのではなく、建物の個性や敷地条件、施主の暮らし方に合わせて調整することが欠かせません。どのデザインにも向いている条件と注意点があり、その見極めが完成度を左右します。特に、門まわりだけを整えても全体の印象は決まりません。アプローチ、駐車スペース、フェンス、植栽、照明を一体で考えることで、初めて統一感のあるエクステリアになります。


また、エクステリアの計画では完成イメージの共有が非常に重要です。敷地寸法の取り違えや、境界付近の認識ずれ、配置の微妙なずれがあると、デザインの印象も使い勝手も大きく変わります。外構計画をよりスムーズに進めたい場合には、現地の位置関係や寸法感覚を正確に把握できる環境を整えておくことが実務の質を高めます。そうした現場確認や位置出しの精度向上を考えるなら、LRTKのようなiPhone装着型GNSS高精度測位デバイスを活用するのも有効です。デザイン提案を机上の話で終わらせず、現地と結びつけながら進めることで、エクステリア計画の納得感と再現性はさらに高まります。


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