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太陽光発電所で発電量増加を考えるとき、パネルの汚れ、影、劣化、ストリング異常、通信停止などに目が向きやすいです。しかし、実務ではPCSの換気状態も見逃せない確認対象です。PCSは直流電力を交流電力へ変換する重要設備であり、内部には発熱する部品が多くあります。換気ファンや吸排気経路が十分に機能していないと、盤内温度が上がりやすくなり、保護制御、出力制限、部品寿命の低下、停止リスクにつながる場合があります。
発電量増加を狙うという視点では、単に「故障してから交換する」のではなく、「高温による出力低下や停止を事前に減らす」ための点検が重要です。特に夏場、日射が高く本来なら発電量を伸ばしたい時間帯に、PCS側の温度上昇で出力が抑えられると、発電機会を逃すことになります。PCS換気ファンの点検は、設備全体の発電効率を守るための地味ですが実務的な改善ポイントです。
目次
• PCS換気ファンが発電量増加に関わる理由
• 点検項目1:吸排気経路とフィルターの詰まりを確認する
• 点検項目2:ファンの回転音・風量・停止履歴を確認する
• 点検項目3:盤内温度と出力抑制の関係を確認する

