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CLAS測位の使い方と手順|現場で迷わない設定ポイント

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万能の測量機LRTKの説明

著者: LRTKチーム

CLAS測位は、高精度な位置情報を現場で扱いたい実務担当者にとって、知っておく価値の高い測位方式です。衛星から配信される補強情報を活用して、単独測位よりも高い精度を狙えるため、測位作業の効率化や省力化を考える場面で注目されています。


一方で、CLASという言葉を知っていても、実際にどう使えばよいのか、どのような手順で設定すれば迷わないのか、現場では何を確認すべきなのかまで整理できていないケースは少なくありません。特に、初めて高精度測位を扱う担当者にとっては、通信を使うのか使わないのか、いつでも安定して使えるのか、どんな場所に向いているのかといった点が分かりにくく感じられます。


この記事では、CLAS測位の基本から、現場での具体的な使い方、作業前の準備、迷いやすい設定ポイント、精度が安定しないときの見直し方までを、実務目線でわかりやすく整理します。これから導入を検討している方にも、すでに使い始めているが運用が安定しない方にも役立つ内容としてまとめています。


目次

CLAS測位とは何か

CLAS測位が向いている業務と向かない場面

現場に入る前に準備しておくこと

CLAS測位の基本設定で確認すべきポイント

CLAS測位の使い方と作業手順

現場で迷いやすい設定ポイント

CLAS測位の精度が安定しないときの見直し方

CLAS測位を実務で活かすための運用の考え方

まとめ|迷わず使うには手順の標準化が重要


CLAS測位とは何か

CLAS測位は、衛星から配信される補強情報を利用して、通常の衛星測位よりも高い精度を目指す方式です。現場でよく使われる高精度測位の考え方にはいくつかありますが、CLASの特徴は、補強情報の受信方法や運用形態が一般的な通信型の補正とは異なる点にあります。そのため、通信環境への依存をできるだけ抑えたい場面や、機動力を重視したい場面で関心を持たれやすい方式です。


ただし、CLASという言葉だけで万能な測位方式だと理解してしまうと、導入後にギャップが生まれます。高精度測位は、どの方式でも空が開けているか、衛星の受信状況が安定しているか、周囲の遮へい物や反射の影響を受けにくいかといった条件に左右されます。つまり、CLASを使えば自動的にいつでも高精度になるのではなく、使う前提条件を押さえたうえで、適切な設定と手順で運用することが重要です。


実務で理解しておきたいのは、CLASは単に機械のメニューで選ぶ項目ではなく、現場条件と機器の状態、衛星の受信環境、作業手順がそろってはじめて力を発揮しやすくなるということです。測位方式の違いを深く学ぶことも大切ですが、現場担当者にとっては、どの環境で使いやすく、どこで注意が必要かを先に押さえておくほうが役立ちます。


また、CLAS測位は、測位結果をそのまま信じるのではなく、必要に応じて既知点や基準点との整合を確認しながら使う意識が大切です。高精度という言葉だけを頼りにすると、現場で発生する小さな違和感を見落としやすくなります。実務では、数値の表示だけでなく、過去データや図面、既存の測点との位置関係が自然かどうかまで含めて確認する姿勢が必要です。


CLAS測位が向いている業務と向かない場面

CLAS測位が向いているのは、現場で比較的広い範囲を素早く把握したい業務や、基準となる位置をある程度高い精度で取得したい作業です。たとえば、現況確認、写真記録の位置づけ、施工前の概略把握、仮設計画の現地照合、簡易な出来形確認、資材配置や仮設物の位置管理など、機動力と一定の精度の両立が求められる場面では相性が良いといえます。


特に、現場を歩きながら複数地点を短時間で取得したいときには、作業性の高さが大きなメリットになります。従来の測位作業では、機材準備や設置に時間がかかることもありますが、CLASを活用できる機器構成であれば、より軽快に動ける場面があります。人手が限られる現場や、確認したいポイントが多い現場では、この差が作業全体の効率に直結します。


