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施工管理技士も驚く出来形管理の効率化:BIM/CIMで検査手戻り80%削減

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万能の測量機LRTKの説明

著者: LRTKチーム

土木工事の現場では、完成した構造物が設計どおりに仕上がっているか確認する出来形管理が重要な業務です。しかし従来の方法では多くの人手と時間を要し、検査での指摘による手戻りも後を絶ちません。そこで近年注目されているのが、BIM/CIM点群データを活用したデジタルな出来形管理手法です。実際にある現場ではこれにより検査時の手戻りを80%以上削減する成果も報告されており、施工管理技士たちもその効果に驚きを隠せません。本記事では、出来形管理業務の非効率な現状を踏まえつつ、BIM/CIMを活用して検査の手戻りを劇的に減らす具体的なプロセスと改善策を解説します。点群計測による現場のデジタル化から設計モデルとの照合、ヒートマップによる可視化、クラウド共有と記録保管まで、施工管理のDXによる効率化の流れを詳しく紹介します。現場の負担軽減と品質向上を同時に実現する方法を10項目以上にわたり取り上げますので、出来形管理に悩む土木関係者の皆様はぜひ参考にしてください。


従来の出来形管理と非効率な現場課題

まずは従来の出来形管理手法と、その現場での課題を整理します。公共工事では発注者が定める規格に出来形が合致していることを示す必要があり、各施工箇所で高さ・幅・厚みなどを測定し図面や表に記録するのが一般的なやり方でした。しかし、この人力中心の計測・記録には以下のような問題点が指摘されています。


人手と時間の大きな負担: 熟練測量技術者がトータルステーションや巻尺を使い、一つ一つ要所を測定していくため、広い現場の全ポイントを網羅するのは困難です。限られた人員で膨大な測点をこなす必要があり、人手不足の現場では作業負担が非常に大きくなります。

精度と網羅性の限界: 点で測る従来手法では構造物や地盤の一部分しか把握できず、測定点間の微妙な凹凸や局所的な不陸を見逃す恐れがあります。要所だけ規格内でも、その間に設計と異なる箇所が生じても気付きにくく、出来形不良を見落としてしまうリスクがありました。

安全面の問題: 高所にある法面や橋梁の裏側、狭いトンネル内部など測定者が近寄りにくい・危険な場所の計測には無理が伴います。墜落や崩落の危険がある箇所では測量を諦めざるを得ない場合もあり、「測れない箇所」が生じることが課題でした。

記録作成・共有の手間: 測定結果を手書きで記録して図面にまとめる作業は煩雑で時間がかかります。現場監督は撮影した写真を台帳に貼り付けたり検査書類を作成したりと報告業務にも追われがちです。紙やエクセルで管理された出来形記録は関係者間でリアルタイム共有しづらく、情報伝達の遅れによる対応の後手も招いていました。


このように人力計測の限界省力化ニーズが出来形管理業務の大きな課題となっていました。では、これらの問題を解決して効率化を図るにはどうすれば良いのでしょうか。その鍵となるのが、近年飛躍的に実用化が進む点群計測技術の活用です。


点群データとは?BIM/CIM時代の3D計測革命

点群データ(ポイントクラウド)とは、レーザースキャナーや写真測量(フォトグラメトリ)によって取得される無数の測点の集合です。各点にはX・Y・Zの3次元座標値が付与されており、この点の集まりを解析することで地形や構造物の形状をデジタル上に精密に再現できます。言わば現場全体をスキャンして得られるフルスケール3Dの写しが点群データです。


従来の測量が一点一点の測定で部分的に形状を把握していたのに対し、点群計測なら対象物の表面全体を短時間で高密度に測定できます。例えば複雑な曲面を持つ法面や大規模な造成地でも、数百万点からなる点群を取得すれば僅かな凹凸や勾配のムラまで3D上で一目瞭然となります。図面上では見逃していた微小な変形や施工ムラも、デジタル計測なら余さず捉えることが可能です。また取得した点群から距離・面積・体積を算出したり、断面図を作成したりといった分析も容易なため、土量計算や変位計測など施工管理への応用範囲も広がります。


