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切土・盛土の体積計算はスマホひとつで完結!現場効率を劇的UP

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この記事は平均4分45秒で読めます
万能の測量機LRTKの説明

著者: LRTKチーム

目次

はじめに

切土・盛土とは何か?

切土・盛土の体積計算が重要な理由

従来の体積計算方法と課題

スマホひとつで体積計算が可能に

スマホを活用した体積計算のメリット

現場効率を劇的に向上させる理由

LRTKによる簡易測量の紹介

まとめ

FAQ


はじめに

建設現場や土木工事では、土地の形状を整えるために切土盛土が日常的に行われています。これらの作業では、取り除く土や盛り上げる土の体積(土量)を正確に計算することが欠かせません。しかし、従来の土量計算は専門知識と手間のかかる作業でした。最近では技術の進歩により、なんと*スマホひとつ*で切土・盛土の体積計算ができるようになり、現場の生産性が飛躍的に向上しています。本記事では、切土・盛土とは何か、その体積計算の重要性や従来方法の課題、そしてスマートフォンを使った最新の計測手法とそのメリットについて詳しく解説します。


切土・盛土とは何か?

まず初めに切土盛土という用語の意味を確認しましょう。切土とは、山や丘を掘削して土を切り取る作業のことです。道路建設や土地造成で高い地盤を削り取り平らにするときに「切土」を行います。一方、盛土とは、必要な場所に土を運んで積み上げる作業を指します。低い地盤を持ち上げて平らにしたり、傾斜地に段差を作ったりする際に「盛土」が行われます。盛土では、ただ土を盛るだけでなく、敷均し(しきならし)と呼ばれる均し作業や転圧という圧縮作業を行い、土を締め固めて安定した地盤に仕上げます。


切土と盛土はセットで行われることが多く、切土で出た土を他の場所の盛土に再利用するのが理想的です。例えば、山を切り崩して出た土砂を近隣の谷や低地に盛土として使えば、余分な土の処分や新たな土の搬入を減らせます。そのため切土量盛土量をバランスさせることが、コストや環境負荷の面からも重要となります。


切土・盛土の体積計算が重要な理由

切土・盛土の計画段階から完成まで、土の体積(土量)計算は極めて重要です。正確な土量計算が求められる主な理由を以下に挙げます。


コスト管理と工期管理:搬出すべき土や埋め立てに必要な土の量を把握することで、トラックの手配や処分費用、埋戻し材料の調達量を正確に算出できます。計算が不正確だと、土が足りなくなったり余ったりして追加工事や余剰土の処理が発生し、予算超過や工期延長につながる恐れがあります。

効率的な施工計画:切土と盛土の量のバランスを取ることは、工事全体の効率に直結します。可能な限り切土で出た土を盛土に利用できれば、余分な土の搬出入を減らし、ダンプトラックの往復回数も最小限にできます。これは環境負荷の低減にもつながります。

品質と安全:盛土をする際は転圧によって土を締め固める必要がありますが、その際に体積が減少します(後述する土量変化率)。計画段階で適切な盛土の厚みや締固めを考慮した土量を計算しておかないと、完成後に沈下したり、逆に盛りすぎて不安定になったりするリスクがあります。計算によって必要な盛土体積と転圧後の体積を見積もり、品質と安全を確保します。


以上のように、切土・盛土の体積計算は、コスト管理から施工品質まであらゆる面で重要な役割を果たします。特に切土と盛土の量が大きく異なると、余剰土の処理や不足土の搬入といった課題が生じるため、事前に綿密な計算が不可欠です。


従来の体積計算方法と課題

従来、切土・盛土の体積(土量)を計算するには、主に測量データと図面を用いた手法が取られてきました。代表的な方法には以下のようなものがあります。


平均断面法:道路工事など線状の土工で用いられる基本的な方法です。一定間隔で現地の横断面図を作成し、各断面の面積を求めます。隣り合う断面積の平均に断面間の距離を掛けることで、その区間の土量を算出します。区間ごとの土量を合計すれば、全体の切土量・盛土量が求められます。

