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雨樋は、屋根に降った雨水を集め、適切な排水先へ導くための設備です。しかし、竪樋から出た水の行き先や地面の勾配まで十分に計画されていないと、外壁の下部に泥がはねたり、基礎まわりに水がたまったりすることがあります。雨樋そのものに不具合がなくても、エクステリア側の排水計画が合っていなければ、外壁汚れや舗装面の水たまりを招く可能性があります。
特に注意したいのは、竪樋の出口だけを見て排水を考えてしまうことです。屋根から集まる雨水の量は、屋根面積や降雨の強さによって大きく変わります。出口付近に砂利を敷いただけでは処理しきれず、水が周囲へ広がる場合もあります。舗装、植栽、建物基礎、道路側溝などを一つのつながった空間として確認することが重要です。
この記事では、エクステリアの実務担当者が押さえておきたい雨樋まわりの排水計画を、5つの視点に分けて解説します。新築外構だけでなく、外壁汚れや水たまりに悩んでいる既存住宅の改善にも役立つ考え方です。
目次
• 雨樋まわりの外壁汚れはなぜ起こるのか
• 排水計画1 竪樋の出口を外壁と基礎から離す
• 排水計画2 地表の勾配で水を建物から遠ざける
• 排水計画3 砂利と排水材で泥はねを抑える
• 排水計画4 屋根排水と庭の排水を分けて考える
• 排水計画5 点検と清掃が続く納まりにする
• 新築のエクステリアで確認したい設計手順
• リフォームで起こりやすい排水の失敗
• 雨の強さと季節変化を想定した維持管理
• まとめ 外壁汚れを減らすエクステリアは水の出口から考える

