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地中埋設管の維持管理を効率化:スマホ×ARで点検作業効率3倍に向上

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万能の測量機LRTKの説明

著者: LRTKチーム

上下水道、ガス、電力、通信などの地中埋設管は社会インフラに欠かせないライフラインですが、地中に隠れているため維持管理の現場では常に「見えない」ことが課題となってきました。図面や経験に頼って掘削しても、誤って配管やケーブルを破損すれば漏水・ガス漏れ、停電など重大な事故につながりかねません。実際、毎年全国で誤掘削による埋設管損傷事故が多発しており、その多くは埋設物の位置を正確に把握できていなかったことが原因とされています。では、見えない埋設管をどう正確に把握し、安全かつ効率的に点検・管理すればよいのでしょうか。その解決策として近年注目されているのが、スマートフォンAR(拡張現実)技術、そして高精度なGNSS測位(RTK)を組み合わせた新しいアプローチです。スマホ画面を通じて地中の管路をあたかも透視するように可視化できれば、現場作業の効率は飛躍的に向上します。従来比で点検作業の効率が3倍以上に高まるケースも期待でき、事故防止にも大きく貢献します。本記事では、地中埋設管維持管理の従来の課題と背景を整理した上で、スマホ×RTK×ARによる点検手法のメリットや活用シーン、具体的な技術ポイントを詳しく解説します。最後に、この新技術を手軽に実現するツールとしてLRTKによる簡易測量ソリューションもご紹介します。


地中埋設管の維持管理における従来の課題と背景

地中埋設管の維持管理では、従来から情報の不確かさ見えないリスクに悩まされてきました。工事の際には埋設した配管の位置や深さを測定して図面や写真に記録し、道路面にはスプレーで管の経路をマーキングするといった対策が取られます。現場ではその図面や地面のマーキングを頼りに、経験豊富な作業員が「この辺りに○○の管が通っているはずだ」と過去の記憶や勘を働かせながら掘削を進めるのが一般的です。また必要に応じて、金属探知器で管を探したり地中レーダー探査(GPR)で地下の埋設物を調べたり、試し掘り(試掘)で直接確認したりもします。こうしたアナログな管理方法により何とか安全を確保してきましたが、限界も明らかです。


紙の図面や口伝えの情報に頼る従来手法では、埋設管が複雑に交差する都市部ほど現場の実態と図面情報の食い違いが起こりがちです。長年にわたり改修を繰り返したエリアでは、古い台帳に載っていない管路が後から追加されていたり、図面上の位置と実際の位置がずれているケースも少なくありません。その結果、「ここには何もないはず」と思って重機で掘削した地点から予期せぬ配管が現れ、ヒヤリとする――そんな失敗事例も後を絶ちません。ベテラン作業員であっても、地下で何本もの管が立体交差する状況を頭の中だけで正確にイメージするのは困難です。台帳類の整備不足や現場での情報共有の断片化も重なり、埋設管の維持管理は属人的で不確実な作業になりがちでした。


誤掘削、台帳不整備による現場混乱と点検精度の重要性

地中埋設管に関わる事故はなぜ起こるのでしょうか。その背景には、埋設情報の不備ヒューマンエラーが複雑に絡んでいます。実際の事故報告では、「作業前打ち合わせで埋設物に関する指示が不十分だった」「古い図面を鵜呑みにして安全策を怠った」「埋設管台帳の記載ミスや更新漏れがあった」といった要因が指摘されています。特に複数の事業者が関わる工事では、情報共有の断絶が現場の混乱を招きがちです。水道・ガス・通信など各インフラの担当者がそれぞれ自分の管路図しか持たずに工事に臨めば、お互いの設備を誤って損傷するリスクは高まります。


また、ひとたび予定外の埋設物が露出すると現場は大きく混乱します。「この配管は一体何なのか?」「どの事業者が管理しているのか?」といった確認に追われ、工事は中断、周囲の安全確保や関係部署への連絡に時間を取られてしまいます。本来防げたはずの誤掘削が発生すれば、復旧工事や賠償対応など莫大なコストも発生します。このように現場混乱と事故リスクを防ぐためには、事前の正確な位置確認・点検が欠かせません。埋設管の位置や深度を数センチ単位で把握し、確実に現場に伝達しておくことができれば、掘削作業の安全性と効率は格段に向上するのです。言い換えれば、維持管理において点検精度を高めることこそが、誤掘削事故の防止とスムーズな現場運営の鍵を握っています。