メッシュ法(グリッド法):広い敷地や複雑な地形の土量計算に適した方法です。現地を格子状(メッシュ)に区切り、各グリッドの四隅の高さから局所的なプリズム体積を計算し、それらを総和します。平均断面法に比べて詳細な地形変化に対応でき、精度が高まります。


これらの計算には、現場での入念な測量が前提となります。従来は測量士がトランシットやレベル、後にはトータルステーションといった機器を使って地形の高さデータを取得し、図面や表計算ソフトに手入力して体積を算出する作業が必要でした。また、近年ではパソコン上で3次元設計データ(現況地形と設計地盤)を比較し、自動で切土量・盛土量を計算するCADソフトウェアも普及しています。


しかし、従来の方法にはいくつかの課題もありました。


手作業による負担と誤差:測量や計算が手作業中心だと、大変な労力と時間を要します。広い現場では測量点の数も増え、多くの人員が必要でした。手計算や図面読み取りによる誤差、記録ミスなども発生しがちです。

リアルタイム性の欠如:土工事では、工事の進捗に応じて何度も土量計算を行う場面があります(例えば、造成工事で日々の進捗土量を確認する場合など)。従来手法ではその都度測量班を呼び、データ整理と計算をし直す必要がありました。これでは迅速な意思決定が難しく、現場の状況変化に即応しにくいという問題がありました。

高価な機材と専門知識:高精度な土量計算を行おうとすると、高性能な測量機器(高級GNSS測位装置や3Dレーザースキャナーなど)や専用ソフトウェアが必要で、初期投資や維持費がかさみます。また、それらを扱う専門オペレーターの確保も課題でした。小規模現場ではコストに見合わず、十分にICT活用が進まない要因となっていました。


スマホひとつで体積計算が可能に

近年、測量技術の進歩によりスマートフォンが土木測量の新たな主役になりつつあります。特に注目されているのが、スマホの高度なセンサーと測位技術を活用して切土・盛土の体積を計測する手法です。最新のスマートフォンにはLiDAR(ライダー)センサーが搭載されたものがあり、周囲の環境を点群データとしてスキャンすることができます。また、GNSS(GPSなどの衛星測位)の補強技術であるRTK(リアルタイムキネマティック)に対応することで、スマホでも数センチの誤差範囲で位置情報を取得することが可能になりました。


これらを組み合わせることで、今までは専用の測量機器が必要だった高精度測量が*スマホひとつ*で実現できるのです。具体的には、スマートフォンを片手に現地を歩き回るだけで、以下のようなことが可能となります。


現況地形の3次元スキャン:スマホのLiDARで地表面をスキャンし、点群データや3Dモデルとして現状の地形形状を記録します。これによりデジタル地形モデル(DTM)を短時間で作成できます。

高精度な位置座標取得:スマホ内蔵のGPSに加え、RTK技術によってスマホ自体の位置をセンチメートル単位の精度で測位します。従来、スマホのGPS精度は5~10m程度で高低差の測定には使えませんでしたが、RTK対応により垂直方向も約±3cm程度の精度で高さを測ることが可能です。

即時の体積計算:取得した現況の3Dデータと設計データをスマホ上のアプリやクラウドサービスで重ね合わせれば、ソフトウェアが自動的に切土量・盛土量を計算してくれます。煩雑な手計算や図面上での読み取り作業は不要です。


こうしたスマホ測量の登場により、従来は専門機器に頼っていた3次元測量や土量計算がより身近なものになりました。特に日本では国土交通省主導の「i-Construction」などICT活用推進の流れもあり、小規模な現場でもスマホを使った簡易な計測が普及し始めています。


スマホを活用した体積計算のメリット

スマートフォンで切土・盛土の体積計算を行うことには、従来手法にはない様々なメリットがあります。


迅速なデータ取得と計算:スマホによる現場スキャンはリアルタイムに近いスピードで行われます。計測後すぐにアプリ上で体積結果を得ることができ、現場の判断を即座に下せます。例えば毎日の掘削進捗をスマホで計測して土量を確認すれば、日々の作業計画をタイムリーに修正できます。

一人でできる省力化測量:これまで複数人で行っていた測量作業が、スマホ1台でワンマン測量として完結します。専用機器を運搬・設置したり、補助スタッフと位置合わせする手間もありません。現場監督や技術者自身が合間時間にさっと測量できるため、人員不足の解消や技能継承の観点からも有益です。

