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はじめに
建設や土木の現場では、測量作業は欠かせないプロセスです。しかし近年、熟練の測量技術者の高齢化や若手不足による人手不足が深刻化し、一人測量(「ワンマン測量」とも呼ばれる)への期待が高まっています。従来は2~3人のチームで行うのが当たり前だった測量を、先端技術によって一人で完結できれば、人件費の削減や効率化につながります。実際、一人測量が実現すれば人件費を大幅に削減できるだけでなく、従来通りの精度を確保しつつ作業時間を短縮することが可能です。本記事では、従来の測量手法と一人測量をコスト・精度・スピードの観点から比較し、スマートフォンとRTK-GNSSデバイス「LRTK」によって実現する新しい測量スタイルが現場にもたらすメリットを解説します。
人手不足が促す「一人測量」の必要性
土木工事や建設現場では、品質管理や出来形(できがた)確認のために測量が不可欠です。しかし、業界全体で人材不足と技術者の高齢化が進み、少人数で多くの現場を回す必要性が高まっています。とりわけ、経験豊富な測量士と補助者がペアになって行う従来の測量は、人員確保が難しくなりつつあります。ある現場では「測量できる人が足りないため作業待ちになる」といった問題も起きており、省人化への要求が強まっています。こうした背景から、従来は複数人で行うのが当然だった測量作業を