一方で、常にCLASが最適とは限りません。上空が大きく遮られる場所、樹木の密集した場所、山際、法面の直下、構造物に囲まれた狭い場所などでは、衛星受信が不安定になりやすく、期待した精度が出にくいことがあります。また、わずかな誤差も許容しにくい厳密な基準管理や、後工程に大きく影響する座標決定では、作業目的に応じて他の測位手段や確認工程を組み合わせる判断も必要です。


ここで重要なのは、向いているかどうかを方式名だけで決めないことです。現場の空の開け具合、作業時間帯、必要な精度、作業人数、後工程で求められる品質、再測の許容範囲といった条件を総合的に見て判断する必要があります。CLASは便利な選択肢ですが、現場条件に対して過度な期待を持つのではなく、向いている用途で確実に使い切ることが成功の近道です。


実務担当者としては、まず自社の業務を、概略把握向きの作業、日常確認向きの作業、厳密管理が必要な作業に分けて考えると判断しやすくなります。そのうえで、CLASをどこに適用すれば最も効果が高いかを整理すると、導入後に迷いにくくなります。


現場に入る前に準備しておくこと

CLAS測位を現場で安定して使うためには、現場に着いてから設定を考えるのでは遅いことが多いです。高精度測位は、現地での操作そのものよりも、事前準備で結果が決まる部分が少なくありません。特に初めて使う現場では、作業前の確認を標準化しておくことが重要です。


まず確認したいのは、使用する機器がCLASに対応しているかどうかです。名称だけで判断するのではなく、受信できる衛星信号や補強情報の利用条件、使用するアプリケーションや端末との組み合わせまで含めて確認する必要があります。高精度測位機器は、本体性能だけでなく、端末側の設定や接続状態でも結果が変わります。機器を用意しただけで使えると思い込まず、現場に持ち出す前に、実際に固定した場所や開けた場所で試験しておくと安心です。


次に重要なのが、座標の扱いを社内で統一しておくことです。現場で位置を取れても、その座標が図面や既存データと合わなければ実務では使いにくくなります。平面位置だけでなく、高さの基準、座標系の設定、出力形式、記録名の付け方まで含めて事前に決めておくと、後工程での混乱を防げます。特に複数人で運用する場合は、担当者ごとに設定が違っていたという事態を避けるため、初期設定を標準化しておくべきです。


さらに、現場環境の把握も欠かせません。衛星測位は空の見え方に影響されるため、周囲に高い建物がないか、樹木が密集していないか、作業予定の場所が谷状になっていないかを事前に確認しておくと、当日の判断がしやすくなります。現地でうまくいかなかったときに、機器の不調なのか環境の問題なのかを切り分けるためにも、この視点は重要です。


加えて、バッテリー残量や端末の容量、ログ保存先、時刻設定、位置情報利用の権限設定など、見落としやすい基本項目も確認しておく必要があります。高精度測位のトラブルは高度な原因に見えて、実際には電源不足や接続不良、保存設定ミスといった基本的なところにあることも多いです。現場作業を止めないためには、こうした基本確認を軽視しないことが大切です。


CLAS測位の基本設定で確認すべきポイント

CLAS測位を使う際に最も迷いやすいのが設定です。画面上では項目がいくつか並んでいるだけでも、意味を理解せずに選択すると、測位が始まらない、精度が安定しない、測れているつもりでも記録品質が低いといった問題につながります。ここでは、現場で特に意識したい設定ポイントを整理します。


まず押さえたいのは、測位方式の選択です。高精度測位機器には複数の測位モードが用意されていることがありますが、CLASを使いたいのに別の方式を選んでいると、期待した動作になりません。逆に、CLASを選んでいても、受信状況が整っていなければ安定しないことがあります。重要なのは、方式名を選ぶだけで終わらせず、実際に補強情報が受信できているか、解が安定しているかを表示上で確認することです。


次に確認したいのが、衛星受信状態です。受信衛星数が多ければ必ず良いというわけではありませんが、安定した測位には十分な受信状況が必要です。単に現在位置が表示されているから大丈夫と考えるのではなく、測位状態の変化や精度表示の揺れを見て、記録に入ってよい状態かを判断する必要があります。特に、測位開始直後はまだ安定していないこともあるため、焦ってすぐに点を取らないことが大切です。