近年この点群計測技術は目覚ましく進歩し、国土交通省が推進する*i-Construction*(ICT土木施工)の後押しもあって土木・建設業界で急速に普及しつつあります。高性能な3Dレーザースキャナー(三脚据付型)やドローン空撮による写真測量により、離れた場所から広範囲を精密に測定する手法が実用化しました。出来形管理への点群活用は今や新常識となりつつあり、従来は測れなかった危険箇所も3Dスキャンで安全に計測できるようになっています。また最近ではタブレットやスマートフォンに搭載された簡易LiDAR機能でも手軽に点群取得が可能になり、小規模な現場なら技術者自らスキャンを行うケースも出始めました(※高精度な出来形検証には専用機器や測位補正が必要です)。こうして取得した膨大な点群データをBIM/CIMの設計モデルと組み合わせて活用することで、出来形管理の品質確保と効率化は飛躍的に向上します。


BIMモデルと点群を重ねた差分チェックでズレを見える化

点群データを出来形管理に導入する大きなメリットの一つが、設計データとのデジタル比較による仕上がりの差異の見える化です。事前に取得した点群を現場の座標系(工事座標)に合わせておけば、対応するBIM/CIMの設計モデルとピタリと3次元空間上で重ね合わせることができます。これにより施工後の実測形状と設計モデルとの差異を、全体を通して把握することが可能です。


例えばコンクリート構造物の場合、設計時に作成されたBIMモデルと施工後に得た点群を突き合わせて、柱や梁など各部材の位置・寸法が図面どおりかチェックできます。もし構造物が設計と比べて位置ズレしていたり寸法が過大・過小であれば、その差異は3D上で視覚的に確認できます。同様に地下に埋設する配管やケーブルなどの設備も、埋設前後に点群計測しておくことで、設計モデルとの比較によって干渉(クラッシュ)の有無を効率よく検証できます。例えば本来あるべき位置から配管がずれて施工されていれば、点群とモデルのズレとして即座に発見できますし、複数の部材が重なって施工されてしまったケースでも点群上に余分な形状が現れるため異常を察知できます。


このようにBIMモデルと点群を統合した3D環境で差分をチェックすることで、設計と現場の齟齬を早期に洗い出し手戻り工事を防ぐことができます。施工の途中段階でズレが判明すれば即座に是正工事の指示を出せるため、後になって完成検査で不備を指摘されて慌ててやり直すリスクを大幅に減らせます。実際にBIM/CIMモデルで常時出来形を確認する運用を取り入れた現場では、「検査段階での指摘事項が激減し、手戻り対応が従来比で20%程度にまで削減できた(=80%減少)」との声も聞かれます。またBIM上で干渉箇所を確認しながら関係者間で情報共有することで、問題箇所を正確に伝達しチーム全体で迅速に対応できるようになります。従来は限られた計測値と図面をにらめっこしながら行っていた出来形検査が、3次元モデル上で直感的に実施できる点は画期的です。


干渉チェックと早期是正によるミス低減

BIMモデルと点群データの比較によって干渉チェックが容易になることは、現場のミス低減にも直結します。例えば鉄筋やボルトの位置出しミス、掘削範囲の過不足、隣接構造物との干渉など、施工中に起こり得る問題を点群でスキャンしていればすぐ把握でき、手戻りを事前に防ぐ判断が可能です。従来は完成後の検査で初めて指摘されていたような不具合も、BIM+CIMと点群のリアルタイム照合によってその場で是正できます。特に複雑な構造や大規模工事では、人間の目視チェックだけでは見逃しがちな干渉箇所をデジタル検証で網羅的に洗い出せるため、重大な施工ミスを未然に防止できます。施工管理技士にとって、「問題が起きてから対処」するのではなく「起きる前に対処」できる体制を築けるのは非常に大きなメリットです。結果として再工事や追加手配に伴うコスト・スケジュールのロスが減り、現場全体の生産性向上と効率化につながります。


ヒートマップによる出来形品質の可視化

点群データと設計データを比較する際に特に有用なのが、ヒートマップによる出来形の可視化手法です。ヒートマップとは、点群上の各点と対応する設計モデルの表面との高低差を色で表現したものです。例えば設計面よりも高く出っ張っている部分は赤、低く凹んでいる部分は青という具合にグラデーション表示すれば、仕上がりが設計基準からどの程度ズレているかを一目で把握できます。舗装やコンクリート打設面の凹凸、厚みのムラ、勾配の狂いなども、色の違いとして直感的に視覚化されるため、これまで見えにくかった出来形のばらつきを誰にでも分かりやすく共有できます。現場の作業員や発注者検査員に示しても一目瞭然で理解してもらえるため、品質上問題のある箇所をチーム全員で共有しやすいのも利点です。