スマホによる位置把握とGNSS/RTK技術の可能性

近年の測位技術の進歩により、スマートフォンが高精度の測位デバイスとして活用できるようになってきました。従来、数センチの測位精度を得るためには高価なGPS測量機器や熟練の技能が必要でしたが、今ではRTK-GNSS(リアルタイムキネマティック測位)の仕組みをスマホで手軽に使うことが可能です。RTKとは基地局からの補正情報を利用してGPS測位の誤差をリアルタイムに補正する技術で、誤差数メートルの通常GPSに対し水平・垂直とも数センチの精度を実現できます。スマホ単体のGPSでは埋設管を見つけるには心許ない精度でしたが、RTK対応の小型GNSS受信機を取り付ければスマホでも測量機器並みの位置特定ができるのです。


例えば、専用の小型RTKレシーバーをスマホ背面に装着し、補正情報サービス(基準局データや準天頂衛星のCLAS信号など)に接続すれば、1分程度でセンチ精度の測位が始まります。携帯電波の届かない山間部でも衛星からの補強信号を使って精度を維持でき、日本全国どこでも安定した測位が可能です。これにより維持管理担当者一人ひとりが「ポケットに高精度GNSSを携帯する」時代が現実味を帯びています。実際、スマホ画面には専門知識がなくても使えるシンプルな日本語UIで現在位置の座標や測位精度が表示され、誰でも直感的に操作できます。従来は2人1組で行っていた丁張りや杭打ち位置出し作業も、スマホをポールに取り付けて画面誘導に従えば一人で正確に位置出しできるようになります。つまり、スマホ+RTKという組み合わせは、現場での位置把握作業を劇的に効率化し、埋設管の位置特定や測量のハードルを大きく下げるポテンシャルを秘めているのです。


AR表示を活用した可視化と作業ナビゲーションの利点

RTKによる高精度な位置情報が得られれば、そのデータを基にAR(拡張現実)表示で埋設管を現地に可視化することが可能です。スマートフォンやタブレットのカメラ越しに地面を見ると、地下に埋まっているはずの水道管・ガス管・ケーブル類がCGモデルとなって地表に重ねて表示されます。まるで地面を透視して直接配管を見ているような映像が得られるため、作業者は「自分の足元の真下に何がどこを通っているか」を直感的に把握できます。例えば画面上に「この直下に直径200mmの水道本管が1本、深さ1.2mに埋設」「その奥に並行してガス管が走っている」といった情報がカラー表示されれば、誰の目にも一目瞭然です。図面と睨めっこして推測する必要はなく、現場にいながら見えない構造物を見える形で確認できる点がARの最大の強みです。


この視覚的な「見える化」によって得られる利点は数多くあります。まず、安全面では重機オペレーターや作業員全員が危険箇所を事前に認識できるため、誤掘削の防止につながります。掘削すべき範囲と避けるべき埋設物が映像で明示されるので、掘り過ぎによる損傷リスクを大幅に低減できます。また作業効率の面でも、図面上の寸法を現地に写し取る手間が省け、勘違いや思い込みによる無駄な掘削がなくなります。AR上のガイドラインに従って掘削位置をマーキングしたり、既設管から所定の離隔距離を保ちながら新設管を布設したり、といったナビゲーション機能も活用できます。経験の浅い作業者でも、ARに表示された指示に従うだけで適切な位置・深度に作業できるため、熟練者の勘に頼らずに済みます。さらに、現場で共有するAR映像は共通言語の役割を果たし、関係者全員の認識合わせが容易になります。「思っていた位置と違った」「伝え聞いた話とズレがあった」といった伝達ミスも防げるでしょう。このようにARによる埋設管の可視化とナビゲーションは、安全と効率の両面で従来にないメリットを現場にもたらします。


具体的な活用シーン

スマホ×RTK×ARによる埋設管点検は、上下水道から農業用水、ガス・電力・通信といった様々なインフラ維持管理の場面で応用できます。それぞれの分野で期待できる活用シーンの一例を紹介します。


