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夏の午後になると、窓際だけ極端に暑くなる、帰宅時に室内へ熱気がこもっている、デッキや玄関まわりが暑くて使いにくいと感じることがあります。その原因の一つが、西側から差し込む低い角度の日射です。西日は窓ガラスだけでなく、外壁、土間、塀、デッキなどにも当たり、エクステリア全体に熱を蓄えさせます。
西日対策では、室内側のカーテンだけに頼るのではなく、建物の外側で日射を遮ることが重要です。窓へ届く前に日光を受け止めれば、ガラスやサッシ周辺が熱くなるのを抑えやすくなります。さらに、植栽やスクリーン、庇、ルーバーなどを適切に組み合わせれば、暑さだけでなく、まぶしさ、視線、外観の単調さも改善できます。
ただし、西側を完全にふさげばよいわけではありません。風が通らなくなったり、室内が暗くなったり、強風時の負担が増えたりする可能性があります。敷地の方位、窓の位置、周辺建物、風向き、排水経路などを確認し、必要な場所に必要な範囲だけ日よけを設けることが大切です。
この記事では、エクステリアの計画や改修に携わる実務担当者に向けて、西日の特徴、現地確認のポイント、夏の暑さを和らげる5つの日よけ術、施工や維持管理で注意したい点を詳しく解説します。
目次
• 西日がエクステリアと室内を暑くする理由
• 西日対策を始める前に確認したい現地条件
• 日よけ術1 外付けスクリーンで窓の手前に日陰をつくる
• 日よけ術2 ルーバーで日差しと風通しを調整する
• 日よけ術3 庇やテラス屋根で広い範囲を覆う
• 日よけ術4 植栽で自然な木陰をつくる
• 日よけ術5 パーゴラや独立フレームで生活空間を守る
• 5つの日よけ術を効果的に組み合わせる方法
• 素材選びと施工で注意したい風・熱・排水

