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外壁の下部だけが黒ずむ、雨の後に細かな泥点が広がる、清掃しても同じ場所がすぐに汚れる。このような現象には、外壁材の性質だけでなく、建物際のエクステリア条件が関係していることがあります。土が露出したままになっていたり、雨樋からの排水が集中していたり、地面が外壁側へ低くなっていたりすると、雨滴や流水で土粒子を含む飛沫が生じ、基礎や外壁へ繰り返し付着しやすくなります。
泥はね対策では、単に地面を何かで覆うだけでなく、雨水をどこへ流すのか、外壁からどの範囲まで保護するのか、歩行や設備点検に使うのか、雑草管理をどこまで減らしたいのかを整理し、素材と納まりを一体で決める必要があります。仕上げ材だけを選び、下地や排水を十分に計画しないと、水たまりや沈下が生じ、汚れが再発することもあります。
本記事では、建物の足元を守る代表的な素材として、砂利、土間コンクリート、舗装ブロック・平板、天然石の4種類を取り上げます。それぞれの泥はね抑制の考え方、排水性、施工上の注意、維持管理まで掘り下げ、実務で判断しやすい形に整理します。
目次
• 泥はねで外壁が汚れる仕組み
• エクステリア計画で先に確認する条件