上下水道インフラへの応用

上水道管下水道管の維持管理には、スマホ×AR技術が大きな威力を発揮します。水道管は老朽化による漏水事故が懸念されるほか、耐震化や更新工事も各地で進められています。こうした現場で、埋設管の正確な位置と深度をARで可視化できれば、掘削範囲の絞り込みや他埋設物との干渉チェックがスムーズに行えます。例えば道路下の古い水道本管を更新する際、AR上に既設の水道管経路や分岐位置、さらには並走する下水管の位置まで表示しておけば、新しい配管を適切な離隔を保って布設することが容易になります。事前に埋設物の“見える地図”を現場で共有することで、試掘箇所の選定も的確になり、無駄な掘削や配管探しに費やす時間が減少します。


下水道の分野でも、マンホール調査や管路更生工事にARが役立ちます。地表からは分からない地下の管径や勾配、経路をAR表示で把握しながら作業できれば、狭い路地での掘削や機材搬入の計画が立てやすくなります。特に、都市部では上下水道管が他のライフラインと混在して埋設されているため、ARで事前に位置関係を把握しておくことで交差部の損傷防止に効果を発揮します。水道局や下水道部門では、スマホによる高精度測位とARを組み合わせて配管台帳のデジタル化を進める動きも出ています。従来は紙や2D図面で管理していた埋設管情報を3Dで記録・共有することで、将来の点検計画立案や緊急時対応が格段に効率化されるでしょう。


農業用水路・管の維持管理への応用

農村地域の農業用水の管理でも、スマホ×AR技術は効率化に役立ちます。農業用水路には地中にパイプラインが埋設されている区間も多く、古くからの用水路網では正確な配管図が整備されていないケースもあります。地域の水利組合や自治体担当者が、手軽なスマホ測量で用水パイプの位置を把握・記録できれば、将来の維持管理が格段に容易になります。例えば圃場整備の際に既存の給水管を誤って破損しないよう、事前にスマホで管の経路をスキャンしてクラウドに保存しておけば、ARで現地に可視化して安全に掘削作業を進められます。


農村部ではGPS環境が良好なため、RTKによるセンチ精度測位も安定して活用できます。広大な水田や畑を横断する用水管のルートをスマホに表示しながら巡回点検すれば、埋設バルブや給水口の見落としが防げます。また、土中漏水が疑われる箇所でも、ARで管の経路を再現しておけば、ピンポイントで掘り返して確認することが可能です。専門の測量チームを呼ばなくても、現場の職員自らが簡易測量で資産情報をデジタル化できる点も大きなメリットです。高額な機器を新たに導入することなく、スマホと小型GNSS受信機だけで農業用水インフラの見える化を実現し、限られた人員でも効率的に管理できるようになります。


ガス管設備への応用

ガス配管は埋設インフラの中でも特に慎重な取り扱いが求められるライフラインです。ガス管を誤って破損すれば漏洩や爆発といった重大事故につながるため、工事現場では絶対に損傷を避けなければなりません。スマホARによる埋設管の可視化は、このガス管工事の安全対策に大きく貢献します。道路掘削や建築工事の際、事前にガス会社が提供する管路データをスマホに取り込み、ARで作業員全員に見える形で共有すれば、埋設ガス管の位置と深度を確実に把握した上で掘削手順を検討できます。重機オペレーターも、自分の目でガス管の走行ルートを確認しながら作業できるため、いつ手掘りに切り替えるべきか明確です。


また、ガス事業者側でも、管路工事の完了前にスマホで埋設深さや経路をスキャン・記録しておくことで、将来の維持管理に備えることができます。埋め戻し後でも、AR表示で正確な埋設深度が現地に示されるため、定期点検時に他工事業者へ注意喚起する際の資料としても有用です。プラスチック製のガス管は金属探知器では見つけにくいですが、ARなら色付きの仮想モデルがはっきり表示されるので見逃しがありません。さらに、ガス漏れ通報を受けて緊急出動する場合でも、現場でスマホをかざせば埋設管網図が即座に浮かび上がるため、バルブ閉止や漏洩個所の特定を迅速に行えます。ガス管の維持管理において、スマホ×RTK×ARは安全・迅速な対応を支える新たなインフラ管理ツールとなり得るでしょう。


電力・通信ケーブルへの応用

都市部では電力線や通信ケーブル類も地下に埋設されているケースが増えています。電力ケーブルを工事で切断してしまえば大規模停電、光ファイバーケーブルを誤って切断すれば通信障害と、社会への影響は甚大です。スマホARを使えば、道路下に巡らされた電力・通信線路網を事前に可視化できるため、掘削作業時の損傷リスクを大幅に低減できます。地中送電線は通常強力な警告表示シートなどで保護されていますが、ARで正確な位置と深度を示しておくことで、バックホウのオペレーターも掘削深さの管理に細心の注意を払いやすくなります。