国土交通省もこうした面的な出来形評価手法を推進しており、近年の施工管理要領の改訂で「面管理」と呼ばれる考え方が導入されました。これは従来のように離散的な測点のみで良否を判断するのではなく、点群のような高密度データによって構造物や地盤の面全体を評価する方法です。例えば舗装工事では、以前は数箇所の厚さ測定結果で合否を判定していたものを、3D点群データで路面全体の平坦性を評価することで品質管理の高度化が図られています。ヒートマップはまさにこの面管理を実践する上で強力なツールとなります。


自動合否判定による検査効率アップ

さらに点群解析ソフトウェアを用いれば、出来形の自動合否判定を行うことも可能です。取得した点群データと設計モデルをコンピュータ上で照合し、各ポイントの誤差量を計算して規格値内かどうかソフトが自動判定してくれる機能が実用化され始めています。ボタン一つで各測定点の誤差統計や合否結果をリスト化し、規格外の箇所を自動的にハイライト表示してくれるため、検査担当者の見落としや判断ミスを防ぎつつ、チェック作業を大幅に省力化できます。ヒートマップによる直感的な空間全体の品質チェックと、数値に基づく詳細な判定の両方を効率よく行えるわけです。判定結果はそのままデジタルデータとして保存でき、後述する電子納品(デジタル成果品)の提出用資料にも転用できます。これまで人手で行っていた検査帳票の作成も自動化が進むため、検査報告書類の作成に費やす時間も劇的に短縮されます。


3Dビューアとクラウド共有で遠隔臨場と記録一元化

点群とBIMモデルを用いた出来形管理では、3次元データを扱うためのソフトウェア環境も重要です。現場のパソコン上で点群処理ソフトやBIMソフトを使い解析することはもちろん可能ですが、近年はクラウド型の3Dビューア活用も広がっています。


クラウド上の3D統合ビューアを使うと、点群データと設計モデルを重ねた状態でWebブラウザに表示し、離れた場所にいる関係者全員が同じ3D空間を共有しながら出来形を確認できます。専用ソフトをインストールしていないパソコンやタブレットからでもインターネット経由で最新の出来形データにアクセスできるため、本社や役所にいながら臨場感をもって現場状況を把握することが可能です。任意の断面で切って寸法を測ったり、モデルを透過表示して点群とのズレを調べたりといった詳細検討も、ブラウザ上でマウス操作するだけで直感的に行えます。


さらにクラウド連携によってデータ共有のスピードは飛躍的に向上します。例えば現場でレーザースキャンした点群データをその場でクラウドにアップロードすれば、遠隔地にいる上司や発注者も即座にデータを閲覧できます。出来形検査の立会いも、クラウド上の3Dビューアによりリモートで確認してもらうといった新しいワークフローが実現可能です。実際にICTを活用した試行工事では、従来現地で行っていた出来形確認の一部をクラウド経由のリモート立会いに切り替えることで、移動時間の削減やコミュニケーション効率化につながった例もあります。


またクラウドプラットフォームによっては、アップロードした点群と設計データから自動でヒートマップ図や出来形報告書を生成してくれる機能も備わっています。検査書類や図表を手作業で作成する手間が省けるため、報告業務の効率化に直結します。さらにデータはクラウド上で一元管理され履歴も蓄積されるため、過去の出来形データを後から参照したり再分析したりすることも容易です。こうしたデジタルプラットフォームの活用により、現場と事務所・発注者間の情報共有がリアルタイム化し、施工管理全体のスピードと正確さが飛躍的に向上します。


電子納品への対応と維持管理へのデータ活用

点群データとBIMを活用した出来形管理は、施工中の効率化だけでなく発注者への提出将来の維持管理の面でもメリットがあります。国土交通省は近年、施工管理の要領を見直し、レーザースキャナー等による3次元出来形計測を公式に認め始めました。例えば令和7年(2025年)3月改定の要領では、土工(盛土)の仕上がりを面的に計測する「面管理」の必須化など、従来困難だった箇所も3D点群で評価する方向が明確化されています。これに伴い電子納品時に3D出来形データや解析結果を受け付ける仕組みも整備されつつあります。