高さ設定や座標系設定も、実務では非常に重要です。平面位置が合っていても、高さ基準が想定と異なっていれば、後で図面や設計データと比較した際に大きなズレとして現れます。現場では、平面は合って見えるために気づきにくく、後から問題化することが少なくありません。そのため、設定画面の項目を一度合わせたら終わりではなく、データ出力前後でも確認する習慣を持つことが重要です。


また、記録のタイミングに関わる設定も見落とせません。即時に保存できる設定の場合、測位がまだ揺れている段階で誤って記録してしまうことがあります。逆に、平均化や安定判定のような考え方を取り入れると、記録品質を上げやすくなります。現場のスピードを重視するあまり、点を次々に取ることだけを優先すると、後で使いにくいデータが残る原因になります。


実務で重要なのは、設定値そのものを暗記することではなく、どの設定が精度に効き、どの設定が記録品質に効くかを理解することです。その理解があれば、現場条件が変わっても、見るべき項目を迷わず判断できます。


CLAS測位の使い方と作業手順

CLAS測位を現場で使うときは、作業を一連の流れとして捉えると失敗が減ります。単に機器を起動して点を取るのではなく、開始前確認、初期安定化、試し測位、本測位、記録確認、後処理確認という流れで進めることが重要です。


最初に行うのは、現地到着後の環境確認です。実際に空の開け具合を見て、作業予定位置が衛星受信に向いているかを確認します。事前調査で問題なさそうに見えても、現地では仮設物や車両、資材、樹木の張り出しなどで条件が変わっていることがあります。この段階で、作業位置を少しずらすだけでも受信環境が大きく改善することがあります。


次に、機器を立ち上げて衛星受信と補強情報の状態を確認します。ここで大切なのは、起動直後にすぐ本測位に入らないことです。高精度測位では、受信状態が安定するまで待つ時間が結果を左右します。現場では急ぎたくなりますが、最初の数分の余裕が後の再測を防ぎます。表示される測位状態、精度の推移、補強情報の受信状態を見ながら、安定してきたと判断できるまで待つことが必要です。


その後、いきなり本番データを取るのではなく、既知の位置や目視で判断しやすい場所で試し測位を行うと安心です。たとえば、すでに座標が分かっている点や、過去に取得した位置、現地で再現しやすい目印の近くなどで一度確認すると、機器設定のズレや記録方法のミスに気づきやすくなります。試し測位を省くと、その日の作業全体を誤った設定で進めてしまうおそれがあります。


本測位では、各点で機器姿勢を安定させ、測位状態の変動を見ながら記録します。移動直後や人の動きが大きい状態では値が落ち着かないこともあるため、記録の直前に一呼吸置くことが大切です。特に、同じ点を繰り返し取得したときの再現性を見ると、測位状態が本当に安定しているかを判断しやすくなります。1回だけの取得結果で安心せず、重要点ほど確認を厚くする意識が必要です。


取得後は、その場で簡単な確認を行います。点名、座標の並び、周囲との位置関係、想定範囲からの外れがないかを現場で見ておくと、後戻りのリスクを減らせます。現場を離れてから記録ミスに気づくと、再訪が必要になることもあります。高精度測位は取得すること自体よりも、取得した結果をその場で点検することが実務上の価値につながります。


最後に、事務所に戻ってからデータを確認する段階でも、座標系、記録日時、測点名、前後の整合性をチェックします。現場では正しく取れたつもりでも、出力設定やデータ変換で意図しないズレが生じることがあります。そのため、作業手順は現場で終わりではなく、データ確認まで含めてひとつの運用として考えるべきです。


現場で迷いやすい設定ポイント

CLAS測位の運用で特に迷いやすいのは、どの状態になったら点を取ってよいのか、どこまで待てば安定したと判断できるのか、現場条件が悪いときに作業を続けるべきか止めるべきかといった判断です。これは機器の説明だけでは分かりにくく、実務の中で悩みやすい部分です。