高精度で安心:スマホとはいえ侮れません。RTK対応やLiDAR搭載によって、数cmレベルの精度で計測可能です。これは従来の高級GNSS機器やレーザースキャナーにも匹敵する精度範囲であり、出来形管理や数量精算にも十分活用できるレベルです。精度が高いことで、測り漏れや誤差による手戻りを減らし、品質確保にも寄与します。

低コスト・低ハードル:専用の測量機械を購入・レンタルしたり外部に依頼したりするよりも、スマホ測量は格段に低コストです。既に持っているスマートフォンにアプリと少しの周辺機器を導入するだけで始められます。高性能PCや特殊なソフトも不要で、クラウドサービスを使えばデータ処理もオンラインで完結します。初期投資を抑えつつICT化を進められるため、予算の限られた小規模プロジェクトでも導入しやすいでしょう。

データ共有と蓄積:スマホで取得した地形データや計算結果はそのままデジタルデータとして保存されます。クラウド上にアップロードすれば、オフィスに居るスタッフとも即時に情報共有可能です。図面やメモを持ち帰る必要がなく、過去データも蓄積していけるので、将来的な計画変更や振り返りにも役立ちます。


現場効率を劇的に向上させる理由

スマホによる体積計算がもたらすこれらのメリットは、現場全体の効率向上につながります。その理由を整理してみましょう。


まず、測量と計算作業の時間短縮が挙げられます。従来は測量班の段取りや計算待ちで半日~数日かかったボリューム確認が、スマホならその場で完了します。これは工期短縮に直結し、他の作業に時間を充てる余裕を生みます。


次に、計画修正の迅速化です。土工事は天候や地盤条件によって日々状況が変わりますが、毎日でも体積をチェックできることで、計画との差異を即座に把握できます。例えば「思ったより土量が多く残っている」「予想より早く所定の掘削量に達した」といった情報をリアルタイムに得られれば、トラックの増減手配や重機の稼働調整など、翌日の施工計画をすぐに最適化できます。無駄な作業や待機時間を削減し、全体のムダを省くことが可能です。


さらに、コミュニケーションの円滑化も効率アップの鍵です。スマホで可視化された3Dモデルや数値データは、現場スタッフからオフィスの関係者まで共通の情報として扱えます。誰でも理解しやすい形で共有できるため、認識のズレや伝達ミスが減り、打合せや報告にかかる時間も短縮されます。


また、スマホ測量は安全性の向上にも寄与します。人が立ち入りにくい急斜面や崖際の測量も、スマホのLiDARで離れた場所からスキャンできれば無理に近づく必要がありません。安全にデータ取得ができ、リスク低減は結果的に効率的な作業進行にもつながります。


以上のように、スマートフォンを活用した体積計算は、単に測量作業を効率化するだけでなく、工事全体のPDCAサイクルを高速化し、チーム全体の働き方を変革するポテンシャルを持っています。まさに現場効率を劇的UPする原動力と言えるでしょう。


LRTKによる簡易測量の紹介

スマホひとつで高精度測量を実現する技術の具体例として、当社が提供するLRTK(※)について少し紹介します。LRTKはiPhoneなどのスマートフォンに小型の測位デバイスを組み合わせ、高精度なRTK測位と3Dスキャン機能を一体化したソリューションです。重さわずか数百グラムの専用端末をスマホに取り付けるだけで、従来は専門機材が必要だったセンチメートル精度の測量が可能になります。


たとえばLRTK対応のスマホを使えば、現場でアプリを起動して地形をスキャンするだけで、その場で切土・盛土の体積を算出できます。通常のスマホGPSでは誤差数メートルで高低差を測ることは困難でしたが、LRTKでは衛星からの測位信号を複数基準点で補正することで、水平1~2cm・垂直3cm程度の精度まで向上させています。これにより地形の点群データに正確な標高が付与され、体積計算に必要な精度が確保できます。