具体的には、「3次元計測技術を用いた出来形管理要領(案)」等に基づき、点群から生成したヒートマップ付きの出来形図表や、点群と設計データの比較レポートをデジタル成果品として提出できる工事が増えてきました。発注者によっては依然紙の図面や数値表での提出を求める場合もありますが、将来的には点群データそのものや3Dモデルを含む電子納品が主流になることが期待されます。デジタルデータであれば発注者側も自動で規格チェックを行うことが可能になり、検査プロセス自体のDX化につながるでしょう。


また、点群による出来形データは引き渡し後の維持管理フェーズでも大きな価値を持ちます。完成時に取得した精密な3D記録(いわゆるデジタルツイン)が残っていれば、数年後に補修計画や追加工事を立てる際にも保存データから当時の現況形状をすぐに把握できます。例えば将来、構造物の変状調査を行う場合でも、過去の点群データと新たに取得した点群を比較することで経年変化を定量評価できます。毎回一から現場を測り直す手間を省き、デスク上で計画検討やシミュレーションが可能になるのです。


さらに出来形点群データは品質証明の動かぬエビデンスとして長期保存できます。紙の図面や写真と違い、デジタルデータは経年劣化せず必要に応じて正確な寸法や形状をいつでも取り出せます。万一施工不良に関するトラブルが後年発生した場合でも、当時の点群データがあれば事実関係を明確に示す材料となります。このように施工段階だけでなく維持管理まで見据えてデータを再活用できる点も、点群活用の重要なメリットです。


点群活用がもたらす施工管理効率化のメリット

以上見てきたように、点群データを活用した出来形管理には多岐にわたる利点があります。ここで主なメリットを整理してみましょう。


測定精度とカバー範囲の飛躍的向上: 現場形状そのものを無数の点で余すところなく記録できるため、ミリ単位の微小な凹凸まで検出可能です。従来見落としていた部分もカバーでき、出来形管理の精度が格段に向上します。その結果、施工ミスの早期発見・是正や品質不良の未然防止につながります。また後から見えなくなる構造物内部や埋設部も3Dで記録しておけるため、従来にない網羅性と信頼性を備えた品質証明が可能になります。

作業時間の短縮と業務効率化: 3D計測技術により、一度のスキャンで広範囲の出来形データを短時間で取得できます。例えば複数人で丸一日かけていた測量が、高性能レーザースキャナなら数時間で完了するケースもあります。国交省のICT活用工事の試行結果では、3次元測量やマシンガイダンス等を導入した土工事で延べ作業時間が平均3割程度削減されたと報告されています。非接触でスピーディに計測できるため重機待ちによる工事中断も減り、測り直しなどの手戻り作業も削減されてトータルの工期短縮に寄与します。さらにデータ解析や図面作成もソフトウェアの自動処理により効率化されるため、検査資料作成の手間が減って業務全体の効率が向上します。検査段階での手戻り対応も大幅に減るため、出来形管理に費やす労力自体が小さくなります。

省力化と安全性の向上: 点群計測は少人数でも運用可能で、場合によっては技術者1人で機器を扱えるほど省力的です。熟練スタッフを多数確保せずとも測定できるため、人員不足対策にも有効です。また離れた場所からのレーザー測定やドローン撮影によって、従来は測れなかった高所・斜面・交通量の多い道路上など危険箇所に立ち入らずに済みます。足場を組まなくても寸法検査が可能になるケースも多く、現場の安全確保と作業負荷軽減に大きく貢献します。

記録漏れ防止と報告業務の簡素化: 点群データさえ取得しておけば、後から必要な箇所の寸法や断面を自由に取り出せるため「測り忘れ」や「写真の撮り漏れ」といった心配が大幅に減ります。埋設物など完成後に見えなくなる部分も埋設前にスキャン記録しておけば、確実なエビデンスとして残せます。紙の写真帳ではなくデジタル記録が残ることで、データの長期保存・利活用も容易です。また出来形図や検査帳票の作成も点群+設計データにより自動化・省力化が進み、電子データで完結するため関係者への共有もスムーズです。クラウドを介したリモート検査の実施など新しい働き方にもつながり、報告書作成に追われて残業続き…といった現場監督の悩みも解消されつつあります。