まず迷いやすいのが、測位開始直後の扱いです。画面上で位置が表示されていても、それがすぐに実務に使える品質とは限りません。表示されたから記録するのではなく、値の変動幅が小さくなっているか、測位状態が落ち着いているかを見て判断する必要があります。現場経験が浅いと、機器が反応した時点で作業可能だと思いやすいですが、ここで急ぐと再測が増えます。


次に迷うのが、空が少し遮られている場所でそのまま作業するかどうかです。現場では、理想的に空が開けた場所ばかりではありません。しかし、少し条件が悪い程度と、精度に大きく影響するレベルでは意味が違います。重要なのは、遮へいがある場所では、同一点を時間をおいて複数回確認し、再現性を見ながら判断することです。条件が悪いのに一度の結果だけで採用すると、見かけ上はそれらしくても後でズレが見つかることがあります。


高さの扱いも迷いやすい点です。現場では平面位置に意識が向きやすい一方で、高さ基準の確認が後回しになりがちです。しかし、設計照合や土量検討、断面確認などでは高さの整合が非常に重要です。平面だけ合っていても実務には使えない場合があるため、高さをどの基準で扱っているか、社内の図面や既存データとどう合わせるかを先に決めておく必要があります。


さらに、測点の命名や保存ルールも軽視できません。高精度測位の運用は、後で使える形で記録が残って初めて意味があります。点名が曖昧だったり、記録形式が担当者ごとに違ったりすると、せっかく取得したデータが活用しにくくなります。現場では測ること自体に集中しがちですが、実務で本当に差が出るのは、その後のデータ利用まで見据えた記録ルールです。


要するに、CLAS測位で迷わないためには、設定値を覚えるよりも、判断基準を持つことが重要です。安定した状態とは何か、記録してよい状態とは何か、条件が悪いときはどう確認を増やすかをチーム内で共有しておくことで、担当者によるばらつきを減らせます。


CLAS測位の精度が安定しないときの見直し方

CLAS測位を使っていて、思ったほど精度が安定しない、同じ場所で結果がぶれる、時間によって差が出ると感じた場合は、機器そのものを疑う前に基本条件を順番に見直すことが大切です。高精度測位のトラブルは複数要因が重なっていることが多く、ひとつずつ切り分けないと原因を見誤ります。


最初に見るべきなのは、現場環境です。衛星測位は上空視界の影響を強く受けるため、建物際、樹木の近く、斜面の下、車両や重機の近傍では不安定になりやすくなります。また、金属面や構造物の近くでは反射の影響も無視できません。こうした場所では、機器の能力以前に環境条件が厳しいため、少し位置を変えるだけで改善することがあります。現場で数歩移動するだけで結果が変わることもあるため、まずは測位位置の見直しを行うべきです。


次に、測位開始から記録までの待ち時間を見直します。作業効率を優先するあまり、安定化を待たずに記録しているケースは少なくありません。特に移動を繰り返しながら点を取る運用では、各点での落ち着き時間が不足しやすくなります。値が動いていないように見えても、内部的にはまだ安定途中ということもあるため、重要点では少し長めに状態を観察し、必要なら再取得する姿勢が重要です。


設定の見直しも必要です。測位方式、座標系、高さ基準、記録設定、端末との接続状態など、どれか一つでもズレていると、結果の信頼性が下がります。特に複数人で機器を使い回している場合、前回の設定が残っていることがあります。うまくいかないときほど高度な原因を考えたくなりますが、実際には設定の引き継ぎミスが原因だったということは珍しくありません。


さらに、既知点との比較を行うことが有効です。何となく不安定だと感じているだけでは判断できないため、既知の位置で繰り返し測り、どの程度ずれているのか、再現性があるのか、時間によって傾向が変わるのかを見ます。この確認を行うことで、偶発的な変動なのか、継続的なズレなのかを判断しやすくなります。感覚ではなく、比較で見ることが重要です。


それでも安定しない場合は、CLASを使う環境条件そのものがその現場に適していない可能性もあります。高精度測位は万能ではありません。重要なのは、無理にその場で結果を採用することではなく、条件に応じて作業方法を変える判断です。測位条件が厳しい場所では、場所を変えて補足する、後工程で再確認する、他の基準点と合わせて補強するといった考え方が必要です。精度が安定しないときに現場で大切なのは、意地でも使い続けることではなく、品質を守ることです。