通信ケーブルは非金属の管路内に収容されている場合、従来の検出器では位置特定が難しいことがあります。しかしARシステムにあらかじめケーブルルートのデータを登録しておけば、地上から正確な経路を把握できます。道路工事で複数の通信事業者のケーブルが入り乱れているような場合でも、各社の埋設位置を異なる色でAR表示することで、合同現地調整が円滑に行えるでしょう。電力会社や通信事業者にとっても、スマホで管線の3D記録を残し台帳に反映させるメリットは大きく、将来的な設備管理のDX(デジタル化)につながります。例えば、新規通信管路を敷設する際に既存の電力・水道管との離隔をAR上で確認しながらルートを策定できれば、設計ミスや施工トラブルを未然に防止できます。電力・通信インフラの地下埋設においても、スマホAR技術は安全確認と協調作業の強力なサポートツールになるのです。


点群記録、深度管理、重ね合わせ確認の方法と注意点

スマホ×RTK×ARをフル活用するには、正確な3D記録適切なデータ活用の手順を踏むことが重要です。まず、新たに埋設する管路や露出させた既設管は、点群スキャンによって詳細に記録しておくのが理想的です。LiDAR搭載スマホを使って配管と周囲の掘削箇所をスキャンすれば、管の位置・形状を示す高密度な点群データが数秒で取得できます。このときRTK-GNSSで測位していれば、点群には自動的に世界測地系の絶対座標(緯度・経度・高さ)が付与されます。取得した点群データはクラウドにアップロードして保存し、システム上で配管部分の3Dモデル(メッシュ)を自動生成します。こうして地中埋設管の正確な経路と深度がデジタルな形で永久に記録されるわけです。


記録した3Dデータは、維持管理台帳やGISに取り込んで資産情報として活用します。深度管理の観点では、点群モデルから任意の断面を確認して管の埋設深さや直径を計測することができます。周囲の地形や道路表面もスキャンされていれば、地表面から管頂までの深さも正確に把握可能です。後日このデータをAR表示することで、「地表下○m地点に管がある」という深度情報をラベル付きで現場共有できます。従来の紙台帳では深度の記録漏れや測定誤差が起こりがちでしたが、デジタル点群であればミスなく保存でき、縦方向の管理も万全です。


次に、記録データの重ね合わせ確認です。取得した3Dモデルを現場でAR表示し、実際の地物と比較することで、データの信頼性を検証できます。例えば、スキャンした管の仮想モデルが地上の既知のマーカー(マンホール蓋や仕切弁ハンドル等)と正しく対応しているか確認します。もしずれがある場合は、測位座標系の補正やモデル位置の微調整を行います。このキャリブレーション作業によって、AR表示の精度と信頼性が高まります。また、施工中であれば、設計図上の計画経路モデルと現場でスキャンした実際の配管モデルを重ね合わせて差分をチェックすることも可能です。ズレがあれば即座に修正対応でき、出来形検査にも役立ちます。


最後に留意点として、機器と環境への配慮も必要です。RTK測位を安定させるには、できるだけ空が開けた環境でGNSS受信を行い、トンネルや高架下など電波の届かない場所では測量基準点からの測距や他の補助手段と組み合わせると良いでしょう。スマホのARアプリも高負荷なため、バッテリー残量や端末の発熱に注意し、長時間の連続使用時には適宜休ませることが望ましいです。点群データは容量が大きくなる傾向がありますが、クラウド同期を活用して端末内の保存容量を圧迫しないようにします。さらに、3Dスキャン時は配管の全周囲が映るようにスキャン範囲を十分確保することが重要です。狭いトレンチ内でのスキャンでは、距離を取って複数方向から撮影し、途切れのない点群を取得するよう心がけます。こうした注意点を踏まえて運用すれば、スマホ×AR点検の効果を最大限に引き出すことができるでしょう。


