top of page
道路、造成地、河川施設、農業土木施設などの工事では、計画地盤と現況地盤の差から切土量と盛土量を算出します。しかし、施工範囲に排水管、給水管、下水管、電線管、集水管、暗渠排水管などの管路が含まれる場合、地表面だけを比較した切盛計算では、実際の掘削量や埋戻し量を正確に把握できません。
管路の施工では、計画地盤を形成した後に溝を掘削する場合もあれば、造成と並行して管路を敷設する場合もあります。さらに、掘削した土をそのまま埋め戻せるとは限らず、管周囲には砂や砕石などの購入材を使用し、発生土の一部を場外搬出することもあります。そのため、管路埋設部の数量を切土・盛土の体積計算へ反映するときは、単純に掘削断面積へ延長を掛けるだけでは不十分です。
この記事では、管路埋設部の掘削量と埋戻し量を切盛計算へ反映するために確認したい7項目を解説します。設計数量、施工計画、土砂運搬計画、出来形管理の間で数量が食い違う原因を整理し、重複計上や控除漏れを防ぐための考え方を紹介します。
目次
• 管路埋設部を切盛計算へ反映する必要性
• 項目1 管路施工の基準面と計算時点を統一する
•

