top of page
送電線点検では、電線そのものや鉄塔、支持物、碍子、金具類に目が向きやすい一方で、標識球や保護線に相当する線状部材の状態確認も重要な点検項目です。標識球は、航空機などから送電線の存在を認識しやすくする目的で設置されることがある設備です。保護線については、事業者や現場によって呼び方や対象範囲が異なる場合がありますが、ここでは電線、設備、周辺工作物との関係を踏まえ、接触や干渉の抑制、設備保護、保安上の確認対象となる線状部材を広く指すものとして扱います。いずれも送 電機能を直接担う主設備ではないように見えても、破損、脱落、位置ずれ、視認性低下、固定部の緩みなどがあると、保安上のリスクや補修判断の遅れにつながる可能性があります。
目次
• 送電線点検で標識球や保護線を確認する意味
• ポイント1 標識球の設置位置と見え方を確認する
• ポイント2 標識球の破損や劣化を細かく見る
• ポイント3 固定部や取付金具の緩みを見落とさない
• ポイント4 保護線のたるみや接触リスクを確認する
• ポイント5 周辺環境の変化と干渉条件を確認する