維持管理データベースとの連携、クラウド共有の利便性

スマホで収集した埋設管データは、クラウドプラットフォームを介して即座に共有・蓄積できる点も大きな魅力です。現場で点群スキャンや測位を行うと、その結果(座標値、3Dモデル、現場写真など)がリアルタイムにクラウド上の維持管理データベースにアップロードされます。オフィスに戻ってからUSBでデータを転送…といった手間は不要で、現場と事務所が常に最新情報を同期できます。管理者はオフィスのPCからクラウド上のデータを即座に閲覧し、必要に応じて指示を出すことができます。例えば、ある道路工事で水道管を移設した場合、その日のうちに新しい管の位置座標と点群がクラウド台帳に記録されるため、翌日には他の担当者も更新情報を反映した図面で作業に臨めます。


クラウド共有によって、部門間・企業間の情報連携も容易になります。水道・ガス・通信など各インフラのデータを一元管理するプラットフォームを用いれば、合同工事の際に各社が個別に図面を持ち寄る必要もありません。皆が同じクラウド上の3Dマップを参照し、ARで確認できるため、調整業務に要する時間と労力が削減されます。また、クラウドには過去の点検履歴や補修履歴も蓄積されるため、経年変化の分析や計画立案にも役立ちます。デジタルデータは情報劣化しないため、10年後でも今と同じ精度で現場を再現でき、世代交代による知識の断絶も防げます。


さらに、クラウド経由なら権限管理を行いつつ外部共有することも可能です。共有リンクを発行すれば、協力会社やコンサルタントと大型点群データを簡単に共有でき、先方は高性能な専用ソフトがなくてもブラウザで閲覧・測定ができます。紙図面を郵送したりUSBメモリを手渡ししたりといった煩雑さが解消され、データに基づくスピーディーなコミュニケーションが実現します。このように、スマホで取得した現場情報をクラウドの維持管理データベースと連携させることで、組織全体の情報共有の質と速さが飛躍的に向上し、インフラ維持管理の効率化に直結します。


LRTKによる簡易測量の導入で現場DXを加速

ここまで紹介してきたスマホ×RTK×ARによる埋設管点検を、いざ自社の現場に導入しようと考えたとき、課題となるのが適切なツール選びです。最新技術とはいえ、使いこなすのに高度な専門知識が必要だったり、準備が煩雑では現場に普及しません。そこで注目されているのが、東京工業大学発のスタートアップが開発したLRTKというソリューションです。LRTKはスマートフォンに取り付ける小型のRTK-GNSS受信機と専用アプリから構成され、誰でも簡単にセンチメートル精度の測位と点群計測、そしてAR表示による現場確認を行うことができます。


例えばLRTKの受信機「LRTK Phone」は重さわずか150g程度で、磁石でスマホ背面に装着すれば即座に高精度測位が始まります。スマホ内蔵のLiDARとカメラを活用して、周囲をスキャンするだけで高精度な3D点群をクラウド上に生成でき、取得データはワンタッチで共有・閲覧が可能です。難しい設定や専門ソフトは不要で、測量やAR経験のない方でも直感的に操作できます。埋設管の位置出しから出来形の記録、さらにはARによる施工ナビゲーションまで、LRTKだけでスマート施工の一連の流れを完結させることが可能です。


こうしたデータ駆動型のスマート施工は、国土交通省が提唱する*i-Construction*やインフラDXの流れにも沿ったものです。現場作業が経験と勘頼りからデータ主導に変わることで、品質不良の削減や手戻り防止につながり、ひいてはインフラ維持管理に係るライフサイクルコストの縮減にも貢献すると期待されています。すでに建設業や自治体の土木部門でも導入が進みつつあり、「現場のDXを促進する万能測量機」として注目されています。インフラ維持管理に携わる皆様も、この最先端ツールを活用して「見えないものを見える化」し、安全かつ効率的な現場管理へと踏み出してみませんか。LRTKによる簡易測量に興味を持たれた方は、ぜひ[LRTK公式サイト](https://www.lrtk.lefixea.com/)で詳細情報や導入事例をご覧ください。スマホ片手に始められる新時代のインフラ点検手法で、貴社の現場業務も大きく飛躍することでしょう。


LRTKで現場の測量精度・作業効率を飛躍的に向上

LRTKシリーズは、建設・土木・測量分野における高精度なGNSS測位を実現し、作業時間短縮や生産性の大幅な向上を可能にします。国土交通省が推進するi-Constructionにも対応しており、建設業界のデジタル化促進に最適なソリューションです。

LRTKの詳細については、下記のリンクよりご覧ください。

 

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こちらのお問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。ぜひLRTKで、貴社の現場を次のステージへと進化させましょう。

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