CLAS測位を実務で活かすための運用の考え方

CLAS測位を実務でしっかり活かすためには、単発で使って終わるのではなく、社内の運用に組み込むことが重要です。どれだけ良い測位方式でも、担当者の勘に依存した運用では品質が安定しません。現場ごとに使い方が変わり、確認方法が人によって違う状態では、せっかくの高精度測位も十分に活かしきれません。


まず必要なのは、作業前確認の標準化です。機器の状態確認、設定確認、座標系確認、現場条件の確認、試し測位の実施、重要点の再測といった流れを、毎回同じ順番で行えるようにすると、トラブルが減ります。人は慣れると確認を省略しがちですが、高精度測位ではその省略がそのままデータ品質の低下につながります。標準手順を決めておけば、新しい担当者でも同じ品質で作業しやすくなります。


次に、用途別の使い分けを明確にすることです。すべての業務で同じ精度要求ではありません。概略把握で十分な場面、写真や記録に位置を持たせたい場面、施工管理に近い精度が必要な場面では、確認の深さも変える必要があります。CLASを導入したら何でも同じように測るのではなく、用途別にどこまで確認するかを決めておくと、効率と品質の両立がしやすくなります。


また、取得したデータをどう使うかまで考えることも欠かせません。測位は点を取って終わりではありません。図面への反映、現況確認、関係者との共有、比較資料の作成、将来の再測との整合など、取得後の活用を見据えて記録しておく必要があります。点名やフォルダ構成、写真との紐づけ、測定日時の残し方など、地味に見える運用こそ実務で効いてきます。


さらに、現場での成功体験だけでなく、失敗例も共有することが重要です。どの条件で安定しにくかったか、どの設定ミスが起きやすかったか、どういう場所で再測が発生したかをチームで蓄積していくと、CLASの使い方が現場に合った形で洗練されていきます。機器の機能説明だけでは補えない、実務ならではの判断基準が育っていくからです。


CLAS測位は、正しく使えば現場の生産性を高める強い手段になります。ただし、その価値は方式名ではなく、運用設計で決まります。誰が使っても迷いにくい状態を作れるかどうかが、導入効果を大きく左右します。


まとめ|迷わず使うには手順の標準化が重要

CLAS測位の使い方で最も大切なのは、方式の名前を知ることよりも、現場で迷わない手順を持つことです。どの機器を使うか、どんな設定項目があるかももちろん重要ですが、実務ではそれ以上に、どの順番で確認し、どの状態で記録し、どのように結果を確かめるかが品質を左右します。


CLAS測位は、広い空が確保しやすい場所や、機動力を重視した現場確認、簡易な位置取得、日常の測位業務において大きな力を発揮しやすい方式です。一方で、遮へいの強い場所や厳密な整合が必要な場面では、慎重な判断や追加確認が必要になります。つまり、使えるか使えないかではなく、どこでどう使うと強みが出るのかを理解することが重要です。


現場で失敗しないためには、作業前準備、設定確認、初期安定化、試し測位、本測位、記録確認という流れを毎回守ることが欠かせません。特に、表示されたからすぐ使うのではなく、安定した状態を見極めて記録する意識が、再測や手戻りを減らします。高精度測位はスピードと品質の両立が魅力ですが、そのためには標準化された運用が必要です。


現場の位置確認や簡易測量を、もっと身軽に、もっと実務に近い形で進めたいなら、機動力の高い測位環境を整えることが大きな意味を持ちます。LRTKは、iPhone装着型GNSS高精度測位デバイスとして、現場での位置取得や記録、共有を効率よく進めたい場面と相性のよい選択肢です。CLASを含む高精度測位の考え方を実務に落とし込みながら、現場で使いやすい測位環境を整えたい方は、日々の業務の中で無理なく活用できる運用方法としてLRTKもあわせて検討すると、簡易測量の実務がより進めやすくなります。


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