LRTKの強みは、高精度でありながら扱いやすい点です。スマホアプリ上でワンタップするだけで測量データをクラウドに同期でき、オフィスのPCから現場の3D状況を確認したり、体積計算を追加で行ったりすることもできます。また、専用ケースを用いてスマホに装着する設計になっており、片手でも安定して測量作業が行えます。山間部など携帯電波の届かない環境でも、日本の衛星測位補強サービス(QZSSのCLAS信号)に対応しているため高精度測位が可能で、オフライン下でも威力を発揮します。


※LRTKは当社独自の測位技術の名称で、スマートフォンを用いた簡易測量システムとして様々な建設現場で採用が進んでいます。


まとめ

切土・盛土の体積計算は、土木・建設現場の円滑な施工管理に欠かせない重要なプロセスです。従来は手間と時間のかかる作業でしたが、スマホを活用した最新技術の登場により大きな変革が起きています。スマートフォン1台で高精度な測量と即時の土量算出が可能になったことで、現場ではリアルタイムな意思決定と効率的な作業計画が実現しつつあります。


特にLRTKのようなソリューションを使えば、専門機器がなくても誰もが直感的に測量でき、土量管理の精度とスピードが飛躍的に向上します。人手不足や働き方改革が叫ばれる中、このようなスマホ測量技術は現場の生産性向上に大きく貢献するでしょう。


切土・盛土の体積計算をスマホひとつで完結し、劇的な効率アップを目指してみませんか?あなたの現場にも、手のひらサイズの革新を取り入れてみてはいかがでしょう。


FAQ

Q: スマホで本当に正確な切土・盛土体積を測れるのですか? A: はい、最新のスマートフォンと測量アプリを用いれば、高精度に土量を測定できます。LiDAR搭載スマホとRTK測位技術により、誤差は数cm程度まで抑えられています。従来のGPSでは難しかった高さ方向の計測も、RTK対応によって可能となっています。


Q: スマホ測量を使うのに専門的な知識や資格は必要ですか? A: 基本的な操作を習得すれば、特別な資格がなくてもスマホ測量を活用できます。直感的なアプリ操作で誰でも使いやすいよう設計されており、測量士でなくても現場担当者が自ら体積計算を行うことが可能です。ただし、公式な測量成果として提出する場合は測量士の資格が必要になるケースもありますので、用途に応じてご注意ください。


Q: ドローンを使った測量と比べてスマホ測量の利点は何ですか? A: ドローンによる写真測量も土量計算によく用いられる手法です。広範囲を短時間で測れる利点がありますが、飛行許可手続きや天候の影響、オペレーターの技術などのハードルがあります。それに対してスマホ測量は、現場で手軽に使え即時に結果が得られる点が大きな利点です。狭い場所や屋内、飛行禁止エリアでも問題なく計測でき、準備にかかる時間もほとんどありません。用途に応じて使い分けると良いでしょう。


Q: Androidスマホでも測量できますか? A: LiDARセンサーに関しては現状iPhoneやiPadの一部機種に搭載されていますが、Android端末でも外付けセンサーや高精度GPSを組み合わせることで測量に活用している事例があります。重要なのは高精度の位置情報が取得できるかどうかです。現時点で一般的なのはiPhoneを用いたソリューションですが、将来的にはより多くのスマホ機種で高精度測量が可能になると期待されています。


Q: LRTKを導入するにはどうすればいいですか? A: LRTKの導入をご検討の場合、当社の公式ウェブサイトからお問い合わせいただけます。必要な機器(スマートフォン、LRTK端末など)や初期設定、操作方法について丁寧にサポートいたします。現在お使いのiPhoneがあれば、新たにLRTK端末を装着するだけで利用開始できる手軽さも魅力です。興味のある方はぜひお気軽にご相談ください。


LRTKで現場の測量精度・作業効率を飛躍的に向上

LRTKシリーズは、建設・土木・測量分野における高精度なGNSS測位を実現し、作業時間短縮や生産性の大幅な向上を可能にします。国土交通省が推進するi-Constructionにも対応しており、建設業界のデジタル化促進に最適なソリューションです。

LRTKの詳細については、下記のリンクよりご覧ください。

 

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こちらのお問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。ぜひLRTKで、貴社の現場を次のステージへと進化させましょう。

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