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盛土の数量を適切に算出するには、完成形の断面から全体体積を求めるだけでなく、施工管理上の区分も整理する必要があります。実際の施工では、使用する材料、まき出し厚、締固め機械、転圧回数、施工場所の形状などに応じて、施工条件を確認するための試験施工区間が設けられることがあります。この区間を一般区間と区別せずに扱うと、試験施工分の重複計上、材料配分のずれ、出来形数量と搬入記録の不整合が生じるおそれがあります。
一方で、試験施工区間は、試験後に必ず撤去されるものではありません。所定の品質が確認され、契約図書や施工計画上も支障がなければ、そのまま本体盛土の一部として扱われる場合があります。そのため、試験区間を分けることは、必ず全体数量から控除することを意味しません。体積計算上の範囲を明確にし、施工管理用の数量、材料管理用の数量、最終的な出来形数量を混同しないことが重要です。
この記事では、「盛土 体積 計算 方法」で検索する実務担当者を想定し、締固め試験区間を分けて数量を管理するための6つのポイントを解説します。断面法や面的な差分計算の考え方だけでなく、試験区間の境界設定、材料区分、施工層、構造物周辺の扱い、重複計上の防止、記録の残し方まで実務的に整理します。具体的な算定方法や数量の扱いは、契約図書、設計図書、施工計画、発注者との協議内容、適用する管理基準を優先して確認してください。