このように点群による出来形管理は、「より正確に、速く、安全に、そして省力的に」現場の品質を確かめられる手法と言えます。人間に起因するヒューマンエラーを防ぎながら品質証明能力を高められる点で、従来手法とは一線を画す革新的なメリットをもたらします。検査の手戻り削減や工期短縮といった効率化効果は、土木施工の現場DXを推進する大きな原動力となるでしょう。


スマホ+GNSSで誰でもできる高精度測量(LRTKの活用)

点群データ活用のハードルは年々下がってきており、最新技術を使えば誰でも簡単に高精度な3D計測が可能になりつつあります。特に注目なのが、スマートフォンと小型GNSS受信機を組み合わせた新しい測量手法です。近年のスマホにはLiDARセンサーを搭載したモデルもあり、専用の測量アプリを使えばカメラ感覚で周囲を歩き回るだけで数百万点もの点群を短時間に取得できます。しかしスマホ単体のGPSでは測位誤差が数メートル程度生じるため、そのままでは取得した点群に充分な位置精度を与えられません。


そこで登場したのがRTK-GNSS(リアルタイムキネマティック測位)技術です。スマホに外付けの小型高精度GNSSアンテナを取り付け、衛星測位の誤差を補正する基地局データをリアルタイム受信することで、スマホでも数センチ以内という測量機器並みの測位精度を実現できます。日本では準天頂衛星みちびきの提供するCLAS補強信号や、インターネット経由で配信される電子基準点(GNSS基準局)のデータを利用することで、手のひらサイズのスマホでも本格的な測位が可能です。こうしてRTKに対応した小型GNSSをスマホと連携させれば、スマホのLiDARで取得した点群すべてに高精度な絶対座標を付与できます。つまり「スマホが測量機器になる」時代が現実のものとなったのです。


スマホ+GNSS+LiDARの組み合わせにより、従来は専門機器と高度な技能が必要だった点群測量が一気に身近になりました。デバイスは片手で持てるほど小型で、操作もアプリ上のボタンを押すだけという手軽さです。これなら測量の専門知識がない若手社員でも扱えるため、わざわざ外部の計測会社に依頼せず自社の現場スタッフだけで出来形計測を完結させることも可能です。初期導入コストも高額なレーザースキャナーに比べて格段に抑えられる上、月額サービス利用など気軽に始められるプランも登場しています。最先端技術は「自分たちにはハードルが高い」と感じていた中小施工会社でも手を伸ばしやすく、ベテランが不足しがちな現場でも1人1台のスマホで全体を計測できるため人手不足対策にも直結します。


このように、スマートフォンを活用した点群計測ソリューションは現場のDX(デジタルトランスフォーメーション)を足元から支えてくれる強力な味方となりつつあります。従来「測れなかった所」が測れるようになり、「見えなかった品質のムラ」が見えるようになる──この変化は現場の品質管理にとってまさに革命的です。まずは手元のスマホに小型GNSSを組み合わせ、高精度点群測量を現場に取り入れてみてはいかがでしょうか。これにより測量や出来形管理の現場対応力(その場で迅速に状況を把握し対応する力)は飛躍的に向上し、施工管理業務の精度とスピードが格段にアップするはずです。


例えばLRTKシリーズはこうしたスマホ+GNSSによる高精度測位を実現するソリューションの一例で、土木・測量分野での作業時間短縮や生産性向上に大きく寄与します。国土交通省が推進するi-Constructionにも対応しており、BIM/CIMを活用した現場DXを強力に後押ししてくれるでしょう。気軽に導入できる最先端技術を活用し、ぜひ皆様の現場でも出来形管理の効率化と品質向上を実現してみてください。検査手戻り80%削減も夢ではない、新たな時代の施工管理手法がすぐそこまで来ています。


LRTKで現場の測量精度・作業効率を飛躍的に向上

LRTKシリーズは、建設・土木・測量分野における高精度なGNSS測位を実現し、作業時間短縮や生産性の大幅な向上を可能にします。国土交通省が推進するi-Constructionにも対応しており、建設業界のデジタル化促進に最適なソリューションです。

LRTKの詳細については、下記のリンクよりご覧ください。

 

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